大橋むつおのブログ

思いつくままに、日々の思いを。出来た作品のテスト配信などをやっています。

高校ライトノベル・タキさんの押しつけ映画評・99『アカデミー賞決定』

2016-11-20 06:10:01 | 映画評
タキさんの押しつけ映画評・99
『アカデミー賞決定』


この春(2016年4月)に逝ってしまった滝川浩一君を偲びつつ


これは、悪友の映画評論家・滝川浩一が個人的に身内に流している映画評ですが、もったいないので転載したものです。


実は少々「良かったね」ってのと「ええ~〓」ってのが混ざってます。

 今年はアカデミーに先立つ各賞決定の結果から“作品”“監督”以外は鉄板でしたから予想通りというより予定通りの顔ぶれです。あえて言えば“アメリカン・ハッスル”“それでも夜は明ける(コノ「ホウダイ」ドナイカシテクレ)”の助演女優賞の争い位ですか。

「風立ちぬ」が惜しかったなんぞと言う方がおられますが、これは相手になる訳が無いんです。駿さんはアメリカでも最高に尊敬される監督ですが、なにせ「アナと雪の女王」はアメリカ社会現象的ヒット、劇中の主題歌を知らない奴はアメリカンじゃないってぐらいです。これは素直に脱帽いたしましょう。
「ダラス・バイヤーズクラブ」はなんとか見に行って来ます。“12years a slave (それでも夜~)”は来月までおあづけで、今はなんともコメントできません。

 まあ、予想段階から“ウルフ オブ ウォールストリート”の無冠は判っていたのですが“アメリカン・ハッスル”の無冠は残念です。オスカーがゴールデングローブのようにドラマ/コメディに別れていれば……いやいや、繰り言であります。
 作品賞が最大10作品ノミネートに成っている事で良しとしましょう。これが5作品だけだと“グラビティ”は弾かれた可能性がありますからね。 まだ公開されていないからなんとも言えないのが“her”の脚本賞、コンピューターと恋に落ちる男の物語……こりゃあ公開が待ち遠しい。
 心からおめでとうと言いたい! マシュー・マコノヒーの主演男優賞、彼はまだまだ二枚目で通用するのに20キロ減量して末期エイズ患者を演じた。思えば'13年のキャリアはずっとインディーズ作品、大ヒットはないが限定公開から必ず拡大公開になった。“ダラス~”にずっと関わってメジャー作品に出る時間が無かったのかもしれない。兎に角努力が報われた、本当におめでとうございました。
 ウルフ オブ ウォールストリート/アメリカン・ハッスル/キャプテン・フィリップス/ネブラスカ/あなたを抱きしめる日まで/8月の家族たち……半分はまだ未公開ながら素晴らしい作品である事は間違いない。

 今年ほど未公開作品だらけで こんな原稿を書いた事はない。一つには試写会に行かないせいではあるが、少なくとも1/3以上はまだ試写会すら開いていないはず……もう言いませんが 何が言いたいかお分かりいただけると思います。 今年のアカデミーを見ていて、ショーアップが足りなかったのが少々不満です。本年のノミネート作品賞の内、なんと6作品が実話とあってイジリ難い部分があったんだとはおもいますが そこをなんとかするのがアメリカンのショウマンシップですよね。
 今年はユダヤも政治色も感じられず、その点スッキリしていたのですが……あんまり地味に過ぎると、いつぞやみたいに視聴者離れが起きます。
 とは言え、無事に86回も終わり、すでに87回に向けてのレースが始まっています。来年に向けては、もう一つのパターンが出ていて、それは宗教です。キリストの生涯/ノアの方舟が既にラインに入っています。

 来年は俄然きな臭くなるのかもしれませんねぇ。

ジャンル:
小説
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 高校ライトノベル・音に聞く... | トップ | 高校ライトノベル・乃木坂学... »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

映画評」カテゴリの最新記事

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
ブログ作成者から承認されるまでトラックバックは反映されません。