大橋むつおのブログ

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高校ライトノベル・タキさんの押しつけ映画評・64『パシフィックリム/ 少年H/ワールドウォーz』

2016-10-16 05:56:40 | 映画評
タキさんの押しつけ映画評・64
『パシフィックリム/ 少年H/ワールドウォーz』


これは悪友の映画評論家・滝川浩一が個人的に流している映画評ですが、もったいないので転載したものです。

『パシフィック・リム』

 監督の異常者とも言える『日本の怪獣・巨大ロボ特撮&アニメ』に対するオタク愛がひしひしと伝わって来ます。
 これは『指輪物語』に注がれた情熱と全く同じ愛情と執念です。とは言え、毎度の繰り言から始めなければならないのが残念至極……まず、3Dは絶対ダメです! 2Dを見ましたが、全編 殆ど夜か海底が舞台、要するに暗いシーンが大部分なので、3Dにすると更に暗くなる、コンピューター後処理だと真っ暗になるんやないですかねぇ。

 もう一つ、殆ど吹き替えしかやっていない〓〓 一カ所 字幕上映を見付けたが、3Dとカップリング。役者の演技の出来が計り辛い。ハッキリ 上手いと言えるのは、芦田愛菜の泣きと菊地凛子くらい、その菊地凛子の吹き替えを別人がやっているし、怪優ロンの吹き替えがケンコバ……ケンドー小林が悪いとは言わんが、ロン・パールマンの吹き替えは荷が重かろう。
 吹き替えのキャスティングは 日本側の配給の責任、デル・トロの情熱が理解されていない、世界中のどこよりも日本に向けて発信されているのに…情けなさに泣けてきますわい。
 デル・トロはアニメ等の作品に限らず、柳田理科雄の科学解説にも通じている。それは巨大ロボのコックピットや操縦士が二人なんてな所から見て明らか。
 演技うんぬんに関しては字幕スーパー版を見るまでペンディングにしておきます。我々がかつて「ゴジラ」や「マジンガーZ」を見た時の気持ちを思い出して見て下さい。それだけの価値はあります。

『少年H』

 取り敢えずは、さすが古沢良太の仕事だと褒めておきます。あの、どうしようもないでたらめ史観の原作を、ようもここまで大東亜戦争当時の親子ドラマに収束させたもので、お見事!
 とは言え、今まで腐るほど見せられた戦争ドラマのステレオタイプ、大して新し味はない。登場人物もステレオタイプだし、演技に見るべき所もない。僅かに妹/好子を演じた花田優里音の表情が生きていた位、肝心のH役 吉岡竜輝がまるでダメ。水谷/伊藤の父母もリアリティ無し。
 まぁ、そこん所は原作の底の浅さとデタラメ加減に有ると思われる。古沢の台本はそれなりの出来だと思うが、監督が原作のテイストにこだわったのだろう。ラスト近くになる程、Hが叫び始める。これなら最初から原作通りに作った方が、少なくとも左翼連中から喝采を受けただろうに。兎に角、古沢良太君 ご苦労様でございました。

『ワールドウォー Z』

 ブラッド・ピット主演作品として初めての1億$超(もうちょいで全米2億$に届く) いわゆる「ゾンビ物」と「パンデミッククライシス」のミックスではあるが、見事なストーリーテリングと小気味よいテンポの演出である。設定、撮影共に斬新かつリアル、余計な事はもういいません、兎に角 映画館にGO! 見応え保証します。

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