大橋むつおのブログ

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高校ライトノベル・タキさんの押しつけ映画評・63『ローンレンジャー』

2016-10-15 06:00:51 | 映画評
タキさんの押しつけ映画評・63
『ローンレンジャー』


この春(2016年4月)に逝ってしまった滝川浩一君を偲びつつ

 これは、悪友の映画評論家・滝川浩一が個人的に流している映画評ですが、もったいないので転載したものです。


こらぁ 当たりまへんわ、こいつは「ローンレンジャー」ではなく「トント」ですね。

 見に行くなら、絶対信頼出来る友人(映画の最中 絶対眠らない人)と一緒に行って、あなたはさっさと寝ちゃいましょう。ほんでラスト30分の列車アクションで起こして貰って下さい。本作はそこしか見る所が有馬線。
 2億5千万$かけて作って全米ボックスから2週で脱落、6千万$稼いだかどうか、大赤字! ディズニープロにとって去年の「ジョン・カーター」の二の舞。ブラッカイマーも一体何を考えて製作したのやら。前半、中盤 呆れかえって見とりました。
 この大失敗、誰に一番責任があるかっちゅうたら、そら、ブラッカイマーもデップも逃げられませんが、やっぱり監督のゴア・ヴァービンスキーに一番責任がおまんなぁ、極刑決定でおます。パンフレットの製作インタビューが総てを物語っています。
 この記事、100%否定します。もう一々反論を書けない位、思い違い・勘違い・センス無し……書きようが有馬線、嗚呼~。
 この映画から『アメリカの法制度の変化』『マスクマンの歴史』『ウェスタン映画の変遷』……語れる事は山程あるが、こんだけ無茶苦茶されると何にも語れない。去年でしたっけか、セス・ローゲンが「グリーンホーネット」で大失敗をかっ飛ばしましたが、本作も全く同じです。この二作には繋がりがあります。どちらも同じ作者によるラジオドラマ(1930年代~50年代)であり、ホーネットことブリット・リードはローンレンジャー/ジョン・リードの又甥だという設定(後に権利関係の捻れでこの設定は無くなった)でした。そして、新作を作ったセスもゴア(この名前にロクな奴がいない、アメリカの元副大統領やらマグマ大使の敵役やら)も同じ間違いを犯している。
 問題は二人とも これが現代のリアルだと信じ込んでいる事で…不幸やなぁ。ゴアは名監督だって事になっているが、これがまず勘違い。「パイレーツ」3作の監督ですが、シリーズ代一作は退屈な作品でした。当時も「現代的でリアルな海賊」を作ったと大いばり、もっとスペクタクルに徹したらシリーズ化出来るっていう製作サイドの判断で続編が作られ、まぁそこそこにヒットはしたのですが、巨額の製作費からすると必ずしも納得できる稼ぎじゃない。だから、第三作は製作費5千万$ダウン、最新作は更にダウン……日本の配給会社の宣伝だと、どんだけヒットしてるんやと思いますが、実際には結構綱渡りしています。
 ゴアにとっての不幸は、パイレーツ3と4の間に監督したアニメ「ランゴ」がアカデミーを取った事で、このせいで彼の勘違い病は更に進行してしまった。ランゴはアメリカではヒットした(何でか解らん)が世界興行では大ズッコケ、通常 監督起用する時にこんな人は躊躇するんですが、ゴアにはスペクタクルシーンを撮らせると超一級という顔もあるので、これがプロデューサーの背中をおすんでしょうねぇ。
 上映している部屋は一番小さい部屋、ハナから当たらんと思われてます(まぁ日本でもコケますやろ) ほんまにガッカリです。ここらでやめますわ。

 あっと、一つだけ、ラスト30分のアクションだけは必見です。そこだけ見たらサッサと席を立ちましょう。タイトルロールに画が付いてますけど、見る価値有馬線。ちゅう事はレンタルディスクでアクションだけ見て返したらええっちゅう事でござります。

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