田中良平 切り絵・切り紙制作所

Ryohei Tanaka`s Killer Cuts&Killing Shapes

田中良平・新年の抱負2013 おめでたピカソ

2013-01-04 13:03:59 | 自己紹介


改めまして、こんにちは。おめでとう。

再び、静かに、自己紹介。

してるつもりが落ち着かない。

2013年、1月4日の何曜日?

金曜日。

ほら、いや、マジわかんないから。

とか、雑音を入れてしまう。

勝手に話してしまう。

制御がきかない、わけでもない。

それを、スタイルということも出来る。

後は、タイミングとアプローチ。

「スタイルこそすべて。」というダイアナ・ヴリーランドという人の意見に賛成。

アーティストとして理想はピカソ。
スタイルが近いのもピカソ。

つまり量。
圧倒的な量。

量をこなすことでしか、見えない領域がある。

つまり、ピカソほどこなせばピカソくらいにはなる。

ピカソが巨人「パブロ・ピカソ」になったのは、
なれたのは、やっぱり時代のタイミングと運命の車輪のかみ合わせ具合。

個人の力でどうこう出来るものでもない。

誰もが美術史の上でアイコン的に輝く「パブロ・ピカソ 1881~1973」
になれるわけではない。
たまたま、あのスペイン人の画家の伜に当たった。

いいタイミングで、いろいろいい人に会ったりしたんだ。
ラッキーである。

ラッキーだけど、その幸運はそもそも、
本人が動かなければ手に入らないものなので、
動かんといかん。

おそらく、
彼がしたことは遅かれ早かれ誰かがやっていた。
キュービスムだってあの時代のどこかの誰かが、
「あ!俺もこんなん考えてたんだよな~。」
って、思ってるに違いないのだ。
ブラックは別にピカソになりたかったわけでもないのだから、あれでいいのだ。

ピカソのキャラは安心だもんな。

世界がどうなろうとも、あの人は確実に何かつくってると思える安心感。

「も、ほっときゃいいのよあの人は。(笑)」みたいな。

その点で北斎とも一緒。
ピカソも画狂人。

描かずにはいられない。

俺が「ピカソほどこなせばピカソくらいにはなる。」と言うのは、
有名人ピカソではなく、一介のアーティストとしてのピカソ。

スキルとテクニックとやり方。

あの人のやり方は踏まえることが出来る。
上手いけど、超絶技巧の人ではない。
「やりゃあ出来るんだけど、あんまりオモシロクなーい。」
と、思ってたはずだ。

ピカソのやり方とはつまり、つべこべ言わずたくさん作るということ。
どんどん進む。

も、それしかない。
単純。
とにかく、描く、創る。

だから量。
そして量。

ある量を超えると、段々見えてくる。

見えなかったら超えてない。

何が見えるかは、その人次第。
もしかしたら見えないということがわかるかも。

あと、
とにかく描くというやり方は、逃げやすくていい。
とにかく描けばいいのだから。

紙に線、または点。

でもいい。

考えなくていい。

花や動物など具体的な「何か」を描かなくていい。

手が無かったら、足で。
足が無かったら、口で。

描けばいい。

とりあえずしるし。
なんとなく線。

グチャグチャグチャーもよし。

少し大きくなってからやってないでしょ、グチャグチャグチャー。
けっこうオモシロイ。

それをしばらくやってると、なんか描きたくなったりするのでそしたら描く。

楽しく描く。

閑話休題。

やはり量を描くと上手くなります。

加えて、
積極的にいろんなもの見て、聞いて、読んで、触って、匂いを嗅いで、
泣いて、笑って、愛して、食べて、飲んで、味わって、楽しんで、ちょっと考えて、
悔しかったり、悲しかったり、嬉しかったりするとなんか、ああ、と思います。

構図だって、色だって、なんかしっくりくる場所が見つかります。

自分にとってイイ感じの位置がなんとなくわかります。

いっぱい描くと。

ピカソの絵を前にして、
ピカソの気持ちをわかろうとすると、
伝わる。届く。

気持ちと、想いが伝わる絵。

怒ってたり、楽しかったりする。

ピカソは女ったらしかもしれないが、
その時一緒にいた女の人を描いた絵は、
やっぱりその人のことがとても好きだという気持ちが伝わる。

子供たちを描いた絵もそう。
愛しいという気持ちが無ければ描けないものが多い。

わかんない人もいると思う。

俺が絵を描く人なので、理解しやすくなってるのかもしれない。

気持ちと、想いが伝わる絵。
ま、ピカソはほとんどそれしかないけどね。

その点で北斎と違う。
気持ち的に、
北斎は観察者、勉強好き。
ピカソはダダ漏れ。
ちなみにマティスは一番気持ちイイとこに持って行きたい人。

そんな感じのピカソに近いのが田中良平という作家です。
ダダ漏れくん。

ピカソから「有名」を引いたときの人間になりたいかっつーと、
俺は、けっこうなりたい。
おそらく、途中からピカソもそう思ってたはず。

でも、ちょっと有名にもなってみたい。
お金がある程度沢山、手元に入ってくるという経験もしてみたい。

とりあえず、親に安心感を与えたい。
親という生き物の性分として完全な「安心」などしないのだろうが、
「ま、一応コイツはこれで大丈夫そうだな。」くらいの安心感は、
やつらが生きている間に与えたいではないか。

アーティストという職業の人として。

なので、

僕はピカソになります。

棟方志功が「わだばゴッホになる。」なら、

僕はピカソになります。

ピカソのスタイルを踏まえます。

これから、そういう田中良平になります。

よろしくお願いします。


あと、ピカソに加えて参考にしている人たちは、上位から

奥田民生
高野文子
梅田ユミ
宮崎駿
岡本太郎
クリストファー・ウォーケン
コーエン兄弟
タランティーノ
電気グルーヴとかスチャダラパー
志ん生

な、感じでしょうか。
影響受けてるトモダチは別枠ですな。


もう一つ、
2013年当面の目標は、
俺を、オモシロイと思ってくれる、
俺が、オモシロイと思える女性に会って、
二人である程度の時間楽しく過ごしたい。

有り体にいえば、彼女が欲しいということなんですがね。
もー、ほんとこっち方面はマジで、ピカソも糞もない。
去年は一時期、自分はホモなのだろうかとちょっと悩んだぞ。
ってか、男の人も好きにはなるが別に、だ。

女の子のことが知りたい。
もうちょっと、詳しく。

どうすんだ。
どうすんだよ、俺、コレ。
36歳にならんとする、この巳年の歳男が、
彼女の一人もいない、いた事がないっちゅーのは由々しきことですぞ。
もったいないと思っていただいて結構です。
ってか、セックスしたい。

なんちゅーダダ漏れ感。アホだ。

こじらせてるというのが一番近い。

さすがにまっさらなDTというわけではないのだが、
いままで、2回あったアレは俺の意識ではあんまりちゃんとしたセックスではなかった気がする。

まぁ、アトピーでステロイド断ちをしてリバウンド状態になってた
20代後半から30代前半は今考えても無理だったと思うが。
今はまぁまぁなので、したい。

どういう自己紹介だ。

言ってりゃ叶うでしょ。

えーと、長くなりましたが、そんな感じです。
なんだこれ。


ことしも、よろしく。

ゴパカキュ!(ペットボトルを潰す音)


あイらぶゆウ、
良平