Hell-sing@宇宙戦争

この記事は『宇宙戦争』の物語についてのみ触れるものである。
で、要するに皆さん後半の展開がご不満なのだろう。
ていうかティム・ロビンスの存在が意味不明なのだろう。
それは分からないでもない。
おれも最初はさすがに首を傾げた。
でもそれは、そもそも原作のドラマツルギーを取り違えていたに過ぎない(原作を読んどけってことではない)。
実は、H・G・ウェルズの原作にはさらに原作があるのだ。
結論から言うと、ティム・ロビンスの役はヴァン・ヘルシング教授である。
つまり、ウェルズが参照した小説というのは、ブラム・ストーカーの『ドラキュラ』なのだ。

『ドラキュラ』の物語とはどんなものだったか?
それは、「太古の眠りから目覚めた吸血鬼が人間の血を求め彷徨う物語」であり、「弱っちい主人公がヘルシング教授の助けを得てひとりの女性をその毒牙から守り、最後にはドラキュラを滅ぼす物語」である。
さらに、どちらも主人公の主観によって綴られている。
違うのは、ヘルシング教授のとこだけだ。
逆に言えば、ウェルズはヘルシング教授のキャラ設定だけを変更したのだ。
『宇宙戦争』に登場するのは、賢者ヘルシングではなく、狂ったヘルシングである。
『ドラキュラ』のヘルシング教授は、確かにドラキュラを倒した。
しかし、彼は自らの力でドラキュラを倒してはいない。
ヘルシング教授は、太陽の下に吸血鬼をおびき出しただけである。
彼は、人間の力ではなく、自然の力でなければ吸血鬼を葬り去ることはできないことを知っていた。
が、『宇宙戦争』の狂ったヘルシングは違う。
「おれたちの力でも奴らを倒せるはずだ!ガンガンいこうぜ!」とくる。
もはや世界に賢者はいない。
目の前には狂ったバカだけ。
だから、主人公はヘルシングを殺す
ウェルズは、この変更から物語を膨らませ、ホラーをSFに翻訳してみせた。
素直に「すげー」と思う。

スピルバーグの映画は、原作に極めて忠実だ。
ウェルズの原作にも、『ドラキュラ』にも忠実だ。
吸血星人は、人間の手では絶対に倒せない
その前提がなければ、『宇宙戦争』の物語は破綻してしまう。
宇宙人侵略ものである以前に、これは神をも恐れぬ人間の傲慢を根底に置いた物語なのである(偶然だが、同時期公開がさんざん話題になった『シスの復讐』も同テーマだった)。
「人間が知恵を振り絞って宇宙人を倒す展開」を望んでいた人が多いことは知っている。
が、スピルバーグが選んだ題材は、そもそも「人間にそんな知恵はもうない」という極めてシビアなものであったのだ。

おれは『ミュンヘン』の最後の記事で『宇宙戦争』をスピルバーグのベスト1に挙げた。
今もそう思っている。
ブレーキの壊れたジェットコースターのような前半は言わずもがな、中盤から後半にかけてもものすごい。
死体が次々と流れていく黄泉の川
画面いっぱいに突如出現する幽霊列車
丘の向こうで行われた大戦闘から無傷でぬっと姿を現すトライポッド。
トライポッドから逃げるのではなく向かっていく鳥の群れ
拳銃を巡る暴動。
自然の力の前に宇宙人が滅び、それをわけも分からず呆然と見つめる人間たち。
そして、父親としての任務をまっとうしたにも関わらず帰る場所のない主人公
どれもこれもただごとではない。
さらにもうひとつ、絶対に忘れてはならない事実。
『宇宙戦争』の劇中時間はたった48時間なのだ。
ひとつの種の存亡をかけた濃密な2日間。
人類は、救われたのでも何でもない。
壮大な自然のサイクルの中で、ただ偶然生き延びただけだ。

業務報告
●本当に単なる偶然ですが、『ドラキュラ』の本文最初の文が「五月一日、午後八時三十五分にミュンヘンを発ち・・・」となってますね。
偶然は怖いです。
●以下、『ドラキュラ』前文を転載。
「以下の文書がどのようにして配列されるに至ったかは、当の文書を読めば明らかになる。
後に明らかになる展開に対しては矛盾しかねない物語も、純然たる事実として呈示されるべく、不必要な説明は一切取り除いてある。
記憶違いが生じるような回想体の叙述は、全体に渡り皆無である。
なぜなら、ここに選ばれた記録体はすべて厳密に即時的なものであり、記録をした者が、自らの視点から、確実に知り得る範囲内で行ったものだからである。」


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コメント ( 14 ) | Trackback ( 21 )
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コメント
 
 
 
*こんにちは~ (ダーリン/Oh-Well)
2006-03-28 14:59:21


★ryoddaさん、



しかと拝読させて頂きました。



吸血鬼とヘルシング教授…、

“トライポッド”に吸血鬼を辛うじて想起することは出来ても、

流石に、あの獲物の生き血を吸い取る光景を目の当たりして愈々気が振れてしまうオグルビーにヘルシング教授を重ねることは、僕などかないませんでした。



不意に、オグリビー、呆気ないラスト、あの長男坊の描写の尻すぼみ感等等々、

批判の多い部分を含め、もう一度自分なりに見つめ直してみたい欲求が生じて来ています。



>『ドラキュラ』の本文最初の文が「五月一日、

>午後八時三十五分にミュンヘンを発ち・・・」



おおっ...



***



実は、数日前に高額の方の/2枚組みの方の^^本作DVDを思い切って購入したばかり。

その後、まだ鑑賞していないのですが、今回TBを頂きスリリングな文章に触れ、背中を押された思いです。



僕は、本作の劇場公開中には2度のスクリーン鑑賞にとどまったのですが、しかし、何にせよ、映画館であと1度は鑑賞しておくべきだった!



それではまた!

 
 
 
DVD (ryodda)
2006-03-28 16:33:19
特典付きのほう、自分も買いましたが、メイキングが見応え十\分でした。

スピルバーグの演出ってほんとに段取りだけ教えてあとはお任せって感じで、相変わらず的確&早すぎだなあと。

本編も、DVDで観ると音の設計がすごくて何度観ても狂喜しちゃいます。

最鑑賞では、後半や細かい演出の良さが一層際立って感じられました。

カメラの角度や寄り・引き、カットの長さ、照明の当て方など、本当に基本的なことなんですが、巧すぎて逆に引きます。
 
 
 
Unknown (メビウス)
2006-03-28 23:04:57
こんばんわ♪TB有難うございました♪



この映画にここまで根深いものがあったとは驚きです。ドラキュラが本作のルーツみたいなものだというのにも、レヴューを見ると納得できる気がしますねー♪

自分はやはり表面上でしか観ていなかったことが良く分かります・・(^^;)

 
 
 
表\面 (ryodda)
2006-03-29 05:37:34
だけで観ていいと思うんですけどね、映画は。

あんまりストーリーがダメだっていう人が多いもんで書いちゃいました。

『インデペンデンスデイ』のほうがマシ、なんて言われると困ってしまいます・・・
 
 
 
TB、感謝です。 (カゴメ)
2006-03-29 08:21:18
TB、ありがとーございました!

私のレビュー、エコーさせてくらさいませ!
 
 
 
どうもです (ryodda)
2006-03-29 09:32:19
カゴメさん、コメント感謝です。

カゴメさんは否定派ですが、あえてTBさせてもらいました。

カゴメさんのご意見で気になったのは、「ストーリーの陳腐さ」と「今の目の肥えた観客」という部分です。

ストーリーの優劣というのは「パターン」で決まるものでしょうか?

新しいパターンを考えたとしても、それが表\現するものが陳腐ではどうしようもないように思います。

そして、自分は今の観客の目が肥えているとはまったく思いません。

映画は、市場のニーズや観客の欲求を満たすためのものではないと思います。
 
 
 
TBありがとうございました (ミチ)
2006-03-29 17:22:13
こんにちは♪

ティム・ロビンスの役がいまひとつ分からなかったのが、ちょっと納得いたしました。

そういえばたった48時間の攻防だったのですね~。

そして

>父親としての任務をまっとうしたにも関わらず帰る場所のない主人公

ラストのトム・クルーズの顔を思い出します。
 
 
 
いつもありがとございます、 (ryodda)
2006-03-29 17:41:47
ミチさん。

この映画だけで無限に書くことがあるくらいなんですが、今回は話とキャラだけに絞ってみました。

堂々と48時間って書いちゃいましたけど、実は昼だか夜だか分からない薄暗いシーンがあって、もしかすると72時間かも(おい)。

そこは勝手に「夜だけど戦闘の光で明るい」ってことにしました。

それで合ってるとすると、2日目の夜がメチャクチャ濃密なんですよね。

暴\徒→フェリー撃沈→丘の戦闘→地下室→捕獲される→夜明け、って濃すぎな一夜です。

やっぱ3日なのかなあ?
 
 
 
はじめまして (にら)
2006-03-30 01:01:56
コメントは「はじめまして」なんですけど、幾度かこちらにお伺いして記事を読むたび、感嘆しつつも降参の白旗を挙げてすごすご逃げ帰っていた者です。



今作の「血」やティム・ロビンスに関して、映画内の現象面に終始する記述しか書けなかった自分が恥ずかしいです。



てなわけで、そんないいかげんな自分への反省も込めて、今作に関するふたつの記事をTBすることで、TBのお礼に替えさせていただきます。
 
 
 
はじめまして (ryodda)
2006-03-30 05:30:37
にらさんの記事も読ませてもらいましたが、興味深い内容でした。

「3人」に関する部分などは、なるほどなあーと。

特にこの映画に関しては、現象面からあれこれ考えて間違いないとも思いますしね。

また機会があればよろしくお願いします。
 
 
 
神の裁き (マダムクニコ)
2006-04-01 00:01:14
>神をも恐れぬ人間の傲慢を根底に置いた物語



同感!

「主人公には帰るべき家が無い」のは、神の裁きでしょう。

私たちも、今にそうなるような気がします。
 
 
 
マダムクニコさん、 (ryodda)
2006-04-01 08:47:41
コメントありがとうございます。

いつかはそうなるというより、もうそうなっている気もします・・・

ムズカシイことを言う人たちの発言によると、スピルバーグは「難民作家」だそうです。

近年の作品でそれが露骨に出ているのは確かですね。

昔から、難民サメとか難民宇宙人とかやってましたけど。

「帰る家」の問題については、『宇宙戦争』と『ミュンヘン』でひとまず結論が出ちゃった感はあります。
 
 
 
Unknown (森と海)
2006-09-18 20:33:17
こんちは。

こうはっきり言われては、思わず「ソースは?」と言いたくもなりますが、・・・半鐘はダメですね(笑。

ただボクには、Pの顔を立てたようにしかどうしても見えませんでした。百歩譲ったとして、同じ内容ならもっとスピルバーグらしい方法があったのではなかったのかと。
 
 
 
リズムの問題 (ryodda)
2006-09-18 21:40:55
森と海さん、いらっしゃいませ。

そちらの評も読ませてもらい、頷く箇所も多かったわけですが、森と海さんのいわれる「リズムが壊れている」というご指摘はまさにその通りだと思います。

要はそれをどう受け取るかなんですが、自分などはこの壊れ方・変さ・アンバランスさも「込み」でこの映画は年間ベストに近いレベルの傑作と判断しました。

あと、「ソ\ースは?」という問いに対しては、原作のあとがきに普通に『ドラキュラ』との関連性が書かれています。

ただそんなソ\ースを参照したところで、このスピ版『宇宙戦争』が正当化できるはずもありません。

繰り返しになりますが、問題点は「エピソ\ードの有無」ではなく、結果的に「リズムが壊れている」ことなわけですから。
 
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