劇団りゃんめんにゅーろん稽古日誌

劇団りゃんめんにゅーろんの愉快な日々。

広告

※このエリアは、60日間投稿が無い場合に表示されます。記事を投稿すると、表示されなくなります。

ノアさんのこと

2007年03月29日 | 森陰アパートメント
み群杏子
ユリスト役のノアさんは素敵な青年です。彼は役者さんではなく音楽家です。森陰アパートメントを書いている時から、私はこの役はノアさんにと決めていました。ノアさんのことを、ギタリストだと思い込んでいた私は、ギターを弾くシーンをたくさん入れました。でも私の思い違いで、ノアさんは、ギタリストではなくボーカリストだったんです。ギターも弾けるということでしたが、それよりもフルートとオカリナが得意ということで、生演奏は急遽変更となりました。怪我の功名というか、フルートもオカリナも素敵な音色でこの物語にぴったりの雰囲気をかもし出しています。
星の美しい夜、管楽器を演奏すると、星が喜んでそのかけらを空から降らすという物語を読んだことがあります。森陰アパートメントでは、ノアさんのオカリナを聞いて、木が喜んで木の葉を降らし、月が輝きを増します。いいなあ。私はオンチなので、音楽家はあこがれです。
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

悲しきジプシー

2007年03月28日 | 森陰アパートメント
りゃんめん   西岡
りゃんめんは自分の稽古場を持ちません。あっちの会場、こっちの会議室、日によって集まる場所がちがいます。で、そのためにどんなに注意していても毎回悲しい行き別れが発生してしまっていました。今回の森陰アパートメントでは、演出の高木さんのご厚意でヌーボースタシオンを稽古場としてもお借りできるために、今回は今日が最後のジプシーでした。で、今まで気を使って気を使ってしてきた張り詰めた神経の糸がぷつんと切れたように、稽古場の確認がおろそかになり、みんなとはぐれてしまった役者さんが一人。連絡の不徹底本当にごめんなさいです。m(__)m(>_<)m(__)m
でも、短い時間でしたが生の演奏の曲とその雰囲気をつかみとることができたこと、いくつかの行き違いを堪忍袋の中にしまいこんで大きな気持ちで取り組みの成功に向けての熱い気持ちを絶えささずにいてくれる今回のメンバーの人となりを感じることができたのが今日の何よりの収穫でした。
さあ、今日から一ヵ月後、舞台の幕が開きます。
詩的で叙情的な人と人の間の情感の色合いを伝えることを要求するこの本をどこまで立ち上げていくことが出来るのか、沢山ある出演舞台の一つにしてしまわないで役者の皆さんスタッフの皆さんが持てる力を十二分に発揮しての創意あふれる創作舞台になっていくよう密度の濃い一ヶ月をみなさんがすごしていただけるよう心からお願いして今日の稽古場日誌とします。
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

作っては壊し、また作る

2007年03月23日 | 森陰アパートメント
りゃんめんにゅーろん 柏原愛

お稽古期間が長いとだんだん飽きてきちゃったりすることがあります。
だって、台本は変わらないから、おんなじセリフでおんなじ動きをして・・・・

でも、森陰アパートメントのお稽古場はちがう。

誰かが、いつもと違う一石を投じると他の人もそれに合わせて変わって行く。

日常生活では当たり前なのにお芝居となると、
形に囚われ、おんなじことを繰り返してまうことが多い中、お芝居であってもその中で生きている。

なので、ちょっとした息遣い、間、声のトーン、感情のゆれ それによって雰囲気が変わって行く。

こうやってお稽古の中でいろんなことをしながらベースを作り、安定させていく。
そして、ベストのものを公演日にもってくる。

公演中にだって色んなハプニングもあれば、いつもと違うことをしてしまうこともある。
でも、みんなで作り上げたベースは変わらない。
だから今のうちに、”作っては壊し、また作る”ということをする。

そうやって、気持ちを重ねていく大切な時間。

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

大仰な宣伝

2007年03月13日 | 森陰アパートメント
りゃんめん 南出謙吾


台詞や立ち位置や場面での役割にしばられながら、できる限り自由に存在しようとすることが、舞台の上での「生きる」ということで、
それは自分の心体や人間関係や社会に縛られながら、できる限り自由になろうともがく現実の世界と似ている。

誰が言ったか、芝居はまさに人生の縮図だ。

だから芝居は、面白い!感動!だけでなく、そこには、もっと自由に生きるヒントが隠されているんだと思う。

演劇人として「生きる」ことは、
生活者として「生きる」と、同じ。
誰が言ったか、芝居はまさに人生の縮図だ。

だから芝居は、面白い!感動!だけでなく、そこには、もっと自由に生きるヒントが隠されているんだと思う。

流行の自己啓発本を読むのもいいけど、
一緒に劇場で探してみませんか。

ここで、それができます!
ryanmen@goo.mail.ne.jp
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

作家のひとりごと

2007年03月09日 | 森陰アパートメント
み群杏子
作家というのは、その作品に一番早くからかかわっています。その作品にたいして、誰よりも早くから熱くなっているわけです。書きながら、舞台ではこうなるかな、ああなるかなと、いろいろ考えている。で、書き上げた時点でピークになります。そして、稽古も中盤になると、作品世界からすっかり離れてしまっているのです。まあ、他の作家さんは知りませんが、私の場合はそうなんです。でも、考えたらそういうのって、ちょっと損をしている感じです。作者の私を差し置いて、みんな、何楽しんでくれてるのって。なので、今回は衣装と小道具を佳葉さんと一緒にすることにして、私も楽しもうと考えたのですが。。。衣装も小道具も、もう、なんだか、大変です。めんどくさいです。「古い陶器の金魚鉢」とか、高そうだから台本変えちゃえとか、思います。台本に全員着たきりすずめと書いておいたらよかったなあとかも、思います。でも、まあしょうがないので、がんばります。
昨日の稽古では、森陰アパートメントの大家の宏一郎が鼻歌を歌っているシーンがありました。へたくそでした。だから、第二稿では、カットしたのに、演出が復活させていました。本番までにうまくなってくれるんでしょうか。
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

立ちました!動きました!

2007年03月01日 | 森陰アパートメント
りゃんめんにゅーろん   西岡せいいち
写真をごらんください。役者さんが立っています!
この写真では座っている人もいますが…これぞ「立ち」稽古!
まずは出たりはけたりする場所の確認から、移動方向、大きな動き、
立ち位置の確認。話す相手との距離感や体の向きも自然にみえないといけません。
沢山の役どころが一度に出ている場合、これらの調節がとても難しい。
今日の稽古場面は、お茶の用意をするところ。
その段取りもひとつひとつ決めていきます。
すこしずつですがそれらが決まってくれば、そこは
稽古場ではなく森陰アパートメントの庭に見えてきます。
計算されて試行錯誤の上に出来上がっていて、それでいて自然にその場がそのまま
日常であるように感じさせその場の空気を魅せる。なーんて、お芝居はやっぱり
作り上げていく過程がとてもエキサイティングですね。
コメント (1)
この記事をはてなブックマークに追加