劇団りゃんめんにゅーろん稽古日誌

劇団りゃんめんにゅーろんの愉快な日々。

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悔しさをかみ締めて

2006年03月05日 | White Box
南出謙吾
りゃんめんにゅーろん座長・White box「パカッ」作

戯曲を書くのは脳ミソを削る作業に等しい。
削ってるんだから、そのうちなくなる。
その貴重な脳ミソを削って、ひとつのコトバだったり、会話だったり、表現したいモノだったりが絞り出される。
絞り出されれたそれらに、僕は最大限の愛情や拘りを感じている。

ところが、削って絞り出されたものは、あくまで断片に過ぎず、
それらをひとつの戯曲として、大満足のもと完成させる技術がない。

絞り出されてしまった想いは表現の欲求に乗っかって、危うげな戯曲になる。
この戯曲には僕の絞り出された思いは確かに乗っかっているが、それを確かに伝える方法論にはのってっていない。

ご覧頂いた方々には、何が届いただろう。
神や人間を信じるなら、何かパカッとしたものが届いてくれていると思いたい。
冷静に分析する限り、それは難しい気がする。
でも、僕は実は、少しばかりの奇跡を信じている。
だから、もしかしたら、届いているのかもしれない。

戯曲を書く技術を磨き、僕から零れる有限の資源を、それが尽きるまでに確実に届けられるようになりたい。

いま、また、何かが零れてきていて、幕が閉じた翌日、新しい戯曲に取り組み始めた。
今回の悔しさをかみ締めて、次こそは、次こそは、もっと伝わるものが書けますように。

ご来場くださった皆様、ありがとうございました。
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旅立ちの日

2006年03月04日 | White Box
 シノミヤ@「タキオンのハコ」と「パカッ」の演出・全作品の音響 です。

 とうとう、初日でした。
 ま、明日千秋楽なんですが。

 朝からゲネプロ(本番と同じリハーサル。違うのはお客さんがいないだけ。)と本番2回というハードスケジュールだったので、疲れました。

 まず、ビックリしたこと。
 2回とも満席!!っていうか、補助席が出て、それでも足りませんでした。
 先週動員予想した時にはこんなはずじゃなかったのに…。
 補助席になってしまったお客様、本当にごめんなさい。

 やっと、作品が旅立って行きました。
 40日前に台本の読み合わせをしたときから、途方もない時間がたったような。
 その中でしてきた、今日のための旅行の準備。

 本番。お客さんとの旅は楽しかった。
 お客さんが居て、初めて芝居は作品となる。
 それを肌で実感する、素敵な時間を過ごせました。
 昼と夜では、おそらくお客さんが感じた作品の印象は違うにちがいない。どっちが良かったとか悪かったではなく。
 だから演劇はやめられないんです!!

 明日も楽しい旅が出来ますように。
 その時間を、今日みたいにたくさんのお客さんと過ごせますように…。

 ※今回の出演者さんへ。
 おーい!稽古場日誌やぞぉ!!演出ノートと違うねんでー!!
 一言で良いから、なんか、かいてぇなぁ…
 さみすぃ~っす。
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ドキドキ・ワクワク・プレッシャー

2006年03月03日 | White Box
 シノミヤ@演出と音響 です。

 今日から劇場入り。
 短くも長い一日でした。

 なにもない「ホール」が劇をする場「劇場」に変化していく様子は、いつ見ても素敵な時間です。
 今回は、オムニバス形式ということもあって、派手なセットは無いんだけれども、それでも敷物を敷いて、幕をセッティングして…そこに照明が入って来るとやっぱりわくわくしてきます。
 が、と同時に、ちゃんと上演がうまくいって、お客さんから拍手をもらえるのか、不安というか、ものすごい重圧も感じます。
 良い稽古をたくさん積んできたはずで、不安がる必要なんかどこにもないんだけれども、だからこそプレッシャーはたくさんあるのです。
 しかも、ラグビーとかと一緒で、いったんはじまってしまえば、私が出来ることなんかなにもないんだから…。

 夕方ぐらいから、各パートのリハーサル。

 まずは「カスタネットの月」
 …正直、なかなかいい音響プランが描けたのではないかと思います。
 出演の佳葉さんとうまくマッチングした瞬間とかって、とてもエキサイティング。
 佳葉さんもだいぶ「のってきた」感じがします。

 休憩をはさんで「タキオンのハコ」
 …3作品の中で唯一舞台転換がある作品で、その部分とライティングのチェックに時間を費やしました。
 照明とあわせていると、やっぱり新しい演出プランが出来てくる。
 明日、もうちょっと修正してみようかなぁと思います。
 まだまだ可能性がたくさんある作品なんだなぁという実感。
 この作品は本番をしながら更に形を変えていくのだろうな。
 3公演やるわけだけど、全ての回を見て欲しい。そう思える作品になりそうです。

 そして最後に「パカッ」。
 …やればやるほど、繊細な作品です。
 本当にちょっとしたことで、作品の質が大きく変化してしまう。
 一時期スランプだった南出さん、前田さんも、ようやく本来の姿を取り戻しつつあります。
 一安心。
 これで、明日舞台に乗せる準備は整った。
 そう思える充実のリハーサルが出来ました。

 というわけで。
 明日、とうとう本番です。

 やっぱり、ワクワクです。
 我が子を初めて幼稚園に送り出すときって、多分こんな感じっていう感じです。
 落ち着け、俺!!
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稽古日程を消化して…

2006年03月02日 | White Box
 シノミヤ@演出と音響

 昨日で稽古日程を全て消化しました。

 やっと、全員が自分の役と「対話」を始めたなぁ。
 もう!みんな人見知りなんだから……。
 でも、そうなるまでに相手を理解しうち解け合うために、たくさんたくさん観察してきた、そんな稽古をずっと続けていたから、一度対話がはじまったら、あとは早いものです。
 きっと、みんな本番でもそうやって舞台上で役と会話をし、相手役と会話をし、そしてお客さんとも会話をするんだろうな。
 正直、舞台にでない私には全くわからないんだけど。

 凄く羨ましい。

 たくさんの嫉妬と、ちょっぴりの優越感。

 だって、そんな舞台をリハーサルを入れて4回も見ることが出来るのだから。
 ある意味、演出だけに与えられた特権なんですよね。
 あ、スタッフもだね。

 本当に、やっとこさここまで来れた。
 後は舞台に上げるのみ。
 とてつもなく楽しい、快い時間が待っている。
 そのためにも、私もずーっと作品と対話を続けている。
 あと3日後には終演しているわけなんだけど、最後の一言まで、ずっと。

 この素敵な瞬間を、「見逃した!」なんてお客さんが少しでも少なくあってほしい。
 演劇はライブだから。二度とこの瞬間は来ないのだから。

 本番の舞台が「会話」で充たされますように。。。
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背中合わせで手をつないで

2006年03月01日 | White Box
前田都貴子(劇団未来) White box「パカッ」町野役

町野です

今日はタキオンチームとパカッチームの稽古でした。
昨日もウニウニしてましたが・・・。今日のほうがウニウニでした。
あぁぁ、最後?の稽古なのにさ。
でもっ!結構いけてるハズ(ちょっと控えめ)!!当日はきっと。
気管支炎の暴走も治まってるはず!!ゲネにはきっと。

いつも同じ私のはずで、だけどやっぱり違ってて。
町野ラブリー☆な日もあれば、
おんなじこと言ってるのにかわいくねぇなぁ~こいつ★って日もあって。

あと少ししかないんだけど、私と背中合わせで町野がいる。
背中合わせで手をつないでクルクルして。
私は町野で、町野は私で。

タキオンの稽古見てるのも楽しいですよ。
人の稽古見てる場合かって気がしないでもないけどこれも大事なことなのです。
中々直に自分に落とせないけどね。
おお、良くなったとか、ここがなぁとか色々思ったりしながら自分にもあててみる。
ふむふむなわけです。

最近遅いからなぁ・・。お肌にも悪いよねぇ・・葉子さん?こずえさん・・なつこさん。
キラキラスマイルの維持方法なんかあれば教えてください。クマクマ対策とか。
眠いようです、私。これは稽古日誌ではないかもしれない。
 観に来てくださる皆様お楽しみに!!魅せる皆様!役で呼吸しましょうね♪
そだそだ、内川さんのエアロ食べちゃいました。踏ん張りをもらって帰りました~。
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ラストスパート

2006年02月28日 | White Box
南出謙吾
りゃんめんにゅーろん座長・White box「パカッ」作・佐内役

最後の通し稽古が終了。
自己採点では底値確認ってところかな。
決して調子はよくはなかった。ここ数日間では最低かも。
でも、一定の水準には達していた。
ようするに、悪くなってもこれだけのものは確保できているってことが確認できた。
これは結構な収穫だ。

今回の芝居は、とっても細い線の上を辿っていかないといけない。極めて緻密。
全部計算して確実に辿っていけるわけなんてない。
だから、役の気持ちや場面の状況を根底に確かに持っておく。
そうすることによって、その細い線を計算しなくても辿れる。

自分が直接辿るわけではなく、役の人物が自ずと辿る。
だからこそ、少しの感覚の違いで、大きく線が外れてしまう恐れがある。

まぁ、そうなってしまったのが今日の稽古なんだが。
それでも、そんなに大きくは外れなかったんだから、よしとしよう。
そして、限られた残りの日数は、より確かに自分の中に人物を生息させることに集中しよう。

なお、ウチ「パカッ」以外の芝居に関しては、思いのほか、なんていってはいけないが・・・よかった。
よき仲間として、よきライバルとして。刺激しあっているなぁと実感!

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第二回発表会!!

2006年02月28日 | White Box
 シノミヤ@演出です。

 さて、本日は通し稽古でした。
 先週は私用で週末の稽古にでれなかったので、どんな鍛錬をしてきたか。
 やっぱりある意味「発表会」ですな。

 まずは、「タキオンのハコ」
 …うそついてもしょうがないので。
 「おーいっ。もどってこーい。」ってかんじです。これはまずい。
 本当にこれが本番じゃなくて良かった。
 いわゆる、スランプ、ってやつですね。
 しかし、これは逆にいうと、スランプを感じられるぐらいの稽古を積んできた結果。
 ここまできたら後は簡単。「迷い」さえ断ち切れば、必ずいい作品になる。
 あと一踏ん張り。

 次に「カスタネットの月」
 私はこのパートだけは音響さん。
 作品に流れている独特の時の流れにどれくらい色つやを与えられるのか。
 さりげなく、かつ、魅力的に。
 ほぼイメージはかたまりましたな。

 そして「パカッ」
 新人石村君がメークミラクルでした。
 何年か俳優やってる人でも難しいセリフを言ってのけたり。
 出ずっぱりなんだけど、ほぼセリフをとちることもなく。
 今回の3作品のなかでも一番、この場所を楽しんでるんだろうな。
 共演者たちが、それについていけずちぐはぐになるってのが面白い。
 っていうか、あかんがな。
 これまた「本番じゃなくて良かった…」です。
 ま、そのために稽古やってるんですが。

 どの作品も、やっとこさ良い流れになってきました。
 演出としてはほっとしているところ。ま、あと3日あるという前提で、ですが。
 みんな、安心せずに緊張感を持って3日間を過ごす、という前提で、です。

 あとは、私ももう一踏ん張り。
 やってきた稽古が間違ってない、それが大事。
 舞台で、楽しい時間をお客さんと共有できるようになるまで。
 稽古はまだまだ続くのです。
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上がっていけるはず

2006年02月26日 | White Box
柏原 愛 「タキオンの匣」葉子役

本番が近くなると皆さんお忙しそうで・・・たびたび登場 りゃんめんにゅーろん柏原です。

本日は、「タキオンの匣」キャストのみでのお稽古。
ん~。
本番前に必ず訪れるという”スランプ”きました~!!
お芝居が固まってくると入ってしまうんですよねついつい。。。
無難にしてしまおうと。。。

お稽古後半になって演出のシノミーさん登場!!
しっかり、”スランプ”言い当てられ、みんなで再起動をかけることになりました。

もっともっと、楽しめるはず、その場で産まれる感情を生かせれるはず。
もっと上に上がっていけるはず!!
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ちょっと踏ん張ろうっ

2006年02月25日 | White Box
内川篤郎
フリー  White box「タキオンの匣」哲夫役

あれよあれよといううちに、すっかり本番がせまってきましたなあ…
「来週のいまごろには公演終わってるんだなあ」
と改めて思ってしまったりしとるわけです。
最後の、最後のひとふんばりです(なんか選挙みたいだ…)。

あ、僕は疲れてる時とか、体力的にちょっと踏ん張ろうって時には
チョコをたべます。
エアロのチョコバーです。銘柄指定です。
今日も稽古前にコンビニによってエアロを仕入れようと思ったんですが、売ってなかった…
しょうがないので、スニッカーズにしてみたんですが…

あれは、重い。重すぎる!!

さすが雪山で食べるだけはある!!
力が補充されすぎてカラ回ってしまったような…
ほどほどって、大事ですねえ☆…

てことで、ラストスパート、がんばろう☆☆
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朗読と芝居

2006年02月25日 | White Box
「カスタネットの月」の作者で名ばかりの演出のみ群杏子です。

演出捕の悟さんが体調を崩されたので、音響照明プランのみ助けていただくことにして、
演技指導の方は、急遽、声の出演の山田ニラさんにお願いしました。

ニラさんは、すごいですよう!
いままで役者として舞台で思考錯誤して得られた技術や秘策を、佳葉さんに惜しげもなく伝授してくれています。
これは一見の価値があるというと、
代表の西岡も見学にやってきて、あれこれ口出ししていきました。
その日は悟さんも来てくださったので、演じる佳葉さんひとりに対して演出陣四人というお稽古です。
基本は座って本を読む朗読劇なのですが、何箇所か、顔を上げて本から目を離すシーンがあります。
そこは朗読ではなく芝居としてのセリフにかわります。
朗読者としての佳葉さんには、そこが難しいらしいのです。

こんなこと、普通の役者でも難しいんだから、これは作者が悪いとか言われているのですが、

それでもニラさんの指導のもと、佳葉さんはめきめきと上達しています。
本番がとても楽しみになってきました。
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