桜の舞い

OSK日本歌劇団のことを徒然に思うまま書いていきます。

新橋演舞場公演「夏のおどり」

2017-06-25 22:58:37 | OSK日本歌劇団

本日は大阪松竹座「春のおどり」千秋楽。
おめでとうございました。

【OSK日本歌劇団公式ホームページより引用】

創立95周年を迎えます2017年、新橋演舞場にて「レビュー夏のおどり」を上演します。

【公演名】
レビュー夏のおどり
<第一部> 桜鏡 ~夢幻義経譚~ [ 尾上菊之丞 作・演出・振付 ]
<第二部> Brilliant Wave ~100年への鼓動~ [ 中村一徳 作・演出 ]

【公演期間】
8月31日(木)~9月3日(日)

【開演時間】
・8月31日(木)夜の部 17:30
・9月1日(金)昼の部 11:30 / 夜の部 16:00
・9月2日(土)昼の部 11:30 / 夜の部 16:00
・9月3日(日)昼の部 11:30 / 夜の部 16:00

【出演者】
高世麻央・桐生麻耶・楊 琳・真麻里都・悠浦あやと・虹架路万・恋羽みう・
舞美りら・白藤麗華・愛瀬光・香月蓮・遥花ここ・千咲えみ・和紗くるみ・実花もも・
桃葉ひらり・由萌ななほ・天輝レオ・りつき杏都・すばる未来・朔矢しゅう・結菜ほのり・
成瀬未斗・椿りょう・唯城ありす・柚咲ふう・彩ひとみ・羽那舞・湊侑李・雪妃詩
(特別専科)朝香櫻子・緋波亜紀
(93期初舞台生)凜華あい・琴海沙羅・紫咲心那・蘭ちさと・ 渚美怜・ 朝風まりあ・京我 りく

【ご観劇料】 
S席(1、2階席)9,500円 / A席(3階席)5,000円

【チケット発売日】
<桜の会先行予約> 7月9日(日)~10日(月) 10:00~17:00
<一 般 発 売> 7月15日(土)10:00~
【チケットお申込み】

・OSK日本歌劇団 06-6251-3091 (10:00~17:00)









旧OSK 80周年記念あやめ池特別公演

2017-06-25 14:46:34 | 雑感
OSK80周年記念公演の古い~VHSを見ている。

公演場所は、あやめ池円型大劇場。

ダブルトップ洋あおいさん、那月峻さんを始めとして大貴誠さん、桜花昇さん(現昇ぼる)など、キラキラ星スター勢揃いの特別公演だった。

当時は、新進気鋭の若手男役だった現トップの高世麻央さんの初主演作品をあやめ池円型大劇場では公演中だった。

題名は「プレイバック」。
高世さんの初主演と言うものの、公演のトップは上級生の娘役、北原沙織さんだった。
当然ショーの階段降りも、最後は北原沙織さん。

高校生役の高世さんが未来にタイムスリップするバーチャルな作品で、高世さんの同期スターの陽月れなさんも出ていて面白かった。
新進娘役の丘もゆるさんも活躍。

この時の80周年記念公演は、この「プレイバック」と全劇団員総出演の特別公演を合体させたものだった。

別に特別公演を行うのではなく、この上演日には、両方の舞台が観れるという豪華なものだった。

幹部技芸員(幹部という言い方はまるでSKDみたいだけど、分かりやすく言ってみた…)の口上や60人のロケットなどもあり、見所一杯だった。


懐かしい~!


解散したOSKが数々の苦難を乗り越えて、再生したことはOSKファンの私にとっては、この上ない喜び!

でも、年々、ミニ宝塚化していくOSKを観るのは、哀しくなる。

OSKの劇団員さんは頑張っていると思う。
特に旧OSKからのメンバーさんから中堅や初舞台生は熱い!

でも、OSKにはOSKらしくあって欲しいと思う。

ミニ宝塚化したOSKには、魅力を感じない私。

あのOSKはどこへ~!








大阪松竹座「春のおどり」初日観劇

2017-06-17 16:33:27 | 雑感



観劇前に、第二部の洋舞ショーの作、演出が宝塚歌劇団の中村一徳先生なので、宝塚的になるのでは?と多少懸念していたけれど、心配する必要はなかった。
踊りまくるOSKとなっていて一安心。

第一部の日舞レビューは源義経の一生を表現したもの。
華やかさや躍動感はないものの、落ち着いて見られた。
常磐御前の朝香櫻子さんが赤子の牛若丸を逃がすところから、牛若丸高世麻央さん、弁慶桐生麻耶さんの出会い、壇之浦の戦い、平泉落ち、静午前恋羽みうさんと義経の別れまでを一時間のなかに収めていた。

良かったのは幹部クラスから中堅までの所作がしっかりとしていたこと。
特に、壇之浦の戦いでは那須与一役の楊琳さんが活躍していて、目立っていた。

気になったのは、平泉への義経一行が逃げた民衆の総踊りの場面。
いきなり、登場人物全員が普通の着流し姿での、民謡総踊りになった。
もちろん、高世さんを除く全員が地毛ですっきりスマートに踊る。
昔のOSKやSKDでよくあった民謡総踊り。
ここで物語がプッつと切れた感じになった。
予算の関係か分からないけど、ここはお芝居的に普通に田舎の農民の姿で、民謡を踊るべきでは?

このぶつ切り感がなければ、良かったと思う。

第二部はOSKらしく、バンバンと踊っていたので満足した。
歌われる唄の歌詞が、OSK95周年を意識したもので、これから100周年に向けての未来を感じさせるものになっていた。

特に、解散前の旧OSKのメンバー、緋波亜紀さん、朝香櫻子さん、高世麻央さん、桐生麻耶さんの四人で歌い踊る場面では、あの解散から新OSKの再生までを思い出して、泣けてきた💧

そして、今年は初舞台生が7名ということでロケットにも工夫が見られた。
ロケットボーイの愛瀬光さんが登場し、初舞台が一人ずつ花道から登場。
軽く踊ったあとに、先輩たちが合流してOSKらしいロケットになり、楽しめた。

総体的には良い「春のおどり」だった。
しかし、凄く気になったのは舞台に対する温度差のある出演者がいたこと。
幹部クラス、上級生から中堅と初舞台生からは、これまでのOSKの舞台と同様にエネルギッシュさが伝わってきた。

しかし、昨年や一昨年辺り初舞台を踏んだであろう下級生からは、熱気が伝わって来なかった。 
初日ということで緊張していたのか?
そして、特に男役の黒燕尾のダンスの覇気の無さが気になった。
さらに、黒燕尾の着こなしが全くなっておらず、ヘアスタイルも変。
ショートヘアにすれば、男役に見える訳ではないと思う。
何だか、ブロの男役に見えず、モドキに見えてしまった。
男役10年という位だから、男役さんの身のこなしが出来るまで、時間がかかるのは百も承知。

旧OSKのが、話で恐縮だけど…昔はたとえ男役で入団しても、下級生の頃は男役として舞台には立てなかった。
男役なのに、ロケット以外でも娘役。
ブロの男役になって初めて舞台に立てた。
今のように、初めから男役として舞台にたったほうが、身に付くはずなのに。

そして、最大の疑問、
今回の「春のおどり」は95周年と銘打っているのに、何故OSKの団員全員を舞台に立たせないのか?
別のライブショー二組に出演予定の9人が抜けている。

華月奏・城月れい・麗羅リコ・栞さな
翼和希・穂香めぐみ・壱弥ゆう・かなめ樹里・雅晴日

みんな実力派の面々。
だから、スカスカ寂しい舞台だったのね!
只でさえ、人数が少ないのにスカスカなのは初めから分かっているはず。
ライブショーの日程をずらすとか調整して欲しかった。


以下
【OSK日本歌劇団公式ホームページより引用】

創立95周年を迎えます2017年、大阪松竹座
「レビュー春のおどり」を上演いたします。

【公演名】レビュー春のおどり
<第一部>  桜鏡  ~夢幻義経譚~ 
[ 尾上菊之丞 作・演出・振付 ]

<第二部>  Brilliant Wave   ~100年への鼓動~    [ 中村一徳 作・演出 ]

【公演期間】6月17日(土)~25日(日)

【開演時間】昼の部11:30~/夜の部15:30~
※但し19日(月)と22日(木)は、昼の部のみ※

【出演者】
高世麻央・桐生麻耶・楊 琳・真麻里都・
悠浦あやと・虹架路万・恋羽みう・
舞美りら・白藤麗華・愛瀬光・香月蓮・
遥花ここ・千咲えみ・和紗くるみ・実花もも・
桃葉ひらり・由萌ななほ・天輝レオ・
りつき杏都・すばる未来・朔矢しゅう・
結菜ほのり・
成瀬未斗・椿りょう・唯城ありす・柚咲ふう・彩ひとみ・羽那舞・湊侑李・雪妃詩

(特別専科)
朝香櫻子・緋波亜紀

(93期初舞台生)
凜華あい・琴海沙羅・紫咲心那・蘭ちさと・ 渚美怜・ 朝風まりあ・京我 りく