言葉の泉

一粒の種から言の葉が茂ることを願って。

松の内

2017年01月03日 | 日記その1

 正月はいつまでかというと「松の内」という言葉がある。
「松の内」というのはお正月の「松飾り」をつけておく期間をいい、最近では1月の7日までのことをいうようだ。
年賀状も15日まではOKなのだが、喪中の時に出す寒中見舞いが6日から。
この「松の内」はまだお正月気分が残っているので、いつもはジーンズの私もお年始の客もいるので、和服に薄化粧をしている。


(貝に入れて使った紅(べに))

さて、明治時代、この「松の内」の女性のみだしなみはどんな風だったかを詠った句がある。正岡子規はこんな風な一句を残している。

口紅や四十の顔も松の内 (子規)

 四十代の女性も年があらたまって松の内となれば、一つは儀式から、一つは身だしなみから、薄化粧をし、口紅もつけてちゃんとしている様子を詠んだのである。
 正岡子規と言う人は病床六尺の中にいても、きちんと世の中の普通の儀式や身だしなみなどを軽んぜずに詠む。そんな心意気のようなものが現れている一句だ。
 
 さて、お正月の三が日が暮れると、明日から仕事始めの方がいらっしゃることでしょう。
  皆さん!今年も元気で良い年にしましょう!

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4 コメント

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今年もよろしくお願いします (Fs)
2017-01-03 22:00:03
★屠蘇の酔いの醒めぎは只の日が沈む(加藤楸邨)
の句が頭を過ります。

新しい年が良い年、実りの多い年となることを祈っております。

松の内までが正月ですが、三が日という屠蘇気分もおわり、明日から日常が始まります。
昔は松の内は新年の始動期間、徐々に日常にもどる期間でした。が、今は勤め人も学生も4日からフル回転。だんだんつらい世の中になっているようですね。
私も明日から整形外科通い開始です。
Fsさんへ(今年もよろしく) (ろこ)
2017-01-03 22:46:41
Fsさんへ
 新しい年が明けましたね。
  「酔う通」なら酔いですが、腰痛はつらいですね。
 腰は体のかなめ。どうぞいたわりながら、お過ごしくださいませ。
 今年も素敵な話題で楽しませてください。
 今年もどうぞよろしくお願いします。

 
お着物。 (みいやん)
2017-01-04 23:26:56
ろこさん...お着物で過ごしていらっしゃるのですね。

やっぱり~いつでも素敵で憧れます。

私は子供たちが幼稚園のころまではお正月には着物を着ていました。
和裁をやっていたこともあって練習に縫い上げた着物がたくさんあるので
着なくてはもったいないと思ってのことです。(笑)

それに子供のころのお正月は着物でしたね。

今懐かしく昔のお正月を思い出しているところです。

結婚してからはパパさんも私が縫ってあげた着物を着ていました。
いまでも時々着たいなぁと言うのですが....面倒です。(笑)

ろこさんの様な女性にならなくてはだめですね。

お母様の百人一首に私...にっこりしてしまいました。
楽しそうなお正月の光景が浮かんできました。




みいやんさんへ(和服) (ろこ)
2017-01-04 23:48:12
みいやんさんへ
 和裁をなさっていたのですね。
 ご主人様のお着物もお縫いになって、良妻の鑑。
 たくさん和服をお持ちなんですね。着ないともったいないです。
 私はお茶とお能を長い間、お稽古していたので、着物はお稽古着とお茶会用、お能のお披露目用の着物などを、たくさん持っていました。
 ほとんど実家の母が縫ってくれたものです。
 今はタンスの肥やしになっています。
 結城紬や大島などの紬が好きで稽古着に良く着たものです。
 お正月は着物でしたが、兄嫁さんたちに遠慮して、着なくなりました。
 三男の嫁は小さく謙虚に引っ込んでいないといけなく、しかし、兄嫁の三倍は働かなければならないので、着物など着てはいられません。
 盆暮れは、三男の嫁は奴隷です。

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