言葉の泉

一粒の種から言の葉が茂ることを願って。

エノコログサ

2017年05月15日 | 日記その1


渦中にいると自分も周りも見えなくなる。

そんなとき、ふと視線を遠くに投じるとあたりの空気がちがって見えることがある。
渦の中からいったん出て近くの岸に泳ぎ着く。
そこには今まで見えなかった色が満ち溢れていたり、清らかな泉がこんこんと湧きでていたりする。

そんな岸の一つに趣味がある。
自分を憩わせてくれる世界がある。

私は散歩が好き。
自分の歩幅でてくてくと野道をあるく。
風が頬をなでる。

エノコログサのやわらかな穂先があっち向いたり、こっち向いたり。
足裏に草を踏みしめて野道を歩く、歩く、あるく。
何も考えず野原にそよぐ一本のエノコログサになる。

宇宙の果てから地球をながめたら、人間は風にそよぐ一本のエノコログサ。

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