言葉の泉

一粒の種から言の葉が茂ることを願って。

文月

2017年07月01日 | 日記その1
  
 七月に入った。
 旧暦7月を文月(ふみづき、ふづき)と呼び、現在では新暦7月の別名としても用いる。
 文月の由来は、7月7日の七夕に詩歌を献じたり、書物を夜風に曝す風習があるからというのが定説となっている。
 
 鮎の放流がはじまった。渓流で憩うのも暑い夏のすごし方である。

 又やたぐひ長良の川の鮎鱠(あゆなます)芭蕉

 長良川の鵜が獲った鮎を膾(なます)にしてすぐ食べる。またとないほどおいしい。
 貞亨5年夏。『笈の小文』の旅の帰路長良川の鵜飼見物で詠んだ句。
 「またやたぐひ」「またたぐひ」は類の無いこと。比べるものが無いほどに優れている。ここではおいしいの意味。
 何やらきな臭い世情だけれど、爽やかな文月でありたいものです。




 ※自分の激しさに自家中毒のようになった。
  苦しく哀しく激しい自分自身の感情に打ちのめされる。
  そんなときは自然のふところに身をゆだねたくなる。
  森の声に沼の生き物たちに心慰められた。
  ありがとう、やさしき生き物たちよ!
  ありがとう、沼の番人さん。

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2 コメント

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こんばんは (tempo1078)
2017-07-01 02:01:17
1年の半分が終わりました。

文月、
お説の通りですが、稲の穂の
含み月(稲に実が入る月、含月)の意味合いもあるようですね。

高校時代に古文の時間に懸命に暗記したものでした。

日常生活に何かの役に立つというものではありませんが、こういう知識があるのは教養というものでしょう。

別に、だからと言って強要されるものでもありません、・・・駄洒落。
tempo1078さんへ(教養) (ろこ)
2017-07-01 02:13:50
tempo1078さんへ
 こんばんは。
 なるほど。含み月(稲に実が入る月、含月)の意味があるのですね。
 教養は邪魔になるものでもないので、ないよりはある方がいいですね。
 お金や物は燃えたり、盗まれたら、それで終わりですが、学問や知識、教養は誰にも奪われません。
 心の糧になるもの。
 糧(かて)。かってにそう思っています。

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