言葉の泉

一粒の種から言の葉が茂ることを願って。

詩仙堂のイメージを再現した「丈山苑」

2017年04月25日 | 旅(国内)
 江戸時代の初め、武士を捨てた石川丈山が京都一乗寺に終の棲家として建てたのは詩仙堂である。その丈山は、詩仙堂のイメージを生誕地である愛知県安城市、和泉の地に再現したのが「丈山苑」である。
 
 美しい庭園は京都の詩仙堂、東本願寺、渉成園(しょうせいえん)、田辺の酬恩庵(しょうおうあん)(一休寺)の三庭園をイメージし、唐様庭園、回遊式池泉庭園、枯山水庭園を組み合わせたもの。
 

 
 詩仙堂を思わせる庭園。(詩仙の間から眺める唐様庭園)


美しい庭園を眺めながらお抹茶をいただいた。お菓子はこの季節にふさわしい銘「白藤」



 二階にあがるとそこは「嘯月楼(しょうげつろう)」
 丈山が月を見、庭を見る為に作ったものだそうで武士であった頃の楼閣建築の影響を見ることが出来る。詩仙堂ゆかりの「嘯月楼(しょうげつろう)」から眺める庭園は格別である。月に親しみ、月に吟じた丈山の世界に浸った。

「嘯月楼(しょうげつろう)」から下を見た景色も美しい。

 





おだまきの花



 ここ愛知県にも京都にも匹敵するこんなに静かで美しい庭園がある。

※丈山苑 〒444-1221 愛知県安城市和泉町中本郷180-1
      電話0566-92-7780
 開苑時間 午前九時から午後五時まで(入苑は4時30分まで)
 休苑日  毎週月曜日(祝日の場合は開苑)国民の祝日の翌日は休み。年末・年始(12月28日~1月4日)は休み。
 交通:JR安城駅から車で15分。JR三河安城駅から車で15分。あんくるバス南部線「和泉丈山苑」下車徒歩3分。
ジャンル:
ウェブログ
コメント (4)   この記事についてブログを書く
« 爽やかな季節 | トップ | Dvořák: Symphony No. 9 "Fro... »

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
丈山の世界 (kei)
2017-04-25 17:07:36
こんにちは。

素敵な庭園ですね、「丈山苑」というのですね。
ろこさんは確か東京でお育ちとブログで拝読した記憶があります。
私も、東京生まれで嫁ぐまで暮らしました。
昔はビルや雑踏が恋しかったですが、いつの間にか京の風景に親しみ安らぎを覚えます。
丈山苑には、心底ゆっくりと訪れてみたいと思わせていただけます。
よい時間をお過ごしでしたね。
詩仙堂は間もなくさつきの季節です。
keiさんへ(東京出身) (ろこ)
2017-04-25 17:38:47
keiさんへ
 こんにちは。
 まあ、keiさんも東京生まれでいらっしゃるのですか。
 私も嫁ぐまで東京は渋谷におりました。
 その間、埼玉、英国と環境ががらりと変わる日々もありましたが、渋谷の雑踏が懐かしくて、愛知県に嫁いで7年間は泣き暮らしました。
 愛知県も名古屋でなく、ひなびた地域に嫁いできたので、環境の差、文化の違い、暮らしのスピード感が違って、友人もおらず、庭に「都忘れ」の花などを植えて、心を慰めておりました。
 今はここが終の棲家になりました。
 keiさんは、都会から一気に古都への生活。慣れるまで大変だったでしょうとお察しします。
 丈山苑は詩仙堂を作った丈山の生誕地に、詩仙堂を模して作ったものなので、外路地の風情からお庭に至るまで、落ち着いた佇まいで、安らぎます。
 詩仙堂はまもなくさつきの季節を迎える由。
 緑したたる京の都に薫風がふきわたるのですね。
 京風のみやびやかな言葉にもなじまれたことでしょう。
 私は時々江戸っ子のきっぷのよさが出て、周囲の者を驚かせております(笑)
情報ありがとう (Rei)
2017-04-25 22:01:37
京都の詩仙堂は行ったことありますのに
丈山苑は初めて聞きました。
灯台下暗し、京都は遠いですが
安城なら行けそうです。
妹を動員して車を出してもらうことにします。
ありがとうございました。
Reiさんへ(お勧め) (ろこ)
2017-04-25 22:16:40
Reiさんへ
 こんにちは。
 私もつい最近まで丈山苑の存在を知りませんでした。
 落ち着いた佇まいが京都の詩仙堂を思わせます。
 それもそのはず、詩仙堂を作ったご本人が、模して生地(安城)に作ったのですから。
 駐車場は無料で60台ほど入る由。
 詩仙の間でお庭を拝見しながらいただいたお抹茶のお味はまさに甘露。
 ぜひどうぞ。

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。