言葉の泉

一粒の種から言の葉が茂ることを願って。

日本手ぬぐいの粋

2017年05月14日 | 日記その1

 美しい日本手ぬぐいを買ってきた。



この季節にぴったりな「アジサイにかつむり」

粋な蛇の目傘の日本手ぬぐい

「蛇の目傘」(じゃのめがさ)を知らない人が多い。
 
    「蛇の目傘」(じゃのめがさ)

 蛇の目傘は:雨天に用いる和傘の一種で、多くは女性のさすものである。
 この傘は、中央と周囲に紺の土佐紙を張り、その中間に白紙を張り巡らすのが特徴で、傘を開くと、太い輪の蛇の目模様が出るところからこの名が生まれた。 

これは「番傘」

 元禄(げんろく)年間(1688~1704)に番傘を改良して考案されたものである。徳川8代将軍吉宗(よしむね)の時世に、定紋をつけることが起こり、これが女性や通人の間で流行した。
 渋(しぶ)蛇の目は中央と周囲を渋と「べんがら」を混ぜて塗り、中間を白く抜いたもの、奴(やっこ)蛇の目は周囲だけを薄黒くしたものである。

 享保(きょうほう)・元文(げんぶん)(1716~41)のころから、柄(え)を細くした軽い傘が好まれ、のちにはこれを細傘といって腰にさして歩いた。幕末以降、欧米文化がもたらされて、和傘よりもじょうぶな金属骨の洋傘が入ってきてからはあまり使われなくなった。現在では歌舞伎(かぶき)や粋(いき)向きの趣好品と化している。
 

 いつもは「いせ辰」の染物が出ると買う。粋でいなせな日本手ぬぐいはいつみても惚れ惚れとする。



 
「まめしぼり」はきりりと頭にまかないといけない。幅広に頭に巻いているのはいなせでない。
 「まめしぼり」を知らない人も多い。

 「まめしぼり」は細かい水玉模様の染物を言う。この豆絞りには「子孫繁栄」という意味がある。

  豆は、一粒まけばたくさんの実がなるのです。
 これが、子どもがたくさん生まれますようにという願いに使われるようになった。
 
 そういえばてぬぐいを姉(あね)さんかぶりにしているひとはみかけない
歌舞伎かお芝居でしかおめにかかれない。そういう私も姉さんかぶりにしたことがない。
 「あねさんかぶり」を知らない人もさらに多い。
 「あねさんかぶり」
 女性の手ぬぐいのかぶり方の一つ。
 手ぬぐいの中央を額に当て左右の端を後頭部へ回し、その一端を上に折り返すか、その角を額のところへ挟むかする。
 あねさまかぶり。
 

 
  
 ほうきで座敷を掃くことなどないので姉さんかぶりなど必要がなくなったのだ。
 日本家屋から畳が消え、床の間が消え、障子が消え、ふすまがなくなりつつある。
 日本には純和風の家屋が消えてしまうのだろうか?
 畳?ソレナンデスカ?と尋ねる日本人がふえそうだ。
 和風庭園よりも洋風庭園が多い。家屋が欧米化し、漫才も欧米化?!
 日本手ぬぐい?ソレナンデスカ?ワタシー、ワカリマセンデス。スカーフ?オー!ソレ、ワンダフルネ!

 って・・・あんた何ジン?ガイジン?エ?ニンジン?
 だって国歌を拒否し、国旗に背を向ける人がいるのですもの。
 そのうち、日本語?ソレナンデスカ?ワタシー、ワカリマセンデスという人がふえてきそうだ。
 日本手ぬぐいから話がそれました。
 ゴメンナサイネー。ワタシ、ニホンゴヘタネ。アイムソーリー。ソーリは人気下降中のあべサンネ。
「ソーリ、ソーリ」と連呼した辻本さん、また頑張ってソーリーに詰め寄ってね。


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コメント (12)   この記事についてブログを書く
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12 コメント

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和のデザイン (ac2essk)
2017-05-14 13:43:03
こうしてみると、和のデザインは、簡素で清らかな美しさが感じられて、どこの国のそれらよりも素敵ですね。
ac2esskさんへ(和の美) (ろこ)
2017-05-14 14:09:37
ac2esskさんへ
 おっしゃる通りですね。
 古くからある日本の伝統のデザインは風土や縁起をかつぐものなどから発想した簡素なもので、美しいですね。
 伝統の美は継承して残したいです。
Unknown (タカコ)
2017-05-14 19:13:36
事後承諾で申し訳ありませんが、ナガミヒナゲシの記事をリンクさせていただきました。
不都合でしたら、、リンクを解除いたします。だったら、先に言えよ。ですが、
お許しいただけるだろうと^^;
番傘、懐かしい。
我が家の玄関にかかっていました。
屋号が入っていたように、思います。
番傘や蛇の目などの日本の傘の収納(吊るす)、
合理的だと思います。日本人は賢いのでーす。^^
タカコさんへ(広めてください) (ろこ)
2017-05-14 19:26:28
タカコさんへ
 リンクの件、大喜びです。
 どんどん広めてくださいませ。この先、種ができたら大変なことになりますから。
 番傘。懐かしいですと言える人初めて出会いました!!!
 知らない人が多いので。
 雨が当たるとドシャバラバラ、音がして楽しいのを覚えています。
 旅館や料亭には屋号入りで置いてあるところがありますね。
 わが家は料亭でなく、サラリーマン家庭でしたが、なぜか番傘がありました。蛇の目傘も。
 母が私をおんぶして、番傘をさすと、頭の上で雨がバシャバシャ、バラバラ音がしてやかましかったです。
 そうそう。日本人て賢い民族ですね。
 というよりも、昔の日本人の知恵って生活に根差して、素晴らしいですね。
 昔の人を馬鹿にしてはいけません。
 そういう私も今の人から見るとだいぶ昔の人になりつつあります。
 わぁ~。嬉しい。
 懐かしい番傘の話ができてよい日になりました。
 ありがとうございました。
Unknown (タカコ)
2017-05-14 19:52:18
ありがとうございます。
そっか、知らない人が多いですか、、
我が家から番傘が消えたのは何時のことだったでしょう?
そういえば、子供には重かったので、使った記憶がない。
懐かしい (ルイコ)
2017-05-14 21:56:37
 姉さんかぶりで箒掛けしていましたね。
ちょっといい感じですね。今度やってみましょうかね。
手ぬぐいも今はデザインも素敵です。
 私が嫁ぐ時、母は蛇の目傘も嫁入り支度に入れてくれました。
和服さえ着る事のない田舎の嫁。蛇の目傘などさしていれば映画のロケのようでしょうね。
こんどインテリアにでも使ってみましょうか・・・。
 
お勉強させて頂きました (Rei)
2017-05-14 22:18:10
番傘と蛇の目がさの違いもよく知らないのですよ。
蛇の目は上等、番傘は庶民の傘くらいに思っていました。
時代小説好きなどと言う資格ありませんね。
蛇の目も番傘も豆しぼりも
若い人には通じないかもしれません。
いつもきれいな画像付きで、
ありがとうございました。
タカコさんへ(重かったです) (ろこ)
2017-05-14 22:32:23
タカコさんへ
 番傘の柄の部分は太くて子供の手では持ちきれませんでした。それにとっても重くてね。我が家では私が4歳の時から番傘も蛇の目傘も消えました。都会に引っ越したので(笑)。パラソル・アンブレラになりました!!!
ルイコさんへ(嫁入り道具) (ろこ)
2017-05-14 22:40:23
ルイコさんへ
 こんにちは。
 わぁ~。お嫁入り道具にお母様が蛇の目傘を入れてくださったのですか!感動ものですね。蛇の目傘を畳んで軒下にかけてあるのは本当に風情がありましたね。 日本っていいなあって思います。
 また晴れた時、干すとさらに情緒があって、素敵ですね。蛇の目傘って、雨の多い日本の美だと思います。
 インテリアになります。お嫁入り道具に日の目があたりますね。
 あねさんかぶり。そうそう母がはたきをかけて、畳の部屋を掃除するとき、必ずかぶっていました。
 スカーフでは出せない、何とも言えない情緒がかもしだされるものですね。
 私も今度あねさんかぶりしてみようっかな!
 懐かしがってくださる人がいらっしゃって、記事を書いた甲斐がありました。
 ありがとうございました。
Reiさんへ(知らない人の方が多い) (ろこ)
2017-05-14 22:44:35
Reiさんへ
 こんにちは。
 番傘も、蛇の目傘も、もう作っている人も少ないし、洋傘の需要におされてもうすたれてしまいましたね。
 知らない人の方が圧倒的に多いと思います。
 3歳ぐらいまで、家に番傘と蛇の目傘があったので、かろうじて覚えていました。
 まめしぼりは、今、ブームになってきたようですが、知らない人がやはり多いですね。
 今日は珍しい日本手ぬぐいを買ったので、こんな記事を書いた次第です。
Unknown (藍)
2017-05-15 09:22:31
ろこさま

いつも素敵なブログを、ありがとうございます。

手ぬぐいは、専門店もあり選ぶのに迷いそうですね。

蛇の目の画像、拝見したら
 》あめ、あめ、ふれふれ母さんが~蛇の目でお迎え嬉しいな♪
の歌をイメージしました。

ぼんやりだった(今もぼんやりですが)私が
この歌の絵本と「ああ無情」の2冊のイラストは
しっかり覚えてます。(笑)

それから、懐かしいものでは、タスキもありましたね。
口にくわえ、あっという間に、タスキがけして
用事をした昔の人って、かなりクールでした。
藍さんへ(蛇の目でお迎え) (ろこ)
2017-05-15 17:23:59
藍さんへ
 こんにちは。
 返事が遅くなりました。
 電車に乗って遠くの美容院へ行っていたので一日かかってしまいました。
 「♪蛇の目でお迎え嬉しいなあ、ぴちぴちちゃぷちゃぷらんらんらん♪」っていう歌ありましたね。
 急な雨降りの日、学校に母が傘を持ってきてくれた日を思い出します。母を見ると、急に里心がついて、そのまま家に帰りたくなって困った甘えん坊でした。
 本当に母のことが大好きで、大好きな子供でした。
 絵本の「ああ無情」ね。私は「ジャンバルジャン物語」でしたよ。同じ物語なのにね。
 タスキね。
 そうそう。口に紐の端をくわえて、颯爽と格好いいですね。そうそうクール!!
 まさにクールジャパン!!

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