言葉の泉

一粒の種から言の葉が茂ることを願って。

介護

2017年07月15日 | 日記その1
三男に嫁いだのに、新婚一年で夫の両親が隣に家を建てて住むようになった。
 それから盆暮れは修羅場。
 盆暮れになると、長男一家4人。次男一家5人、妹一家3人が泊りがけでやってくる。
 料理はすべて三男の嫁である私が作る。
 実家の父も母も、義父母に遠慮して、我が家に来たのはたったの一回きり。

 認知症になった義父母を最後まで介護したのは三男の嫁の私一人。
 夫は仕事で介護は私一人。まだデイサービスがない時だった。
 たまにやってくる長男・次男は口は出しても世話は一切しない。
 
 そんな私は実家の両親に親孝行することもできずに二人を天国に見送った。
 自分の親は面倒を見ることができず、夫の両親を一生懸命介護してもしても、夫の兄たちからは不足を言われ、
 虚しい日々が過ぎて行った。

 親孝行ってなんだろうと思う。
 
 認知症になった義父の枕もとで「お父さん、良くしてくださってありがとう」というと
 わからないはずの義父の目に涙があふれた。
 義父は実の父よりも私には心を開いて良くしてくれた人だった。
 誰に評価されなくてもいい。
 介護は、介護される人のためにするもの。

  一生懸命に生きました。
 そういって私は終わりたい。
 
 
 
 

   

 


 
 
 
 
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2 コメント

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介護 (nashiko)
2017-07-16 11:45:59
初めてコメントしています。よろしくおねがいします。

『わからないはずの義父の目に涙があふれた。誰に評価されなくてもいい。
 介護は、介護される人のためにするもの。』

介護、大変ですね。
認知症の方でも、本当に自分を大切にしてくれる人は分かります。
ちゃんと、義父さんは評価してくださっていますよ。
息抜きしながら、公的なサービスを上手に使いながら、頑張りましょう。
生意気言ってすみません。


nashikoさんへ(息抜き) (ろこ)
2017-07-16 12:32:59
nashikoさんへ
 ありがとうございます。
 仰せの通りです。
 介護する仲間つくりも大切だと思っています。
 息を抜く場。一息つける場があると助かりますね。
 

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