言葉の泉

一粒の種から言の葉が茂ることを願って。

人とのかかわりの中の宝物

2017年05月15日 | 日記その1


 社会の最前線で活躍したかつての大物と言われるMさんも、人知れず辛酸をなめてきたことが先の会合で知ることができた。
 酩酊しながらもひょいと出てくる言葉の中にはオフレコだけに真実がひそんでいて大きい。
  会合でMさんが私にこういった。
 「人とのかかわりあい、人情の機微を大切にしなさい。人とのかかわりの中に大きな宝物が転がっている」
  と云う。

 辛酸をなめてきたMさんから語られる言葉はみかけや風聞からはうかがいしれない重みと温かみがあった。

 社会の裏も表も、栄光もどん底も知っている人の話は実に面白い。
 事実は小説よりも奇なり。
 こんなにすごい人なのにさみしがりやの一面があることを知った。
 これが「人間味」というものなのだろう。
 完璧ではつまらない。完璧な中にふとみせるかげりに惹かれる。
 カラヴァッジョの絵のように光の強いところには陰も濃いのである。

 人間と言うのは何と魅力に溢れたものなのだろうか。
 悪だけでない。善だけでもない。
 悪と善がまざったものそれが全能の神がつくりたもうた「人間」なのだ。

 いろいろな出会いのなかにさまざまな光と影あり。
 「人とのかかわりあい、人情の機微を大切にしなさい。人とのかかわりの中に大きな宝物が転がっている」
 と言う言葉を刻んでおくことにしよう。


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