言葉の泉

一粒の種から言の葉が茂ることを願って。

土に触れ、水に触れ、動植物と共に生きる

2017年05月15日 | 日記その1


 田植えの時期がやってきた。
 家の近くでは、田んぼだけでなく、たまねぎとジャガイモ畑が広がる。
 当地のたまねぎは最高においしい。
 やわらかくて甘みがある。生のままオニオンサラダにしても甘くて実においしい。

 農繁期には一家総出、親戚の手も借りて収穫するところがある。
 昔の日本のお百姓さんの風情を彷彿とする。
 畑に幼子を転がすように遊ばせている傍らで親がせっせと農作物を収穫。
 小学生くらいの腕白な子どもは畑を駆け回るなか、親の手伝いをして収穫する親孝行な子もいたりする。

 そうかと思うと昨今の風潮を映すように、老夫婦だけが畑をやっているところも多い。

 昨日はたまねぎを収穫してネットにつめている農夫を見つけて声をかけてみた。
 一つのネットに50~70個ほどのためねぎが詰められている。
 持ってみるととても重くて持ち上がらない。

 畑からとれたてのたまねぎを分けてもらうことにした。
 千円でいいよと云うのでポケットから千円をだして渡すとにっこりと日焼けした顔がほころんだ。
 重くてふーふーいいながら車まで運んできたけれど、50~60個ぐらいはつまっているようだ。
 これで9月ごろまでたまねぎはかわずにすみそうだ。

 この畑を少し先に行くと「体験農業」という一画があって、小学生たちがお米つくりの体験をする田んぼがある。

 こうした体験農業をしてみてこめ作りの大変さが分かったり、あるいは、農業の面白さを知る子どもたちがいることだろう。

 自分たちで丹精したお米が実ると、今度は収穫。
 収穫後、自分たちの作ったお米でおいしいほかほかの炊き立てご飯からおにぎりをつくる。

 子どもたちは米作りから色々なことを得るに違いない。

 何も皆が皆、背広を着てサラリーマンになることばかりがよいのではない。
 農業、林業、漁業と職業はさまざま。

 そういえば、早稲田大学の大隈庭園の一画で最近水を引いて田んぼにし、学生諸君が田植えを体験したというニュースがあった。

 子供の頃からパソコンの前にすわりっぱなしのもやしのような子どもが、将来が見えないだとか、すぐ傷ツイてしまうだとか、ごたくを並べる前に、さまざまな体験をしてみてはいかがだろうか。

 職業はいくらでもある。

 額に汗しないでお金だけで世の中を駆逐するものがわが国をになうものであっていいわけはない。

 子供の頃からこうした土に触れ、水に触れ、動植物と共に生きているという実感を感じることが大切なのだ。

 そういえば世界環境デーがもうすぐだ。

 地球に良いことを何かしているだろうか?

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2 コメント

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おはようございます (tempo1078)
2017-05-15 05:27:02
昭和30年代、
岩手の田舎には
学校に農繁休業という、田植えなどの時期の休校期間があって、家の農作業を手伝いました。

デジタル時代で、
液晶を眺めるだけの若者の環境がいいはずはない。
将来、どんな職業に就くにせよ、一度は額に汗して働いてみることも必要なのでは??
tempo1078さんへ(額に汗して) (ろこ)
2017-05-15 08:53:57
tempo1078さんへ
 おはようございます。
 賛成です。
 地産地消の意義を知るためにも、地場産業の魅力を体感することが大切ですね。
 岩手の魅力を大いに若者に知ってほしいですね。
 当地、お茶の産地では、お茶摘みが小中生が実施。体験農業では田植え、収穫と農業の実体験をしています。
 大変さを知った子供たちはお茶もお米も大切に扱うようになり、味わうようになりました。
 ひきこもり、家庭内暴力など、子供たちが荒れています。殺人ゲームに興じて、人の命を何とも思わない子供が育つことのないように。
 自然に触れて、収穫の喜び、動植物との触れ合いの中から、学ぶものは大きいと思います。
 tempo1078さんも、農作業をお手伝いなさったのですね。
 お米一粒のありがたさを知っている人です。
 

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