言葉の泉

一粒の種から言の葉が茂ることを願って。

らっきょの歌 作ってみました。

2017年06月09日 | 新・随想


庭の雑草は勢いを増して庭はアマゾンの奥地にやってきたようにジャングルになってしまった。
白い猫の親子までどこからか、迷い込んで住み着き始めた。
犬がいた頃は迷い込んだ猫と大立ち回りをしていたけれど、愛犬が亡くなったとたんに猫がのさばりだした。
雑木林のようになった庭木に鳥が巣を作り出してひながぴよぴよとやかましいし、洗濯物の上にふんを撒き散らしてくれる。

 我が家は動物の楽園になったようだ。へびやとかげやいもりややもりも出没する。
 家の中にはトラや豚や小猿がいるわで困ったものだ。
 おっと、忘れてた。角の生えた「美人」で「可愛い」鬼も一匹いる。
 鬼だけ「美人」と「可愛い」の称号を与えておく。特権だ!!

 こんな梅雨の晴れ間は窓と言う窓を開け放って、大掃除、拭き掃除。
 水周りは特にしっかりと乾燥させて拭き清めておく。
 水周りがきたないと梅雨の間、不快感が増していけない。
 床下収納庫にしまわれた古くなったらっきょ漬けを出して食べようかと思う。
 その味はどんな味だろうかって?そりゃ~ぁ・・・
 
  姑が元気な頃、私は畑からラッキョを引き抜くところからやらされ、ひげ根を取り、茎を切って、塩漬け、それから酢に漬けるところまでやらされた。
 体中がラッキョの匂いが染み付いた。
 たまねぎと同じように、ひげ根を切っている間は目が痛くて涙がとまらない。
 親戚中のラッキョウ漬けを完成させる頃にはもう心底ラッキョウはいらないと思うのだ。
 しかし、評判が良かったので、お人よしの私はまた次の年も漬ける。

 ピアノを弾く手があくで真っ黒に。
 手袋をすればいいでしょ・・ってあなた!
 言うまいと思えど今日のらっきょかな。
 らっきょの歌を作ってみた。

  らっきょの歌
                (ろこ作)
  あはれ
  夏雲よ
  情(こころ)あらば伝へてよ
     女ありて
  畑の片隅で ひとり
  らっきょのひげねをとりて
  思ひにふける と。

 らっきょ、らっきょ
 そが上に塩辛き涙をしたたらせて
 らっきょのひげ根をとるはその女の嫁ぎ先のならひなり。
 そのならひをなつかしみて女は
 いくたびからっきょの器にむかひけむ。
 あはれ、ピアノを弾きし指と
 らっきょを漬ける指は同じなり
 
 らっきょ、らっきょ
 らっきょは辛いかっすっぱいか。
 そが上に熱き涙をしたたらせて
 らっきょを食ふはいづこの里のならひぞや。
 あはれ
 げにそは問はまほしく をかし。

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2 コメント

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こんにちは (tempo1078)
2017-06-09 16:58:25
ラッキョウは
生で味噌を付けて齧るのが美味しいです。

また、
漬けたラッキョウは、福神漬けと同様にカレーライスのアクセントになりますな。

お猿さんに
ラッキョウをやると、
剥いて剥いて、中身がないのに最後は怒り出して・・・・そういう話を子供時代に聞いたことがありましたっけ。
tempo1078さんへ(カレーライス) (ろこ)
2017-06-09 18:50:27
tempo1078さんへ
 こんにちは。
 そうそう。カレーライスの付け合せにはらっきょがおいしいですね。
 わが家も福神漬けよりらっきょのほうが多いですね。
 おサルさんね。怒っちゃいますね。

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