Yuhiの読書日記+α

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ガタカ

2008年02月20日 00時37分27秒 | 映画(か行)
以前から気になっていたこの映画、やっと見ることができました
イーサン・ホークが主演だということは知っていたけど、他のキャストも、ジュード・ロウ、ユア・サーマン、アラン・アーキンなど豪華です

<あらすじ>
受精卵の内に劣性遺伝子を排除することが出来るようになった近未来が舞台。遺伝子操作を行わずに生まれたヴィンセント(イーサン・ホーク)は、心臓に爆弾を抱えており30歳までしか生きられないだろうと宣告されていた。しかし、彼にはどうしても宇宙飛行士になりたいという夢があり、宇宙開発を手掛ける企業・ガタカ社の就職試験を受けたが、「不適正者」となってしまう。何としても試験に合格したい為、闇のDNAブローカーにジェローム(ジュード・ロウ)を紹介してもらう。最高級の遺伝子を持つ超エリートのジェロームは、事故で下半身不随になっていた。彼の生活を保証する見返りに、ヴィンセントは、血液などのサンプルを提供してもらいジェロームに成り済ますことに・・・。


うまく言葉に表せないのですが、胸にずっしりとくるものがありました。きっとこの先、ずっと心の中に残る映画になるだろうなと思うくらい見ごたえありました。重いテーマだし、ハッピーエンドとは言えないけれど、人間の持っている未知の可能性や強さのようなものが感じられるせいか、決して暗くて重いだけの話ではないのが良かったです。
しかも、ラストが予想外の展開で、かなり衝撃を受けました。この辺も自分の中でプラス評価の方に動いた気がします。

美しい映像と、血の通わない機械的な遺伝子検査。
ヴィンセントとジェロームという2人の人間の対照的な生き方と、2人の間に生まれてくる不思議な絆。
そして衝撃のラスト・・・。
この割り切れなさが何とも言えない余韻を残しているように思います。

またこの作品は、SF的な所ばかりではなく、サスペンス的な要素もあり飽きさせません。
ガタカの中で殺人事件が起こり、ジェロームに化けているヴィンセントは、身分を偽ってガタカにもぐりこんでいることがばれるのではないかと恐れ、必死に警察の目から逃れようとします。
このハラハラ感がさらにこの物語に緊迫感をもたらしていて、最後まで食い入るように見てしまいました。

この映画は1997年の製作ということで、すでに10年以上前にこういう怖い状況を描いてたんだなーと思うと感慨深いものがあります。
現在、すでにこういう状況って問題になりつつありますよね。科学はどんどん進歩しているけど、なんだか心は貧しくなっているような気がしてなりません。
あのガタカで働いている人達なんて、皆遺伝子的には超優秀な筈。けれども、皆一様に能面っぽい生気のない表情で、人間らしさが感じられませんでした。
ユア・サーマンのマネキンのような整った顔は、人間離れしていてこの作品世界にピッタリでしたけどね。

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8 コメント

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Unknown (由香)
2008-05-28 09:48:33
こんにちは!
コメント頂きありがとうございました。

今まであまりイーサン・ホークに魅力を感じませんでしたが、先日『ビフォア・サンライズ』を観てときめいちゃって(笑)、この作品を観てみました~
スゴクいい映画でした。
イーサンが素敵~~~とかいうミーハーレベルではなくて、心に残る作品でした。
SFなのにどこかクラシカルで、全体に漂う切ない空気がツボでした。

ガタカの職員が能面のような表情だったのも印象的でしたね~
「この人たちは笑ったりするのかな・・・」なんて思いました。
>由香様 (Yuhi)
2008-05-28 22:25:05
こんばんはー!コメントどうもありがとうございます♪

私も由香様と同じく、イーサン・ホークって好きな俳優さんではなかったのですが、この映画を見て、一気に好きになりました。
やっぱり、俳優さんも映画の内容によって、全然違いますよねー。

この映画の持つ、独特の切ない雰囲気がすごく心に残って、また見たいなーと思わせられました。

>ガタカの職員が能面のような表情だった
確かにそうですよねー。みんな美しいけど、血が通っているように見えなかったですよね。
笑う所は想像できません・・・。
ジュード・ロウ (Bono)
2008-06-13 21:03:24
こんばんわ。
この作品、実は劇場公開時にリアルタイムで観にいっているんですよね。
面白いでしょ。
イーサン・ホークってなんかこんな感じの役が多いですよね。
でも、やはりすばらしいのが、ジュード・ロウ。
彼の出ている作品って結構良い作品が多いです。
「太陽がいっぱい」のリメイク『リプリー』も
適役でしたし。
なんか、主役のマット・デイモンを喰っちゃった感があるし・・・。

『ガタカ』は音楽も素晴らしかったですよね。
実は、音楽担当のマイケル・ナイマンもちょっとだけ出演しているんですよ。
ちょっと変わった出演の仕方なのですが・・・(笑)。
>Bono様 (Yuhi)
2008-06-14 00:04:02
こんばんはー!またまたコメントありがとうございます。

仰る通り、この作品すごく面白かったです!
ストーリーは勿論、映像も音楽も素晴らしいですよね。

それに俳優さんたちも熱演で・・・。
ジュード・ロウもすごく良かったです。あの役って難しそうだなーと思うのですが、すごく自然で心を打つ演技でしたね。

またいつかじっくり見直したい映画の1つです。
TB&コメント、どうもありがとうございました♪ (メル)
2008-06-21 02:18:38
コメント残さず来てしまったのに、コメントも残していただいて、本当にどうもありがとうございましたm(_ _)m

ほんとこの映画はズーンと胸に来るものがありましたね~。
独特の雰囲気で、胸がぞわぞわするような感じもしました。
おっしゃる通り、SF的なものだけじゃなくて
サスペンス的なものもあったし、心理描写もたくさんあって、感動作というのとは違うんだけど、ある種の感動もありましたし、心動かされる言葉やシーンもたくさんありました。

そうそう、ダカタの人たちはみんな能面的、ロボット的でしたよね~。で、ユマ・サーマンがYuhiさんが書いてらっしゃる通り、それにピッタリでした。
私もこの映画は忘れられない映画の1つになりそうです。
>メル様 (Yuhi)
2008-06-21 20:37:36
こんばんは!こちらこそ、わざわざコメントいただきまして、ありがとうございます。

この映画は、自分の中ではなかなかのヒットでした。
SFなんだけど、それだけでは収まらない、色んな要素があって、すごく楽しめました。

それに、俳優さん達もみんなキャラクターにすごくハマってましたよね。

もう一度じっくり観てみたい映画です。
Unknown (ホーギー)
2008-07-27 20:48:23
はじめまして(と思います)、ホーギーと言います。
この映画は、人の能力や人生は、遺伝子で決まるものではなく、夢の実現を願う思いが、いかに大切であるがということを教えてくれるSFドラマの傑作だと思います。
そして、優秀な遺伝子の元に生まれながら結果を出せず、結局他人に自分の能力を提供することによってのみしか自己実現できないジェロームを演じたジュード・ロウの演技が実に見事でした。
遺伝子という新しい視点からのテーマを扱ったとても興味深い作品です。もっと多くの人に観てもらいこの映画の評価が上がることを期待したいですね。
それだけの価値のある素晴らしい作品だと思います。
ということで、これからも宜しくお願いします。それとTBもお願いします。
>ホーギーさま (Yuhi)
2008-07-27 23:47:48
ホーギーさま、初めまして!
この映画、とても良かったですね。ホーギー様も同じお気持ちということで、すごく嬉しいです。

遺伝子を操作して優秀な人間を作り出す、という話は、これから先、きっと起こるだろうなーと思えるだけに、とても身近に考えさせられるテーマでした。

それにキャストも皆さんピタっとはまっていて、それぞれが素晴らしい演技をされていましたよねー。ホーギー様が仰るように、ジュード・ロウの演技は見る価値ありますよね。

また色々な作品のお話をしたいですね。
今後ともどうぞよろしくお願いします♪


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