2005年、甲子園最初の試合は東北楽天との史上初対決！

　今日は昼から甲子園球場で阪神対東北楽天戦を観てきました。この試合は甲子園球場で行われる今年最初の試合であると同時に、阪神タイガースと東北楽天ゴールデンイーグルスとの史上初めての対決という歴史的な試合でもあるのです。
　今回私が座ったのはオレンジシート（今日は「内野自由席」として発売）。東北楽天の選手たちを間近で見るのが目的だったのですが、早めに行ったのが効いてなんと最前列の席をゲット。しかも、ちょうど岩隈投手の投球練習が行われているではありませんか！



　金網越しで見にくい写真になっていますが、岩隈投手であることは分かっていただけると思います。ただ、今日は残念ながら登板はありませんでした。
　少しするとカツノリ選手が3塁で守備練習を始めました。しかもどういうわけかミットを持っての練習です。



　本職でないせいもありますが、はっきり言って守備はイマイチです（苦笑）少し打球が速くなると追いつけなくなったり、追いつけても前に落とすのが精一杯でした。それでも威勢と元気はいいようです。こういう選手がムードメーカーに向いているのでしょうね。
　すると今度は同じく元阪神勢の関川選手が登場しました。



　去年は中日を戦力外になったものの、まだ全力プレーは健在です。若手選手のいい目標になってもらいたいですね。
　こんな感じで、グランドには続々と東北楽天の選手やなんやが出てきます。



　記者団と談笑中の礒部選手です。



　一場投手。練習場の方からベンチに行き、すぐまた練習場に戻っていきました。何しに行ったんだ？



　ベンチの横では佐竹、竜太郎、平石の3選手が話しこんでいました。



　「選手やなんや」の「なんや」担当（笑）、キーナートGMです。左側は元阪神の亀山選手の成れの果て解説者の亀山さん、真ん中は毎日放送（TBS系列）の朝の顔、千葉アナウンサーです。さぁ3人合わせて目方でドン！（古

　そうこうするうちに東北楽天のバッティング練習は終わってスタメン発表です。本日のスタメンはこうなりました。



　東北楽天の先発はホッジス投手。結局この後も岩隈投手の出番はありませんでした。残念。
　さて、試合開始の時間が近づいてきました。最前列だと金網が気になるので、ここからはちょっと移動してみましょう。
　甲子園初戦、しかも相手は注目の東北楽天ということで、今日は平日の昼間にもかかわらずかなりの人出がありました。開始10分前のライトスタンドはこんな感じです。



　一方のレフトスタンドはこうなっています。



　ライトとは比べるべくもありませんが、平石選手の応援の横断幕を持った人もいましたし、イーグルスのファンはちゃんといるようです。実際、私の周りにもイーグルスのメガホンを持ったり、帽子をかぶったりしている方は見かけましたからね。
　で、その平石応援団です。



　と、キョロキョロしている間にいよいよ試合開始です。スタメン発表の通り、阪神の先発はルーキーの能見投手。



　能見投手は2回にロペス選手のソロを浴びるものの、それ以外の失点はなく、4回を投げて4安打1失点とまずまずの出来でした。一方の打線は2回裏に片岡選手のソロと浅井選手のタイムリーで逆転すると、6,7,8回に1点ずつを加えて東北楽天とのリードを徐々に広げていきます。
　能見投手の次に登場したのは下柳投手。2回を1安打無失点に抑えます。



　この後も阪神は江草投手が2回を無安打無失点で抑え、9回は今シーズンのクローザー候補の久保田投手が登場。簡単に2アウトをとった後、山崎選手にはレフト線を破る痛烈な当たりを打たれます。ところが山崎選手は2塁を欲張ってタッチアウトとなり試合終了。やっぱりヴォｋ(ry
　あっけない幕切れではありましたが、5-1で阪神が記念すべき試合をものにしました！



　この試合は確かに阪神ファンである私にとって十分楽しめるものでした。ですが、何より印象に残ったのは東北楽天の選手の明るさや元気の良さ、そして彼らの笑顔でした。
　プロアスリートとはいえ、いや、そうだからこそ、チームのムードは大事なポイントとなるのでしょう。その意味では、この明るい雰囲気は東北楽天の今シーズンの戦いぶりを何か予言しているようにも思えました。
　戦力不足が否めないチームではありますが、今年の東北楽天をあなどると、ひょっとしたら痛い目に遭うかも知れませんよ！

【おまけ：「第2.5回大喜利甲子園」投稿作品】



悲しいとき～






甲子園のオレンジシートが

ガムテープで補強されていたとき～
　

（参考：この記事にある由美かえるさんのネタ）