Runrun日記

~ わがままを控えて一日全う、ひび楽し ~ 団塊世代の独り言
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最近読んだ本ー三銃士

2017年05月17日 | 本と雑誌


デュマ 著作 「三銃士」 岩波文庫

1844年の作らしい。
「ダルタニヤン物語」という大作の一部と二部に当たるとか。一部は「友を選ばば三銃士」、二部は「妖婦ミレディーの秘密」とか。この物語は、テレビやアニメで映像化されているので、何度も見聞きした事がある訳だけれど、ま、忘れていますね(へっへ)

物語の舞台は17世紀、ルイ13世治政のフランス。フランスでは、16世紀からプロテスタント(ユグノー)とカトリックの戦いが起きていた。この時期、ユグノーは、ラ・ロシェルを拠点として反乱を起こしていた。1627年、カトリック側の王軍は、ユグノー派の拠点ラ・ロシェルを包囲した。
この時のフランスの宰相は、枢機卿リシュリューで、ユグノー側に支援をおくったのがイギリスの宰相バッキンガム公。バッキンガム公は1628年8月23日にポーツマスで遠征準備中に海軍軍人(陸軍中尉?)ジョン・フェルトンに暗殺された。

この物語は、そのラ・ロシェル包囲戦前後を舞台としたフィクションのようだ。

この物語では、アンヌ王妃がリシュリューの恋心に冷たくしたので、リシュリューに虐めらたような描き方をしている。実際は、王妃の実家のスペインやオーストリアのハプスブルク家との関係を巡って、王妃とリシュリュー枢機卿との対立が有ったのであろうか。バッキンガム公は、アンヌ王妃を恋し、この恋のためにリシュリューのフランスと戦争をするように描かれている。宰相同士の恋の鞘当で戦争されてはたまらない! ある程度は、史実に沿うように描かれているので面白い!

読んでみると、アトス、ポルトス、アラミス、ダルタニヤンのくだらない会話の場面が多くって、すこし、嫌だね! 要するにコミックなのだ!

話の筋を追ってみる。
① ガスコーニュ出身の田舎貴族ダルタニャンは、パリに出て来て三銃士(アトス、ポルトス、アラミス)と友達になる。
② バッキンガム公に渡してしまったアンヌ王妃のダイヤの飾り紐を取り返すため、ダルタニヤンと三銃士はイギリスに向かい、ダルタニヤンはダイヤの飾り紐を取り戻す。しかし、ダルタニヤンを助けたボナシュー夫人は、誘拐されてしまいます。

バッキンガム公とアンヌ王妃の恋、ダルタニヤンとボナシュー夫人との恋、アラミスとシュヴルーズ夫人との恋。
色恋沙汰が出て来るけれど、これってみんな不倫じゃないか!?

③リシュリューの手先となった妖女ミレディ。これが問題だよね。ごちゃごちゃ描いてあるので、途中で読みたくなくなってしまった。

子供の時に、テレビや何かで見た時は、結構興奮して楽しんだような気がするけれど、フランスの歴史については知らなかった。
ダルタニャンって実在した人なの?

この小説のお気に入り度 ★★★☆☆
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