Runrun日記

最近読んでいる本ーレ・ミゼラブル2



今朝は、整形外科へ行ってきました。
右ひざが痛いので、時々ヒヤルロン酸の注射を打ってもらっています。いっこうに治りません。
加齢なので、どうせ治らないんだ(ひがみ)

◇◇◇◇◇

ユゴー 著作 西永良成 訳 「レ・ミゼラブル2」 ちくま文庫

話の筋を早く読みたいと思っているのに この作者は、何を描こうとしているのか?
ワーテルローの戦いの話が長々と続きます。ジャン・ヴァルジャンは、如何なったのか?
私はフランス革命やナポレオンの事などよく知らないし、この際、あまり興味が無い!
どうでも良い事なのに

第二部 コゼット
ワーテルローの話は、得意の斜め読みじゃなくって、読み飛ばしです(トホホ) あらすじを追ってみると・・・


ジャン・ヴァルジャンは、また捕まっていました。しかしその前に、銀行から自分の預金をおろし何処かに隠していたらしい。

トウーロンの刑務所に収監されていて労役に着かされていましたが、1823年10月、軍艦オリオン号の修理の時に、まんまと逃げだします。海に飛び込み死んだことになります。この辺の描写は劇場的で興奮します。

ジャン・ヴァルジャンは、モンフェルメイユにいるコゼットをテナルディエ夫婦から助け出します。乞食のような身なりなのに金持ちのジャン・ヴァルジャン、金を巻き上げたいテナルディエ、この二人の、丁々発止は読み処ですね。

パリに安住の地を得、二人で暮らそうとしますが、警官ジャヴェールに見つかってしまいます。死んだはずのジャン・ヴァルジャンが生きていました? 最初は信じられませんが、ついには確信をもって追跡します!!
ジャン・ヴァルジャンは、コゼットを連れて逃走します。この逃走劇が読み処!

しかし、当時のパリの街の様子とか、修道院(女子修道会)の事とか、細々と描かれていますね。しっかり読まないといかんかな? ついつい退屈して斜め読み。

ジャン・ヴァルジャンは追い詰められて、あわやというところ、高い塀を乗り越え不思議な屋敷に逃げ込みます。
女子修道会の修道院だったのです。そこには、ジャン・ヴァルジャンが市長だった時に助けた老人が庭師をしており、今度は助けられます。

ジャン・ヴァルジャンはそこの庭師、コゼットは寄宿生となります。
女子修道院は、閉鎖された尼さんの牢獄の様な所。此処ならば、ジャヴェールの追跡を逃れて安心に過ごせます。

数年が過ぎます。

この先、どうなるのだろう。
1巻では、正しい司教ピヤンヴニュ・ミリエル氏のことを詳しく描いていたし、この巻ではワーテルローの事を描いている。18世紀末から19世紀にいたるフランスの事情を知るには面白いのかも? しかし、フランスのこの時代は、ごちゃごちゃして難しい!

この本のお気に入り度:★★★★☆

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