Blue Moon Cafe

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社会に出てから使う算数

2017年01月31日 | 瑠璃色ノート
「領収書急いで切って持ってきて!」滅多にない領収書の作成。

お客さんが請求書の金額の三分の一だけ払うから、と現金115万円持ってきた、と。

領収書には115万円の金額の下に、税抜き金額と消費税額を記入しなくてはいけない。

(税抜き金額ってどうすれば出るんだっけ)内心アセりまくりで平静を装い電卓を叩く。

0.92をかけるんだっけ、割るんだっけ、違うチガーーウ0.08を除かにゃならんのだから

108で割って100をかけるんだから・・・1.08で・・割る!お!おー!出た。やったわ。

収入印紙貼って、割り印して、何事も無かったように静々と社長にお持ちする。汗だく。

学校で習った算数と数学を応用すれば出来る話だけど、とっさにパパっとはなかなかね。

就職前に数学の苦手な風花に、税抜き計算を一度じっくり教えた方が良いだろうか。

108で割って100をかける、その説明からのスタートだと気が遠くなる。

理屈抜きで1.08で割る、と暗記させておくか。どうしたものかと悩んでいると

社長の電卓には「税抜き」ボタン付き。頭を使わなくてもワンタッチでポン。

機械に頼るか。そっちの方が早いし簡単か。

理屈をきちんと理解しておいてほしいと思うけど、とっさの緊急事態でも

あの子達にはスマホがあるから「知恵袋かSiriに聞く」って言うかもね。

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