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映画評と映画与太話

007/トゥモロー・ネバー・ダイ(1997)

2005-01-29 | 映画評・007
007シリーズ第18作、ブロスナンの2作目である。
冒頭の活躍はかなりかっこよい。お話としてなかなかよい作り、ロジャーの「私を愛したスパイ」に匹敵するのではないかと思う。ブロスナンもボンドが板についてきている。
ちょっとイヤな上司だったMはすっかり味方である。
今、次期ボンド候補に挙がっているコリン・サーモンがMI6の本部要員をやっている。この人、かっこいいじゃん!

さて、今回の目玉は武闘派ボンドガールのミッシェル・ヨーである。強い強い、ボンドより強いんじゃないかと思う。装備もすごい。まさしく女性版ボンド。
ただねぇ、初登場場面の化粧、もうちっとセンスよくできなかったものだろうか…。一応「美人」っていう設定なんだから(^^;
敵役のジョナサン・プライスは賛否両論あるみたいだけど、私はなかなかよかったと思うぞ。少なくとも自惚れ系実業家としては「美しき獲物たち」のクリストファー・ウォーケンよりははまっていたと思う。(この人、顔をは見覚えなにのになんか名前だけきいたことあるなーと思ったら、海賊のエリザベスのパパ(総督)だった。うひゃー。)

で、前作から登場する米軍人のおじさんウェイド…、「死ぬのはやつらだ」の保安官みたいだ。ちょっとくどい。おもしろいんだけどね…。
そしてそして、Q,なんか老けたな~と思ったらデズモンド・リュウェリンったら当時83歳だってよ!MI6に定年はないのか!?

今回のテーマソングはシェリル・クロウ。曲だけの時は甘ったるい歌い方が合わないと思ったけど、タイトルバックと合わせるとそんなに悪くないかも。でも、彼女自身のミュージックビデオはダサい…。なんだかなー。


萌え度:…萌えない
好き度:
鑑賞:DVD(2005.1)

原題:Tomorrow Never Dies
監督:ロジャー・スポティスウッド
配役:ピアース・ブロスナン(ジェームズ・ボンド)
   ミッシェル・ヨー(ウェイ・リン)
   ジョナサン・プライス(エリオット・カーヴァー)


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2 コメント

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あははは (starless)
2008-01-06 23:41:54
そうでしたか。
エリザベスのパパでしたか。そういわれてみれば顔が同じかも知れません。
脇役の人たちも地道に活躍してるんですねえ。

とりあえず冒頭は、かなり火薬の量も多くてお気に入りですね。
なかなか (rukkia)
2008-01-07 09:38:37
starlessさん>
 これ、おもしろいですよね。
 TVでの放映回数はソフィー・マルソーの出ている「ワールド・イズ・ノット・イナフ」のほうが多いような気がするのですが、きのせいでしょうか。

 私は遅れてきた映画ファンなので、名脇役(?)の人はよく知らなかったりするのです。
時々以前に見ていた映画にも出ていたって知ってびっくりしてます(^^;

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