007シリーズ第16作、ティモシー・ダルトン2作目にして最後の007である。
なんかボンド、かつてなく激情に走ります。走り回った挙句、多方面に迷惑をかけます(^^;
アクション映画としては全然悪くないのに興行成績が伸び悩んだのは…、ボンド自身の余裕の無さのせいかな。
私情に走ってスパイじゃなくなったとか、エグい殺傷シーンが足を引っ張ったという説もあるけど、rukkia的にはボンドが英国紳士の余裕を失っていたからだと思うのだ。
命令通りに動かなかったり余計なことしたりは今までだって結構ある。今時、エグいからといって避けられるアクション映画はないんじゃないかな。それよりも、ボンドの描き方自身が娯楽映画としての007にそぐわなかったのではないかな。
観客がボンドに求めるものは、他のヒーローと違うと思うのだ。危機の中にあってもなんか余裕を感じさせるキャラが魅力なんじゃないだろうか。だから、お色気バイオレンス系であっても結構家族そろって見れちゃう。(ってうちだけ?)
でも、今回のボンドは…、ぎりぎりの賭けにでるのはいつものことだけれど、心の余裕がないのだ。ボンドと一緒にこちらもキリキリ辛くなる…。
なので、途中から現場にQが登場するとすんげぇほっとするんだよ。
ああ、これが007だと…。
今回はボンドガールもなかなかです。おとなしいけどやることはやる敵方ボンドガール・ルペ(タリサ・ソト)と、すぐプリプリするけどデキる味方ボンドガール・パメラ(キャリー・ローウェル)。
なにより、この人怖いよ、サンチェス(ロバート・ダビ)。やっぱり敵はこのくらい貫禄あって怖くなくちゃね。
宍戸錠似のおじさんクレスト(アンソニー・ザーブ)はどこかで見たことあると思ったらマトリックスの評議員の一人だった(調べた(^^;)。
そして敵のチンピラ・ダリオ。ストリートファイター風で変な味があるこの人、なんとベニチオ・デル・トロ、当時22才。若い頃のベニチオってハンサムだったのねん(^^;
フェリックス・ライターは前作では若いいかにもアメリカンなにーちゃんだったのに、本作では「死ぬのは奴らだ」にも出たもうすこし年いった人にすり替わっていた。まあ、ボンドと親友という設定ではあの若いにーちゃんではうまくなかったんだろう。
そしてボンド、濡れ鼠になると…頭髪が危なくないか?しくしく。< だから萌えなかったのかな。
でもやっぱ、ダルトンのボンド、好きだなー。
ほぼ2年間隔で作られてきた007だが、このあと次作が出るまで6年も間が空いてしまう。そしてボンド役も交代してしまうのだった。
主題歌はグラディス・ナイト。シャーリー・バッシー系の迫力ある歌声でかっこいい。
が、前回からエンドロールになまぬるい女性ボーカルの曲がかかるのだが、あれは何?いらないなー(笑)
萌え度:…今回は萌えなかった
好き度:
鑑賞:DVD(2005.1)
原題:Licence To Kill
監督:ジョン・グレン
配役:ティモシー・ダルトン(ジェームズ・ボンド)
キャリー・ローウェル(パメラ)
ロバート・ダヴィ(サンチェス)
なんかボンド、かつてなく激情に走ります。走り回った挙句、多方面に迷惑をかけます(^^;
アクション映画としては全然悪くないのに興行成績が伸び悩んだのは…、ボンド自身の余裕の無さのせいかな。
私情に走ってスパイじゃなくなったとか、エグい殺傷シーンが足を引っ張ったという説もあるけど、rukkia的にはボンドが英国紳士の余裕を失っていたからだと思うのだ。
命令通りに動かなかったり余計なことしたりは今までだって結構ある。今時、エグいからといって避けられるアクション映画はないんじゃないかな。それよりも、ボンドの描き方自身が娯楽映画としての007にそぐわなかったのではないかな。
観客がボンドに求めるものは、他のヒーローと違うと思うのだ。危機の中にあってもなんか余裕を感じさせるキャラが魅力なんじゃないだろうか。だから、お色気バイオレンス系であっても結構家族そろって見れちゃう。(ってうちだけ?)
でも、今回のボンドは…、ぎりぎりの賭けにでるのはいつものことだけれど、心の余裕がないのだ。ボンドと一緒にこちらもキリキリ辛くなる…。
なので、途中から現場にQが登場するとすんげぇほっとするんだよ。
ああ、これが007だと…。
今回はボンドガールもなかなかです。おとなしいけどやることはやる敵方ボンドガール・ルペ(タリサ・ソト)と、すぐプリプリするけどデキる味方ボンドガール・パメラ(キャリー・ローウェル)。
なにより、この人怖いよ、サンチェス(ロバート・ダビ)。やっぱり敵はこのくらい貫禄あって怖くなくちゃね。
宍戸錠似のおじさんクレスト(アンソニー・ザーブ)はどこかで見たことあると思ったらマトリックスの評議員の一人だった(調べた(^^;)。
そして敵のチンピラ・ダリオ。ストリートファイター風で変な味があるこの人、なんとベニチオ・デル・トロ、当時22才。若い頃のベニチオってハンサムだったのねん(^^;
フェリックス・ライターは前作では若いいかにもアメリカンなにーちゃんだったのに、本作では「死ぬのは奴らだ」にも出たもうすこし年いった人にすり替わっていた。まあ、ボンドと親友という設定ではあの若いにーちゃんではうまくなかったんだろう。
そしてボンド、濡れ鼠になると…頭髪が危なくないか?しくしく。< だから萌えなかったのかな。
でもやっぱ、ダルトンのボンド、好きだなー。
ほぼ2年間隔で作られてきた007だが、このあと次作が出るまで6年も間が空いてしまう。そしてボンド役も交代してしまうのだった。
主題歌はグラディス・ナイト。シャーリー・バッシー系の迫力ある歌声でかっこいい。
が、前回からエンドロールになまぬるい女性ボーカルの曲がかかるのだが、あれは何?いらないなー(笑)
萌え度:…今回は萌えなかった
好き度:
鑑賞:DVD(2005.1)
原題:Licence To Kill
監督:ジョン・グレン
配役:ティモシー・ダルトン(ジェームズ・ボンド)
キャリー・ローウェル(パメラ)
ロバート・ダヴィ(サンチェス)
初々しいというか真面目というか。
そういうところは決してイヤではないんですけど、スマートさに欠けるのは確かですね。
やっぱり007としては…。
クレイグ・ボンドくらいまでいってしまえばそれはそれでいいんですけど。
しかし・・・ちょっと複雑な気持ちでした^^;
私もダルトンのボンド好きです。
好きです・・・もうちょっと活躍が見たかったです。
やはり同じように思う方がいらっしゃいましたね。
任務じゃないですもんね、ちょっとね。
アクション映画としては悪くないんですがね(^^;