夫は早期退職をして早いもので13年となる。収入はともかく、我々の毎日は忙しく充実の専業農家となった。
退職して間もない頃、夫はケガをしてしまい整形外科のお世話になった。国民健康保険に切り替わった夫は医師に「職業は?」尋ねられ「百姓!」と答えたという。思わず私は「あっぱれ!」よくぞ・・・と思ったのもこの間のように思い出される。
今、私は寂しく朽ちたガラス温室の始末をしている。風で飛ばされ飛び散ったカラス片を根気よく集める毎日。
昨年も<煙が目に染みる>なんて思いながら、やはりこの周辺の整備をしていた。
室内もまだ今年ほどの悲惨さはなく<立つ鳥>の気分でいた。
耕作しない農地は一年もすれば悲惨な状況となるのは目に見えている。
お米作りをやめた田がアッというまに耕作放棄地に変わっていくのも見てきた。
永年マスカットが育った温室が朽ち果て割れガラスの地にならないよう懸命にガラスと向き合っている。
夫が「百姓!」と堂々と答えたように少しばかり私にも<百姓魂>が見えた気がする。
< 百姓は百笑なりと泣き笑い >
退職して間もない頃、夫はケガをしてしまい整形外科のお世話になった。国民健康保険に切り替わった夫は医師に「職業は?」尋ねられ「百姓!」と答えたという。思わず私は「あっぱれ!」よくぞ・・・と思ったのもこの間のように思い出される。
今、私は寂しく朽ちたガラス温室の始末をしている。風で飛ばされ飛び散ったカラス片を根気よく集める毎日。
昨年も<煙が目に染みる>なんて思いながら、やはりこの周辺の整備をしていた。
室内もまだ今年ほどの悲惨さはなく<立つ鳥>の気分でいた。
耕作しない農地は一年もすれば悲惨な状況となるのは目に見えている。
お米作りをやめた田がアッというまに耕作放棄地に変わっていくのも見てきた。
永年マスカットが育った温室が朽ち果て割れガラスの地にならないよう懸命にガラスと向き合っている。
夫が「百姓!」と堂々と答えたように少しばかり私にも<百姓魂>が見えた気がする。
< 百姓は百笑なりと泣き笑い >
だから・・百姓魂は63歳になった今でも健在です。
ガラスで出来た温室の片付け 大変でしょう・・
ご近所にお住いの(すでに二人とも亡くなったのですが)おじいちゃんとおばあちゃんと犬の散歩の途中でよく立ち話をしました。
お2人も「自分らが生きとる間に温室をたたむんじゃ!」とせっせと片づけをされていました。跡地でスイカを作り、2個も3個も下さいました。ガラスを集める大変さ眺めていましたよ。
お疲れ様です。
マスカットもシャインや桃太郎などの他の種類に取って代わっていますね・・
この辺りでも 殆どがビニールハウスに変わっています。ほぼ1年中の仕事のようですね。
ガラス集めも大変ですね。怪我しないようにね。こつこつすればかたずくのであせらずに。母もビニールハウスで雪害で大変だったと言っていました。もう台風で壊れてから一切ハウスはなしですが、猪、鹿などに追いまくられて大変です。でもこの年齢になったら、健康道場と思って農に向き合いましょう。体には、気を付けて二人で頑張ってね。
どんなに立派なビルもスカイツリーもです。
人が手を入れたものの始末は、
やはり人がやらねば片づきませんね。
割れる前に何とかと思うけど、
きっと直ぐには間々ならないんだね。
でも百笑の心意気があるんだから、
きっと泣いても笑いがもっともっと大きいんだね。
ガラスは大変ですね。
怪我をなさらないように気をつけてくださいね。
これからの農を考える時
どんな時代になるのでしょうね。
跡継ぎのある近所の専業農家さんはおりません。
耕作放棄 道の草は荒れ果てて通れなくなってる所も度々目にし荒れ果てた山林になりそうです。
まぁ
体が動く限り楽しみながらしましょう~
私も楽しますよ。
手で触るにも捨てるにも。
お気をつけて!!
それにしても、立派な温室ですね。
マスカットが育つ温室
気候に左右される農業。
大変でしょうけど、収穫の喜びは何事にも代え難いでしょうね。
健康で、ご夫婦仲良く続けられること、お祈りしています。
我が夫は、定年まで2年残して、退職しました。
義父が亡くなり、人任せの竹藪と田んぼを、ノンビリと自分の手でしたいと。
僅かの年金支給までの2年間は、無収入でした。
収入にかかわらず、人の顔色に左右されることなく、職業「農業」を、楽しんでます。
バァバァは、家庭菜園を楽しむ程度です。竹藪、田んぼは、ジィジィさまの職場です。晴耕雨読の農業、健康にも良さそうです。
使わなくなった温室なんですね
全部ガラスなんですね
怪我しないようお気をつけて
葡萄栽培農家は高齢化してきています。この温室も我が家のではないのですが、せめてガラスだけは外してしまわなければ危険です。大変な仕事が残されました。
施設園芸農家は最後には片付けの大仕事が有ります。 「生きとるうちにたたむ・・・」これが大きな問題です。余力を残しておかなければ・・・。
マスカットが育ったガラス温室も珍しくなりましたね。
農業はそれぞれに苦労がありますね。
働くことは健康をもたらすと思っていますが、終い際のような作業は精神的な疲労になります。
それでも仕事が有っての健康のように思えます。
ありがとうございます。少しづつ前へ進むことでしょうね。
借り受けていた温室の返却は何処まですべきかと思いますが・・・荒れ果て朽ちてしまういい加減な事もできず、片付けも精一杯のところまでです。
ガラス室のまま草木に覆われ放置されたものも見受けますが、仕事に携わった者は最後まできちんとたたみたいと思うものです。
このような作業は時間に余裕のあるこの時季ならではです。