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ネコのこと 28

2017年04月22日 | ネコのこと

前回の記事では、ネコの事でたくさんの方からコメントを頂きありがとうございました。

とても嬉しく励みになりました。

「9日に引き取りに行きます」・・・で終わっていましたが

その後の報告をしなければなりません。

9日・・・驚きの結末が待っていました。

そのショックから、気持ちの整理をつけるのに時間が経ってしまいました。


性別が違っていた子は、このキジちゃんです。 ↓

9日、1人で行くのは嫌だったので、メンバーに付き添ってもらい4人で行きました。

前日に「明日10時に伺います。ネコはキャリーに入れておいて下さい。

その他、お支払した猫備品もすべて用意しておいて下さい」とLINEをしましたが

既読スルーでした。

当日は朝から、気が滅入って、ご飯も喉を通らず・・・

自宅から1時間掛かるので、9時に出発しました。

10時ちょっと前に到着。

もう心臓はバクバクでした。

門のインターフォンを鳴らすと、ご主人が気難しい顏で出てきて私達を玄関へ。

(ちなみに、その家、門から玄関まで距離のある豪邸なんです)

玄関ドアを開けると、奥さんと娘さん2人が腕組みをして立っていました。

見ると・・・お願いしておいたネコも、備品も、何も置かれていません。

???????

そこで言われた奥さんの第一声に、私達は唖然としました。

「ネコね、一昨日、2匹とも網戸を破って逃げちゃったのよ。

だから返したくても返せないんだわね」と。

え~~~~!!!!

に、に、逃げた??

おまけに2匹共???

このタイミングで!?

耳を疑いました。

2匹・・・というのは、実はこの家族には2匹兄弟で譲渡していました。

性別が違っていたのはその中の1匹。でも2匹共返すと言われていたんです。

どうして脱走したその日に教えてくれなかったんですか?

もう2日も経っているじゃないですか!

探したんですか?!!

昨日LINEした時に知らせてくれてもよかったじゃないですか!!

もう私達4人とも、ブチ切れてしまいました。

あまりにも怒りが増すと、言葉が出てこないんですね。

言いたい事は山ほどあるのに、頭が混乱してうまく言い返せないんです。

しかし何を言っても「こんなことになったのも、メスオスを間違えたお前たちが悪いんだ!」の1点張り。

「たかが性別が違ったぐらいでそんなに怒る事ですか?

可愛がってたネコがオスではなくメスと分かった途端、愛情がなくなるものですか?」と言ったら

「それはお前達の考えだ!お前達の価値観をこっちに押し付けるな!」

「だったら一旦お金を返して下さい!」と言うと

「それはまたどうするか考える」と。

「お金を払ったのに商品が届かない・・・それと同じ理屈じゃないですか」

「そんなの詐欺じゃないですか!」

「詐欺とはなんだ!警察に言うぞ!私達は被害者だ。性別を間違えたお前達は加害者だ!」と。

何を言っても、「性別を間違えた私達が悪い」・・・そこに戻ります。

ネコを逃したお詫びの言葉は一言もありません。

心配している様子もまったく感じられませんでした。

 

ネコ達が網戸を破って脱走した日は、朝から1日中雨で、小寒い日でした。

そんな日に網戸にしておくでしょうか??

それに、もし外に出たとしても、室内飼いの子は返ってくる確率が高いし

2匹とも帰らないのはとても不自然な気がします。

本当にネコが脱走したのか、わざと逃がしたのか、どこかに隠しているのか

それは分かりません。

私達は、それからすぐにネコのチラシを作って、近所に130枚ポスティングしました。

お店やマンション、動物病院などに、張り紙をしました。

迷子ネコのサイトにも掲載し、保護器も仕掛けました。

しかし2週間経ちましたが、保護器にも入らず、電話もゼロです。

その家族は全く探している形跡がありません。

そのあと・・・・3人の弁護士さんに相談しました。

1人は有料相談の弁護士さん、1人は市の無料相談の弁護士さん

もう1人は弁護士という仕事の傍ら、愛知県では有名なネコの保護団体に属し活動をされている女性弁護士さん。

有料の弁護士さんは「こういう相手は、内容証明を送るだけでは素直に払わないと思うので

裁判までいくかもしれないが、多分お金は取り返せるので、戦いましょう」と。

無料弁護士さんは「お金も掛かるし時間も掛かる。悔しいかもしれませんがこんな人間とはサッサと縁を切った方がいい」と。

女性弁護士さんは、やはり同じ保護活動をされているので、一番私の気持ちを理解してくださり

いろいろ助言してくださいましたが、いくら理不尽な相手でも、一度払ってしまったお金を取り返すのは容易な事ではありません。

いくらお金や時間が掛かっても立ち向かいたい!という強い信念があれば頑張れるかもしれませんが

そうでなければ、こういう人間とはもう関わらない方がいい。

もし16万取り戻せたとしても、弁護士料はそれ以上掛かります。

こんな人間に使うお金より、不幸なネコ達の為に使う方が有意義なのでは・・・と。


この2週間ずっと考えました。

毎日毎日どうしようか、どうするのが一番いいのか、悩みました。


そして出した結論は・・・・とても悔しいですが、「もうこれで引くこと」。


私達は、今年から「県の動物保護管理センター」の協力団体に登録したので

今週に入って、動管から「子猫の引き取り」の電話が何度も入り

もう4月20日現在で、16匹の捨てられた乳飲み子を引き受けました。

もし私達が引き取らなければ、その子達は殺処分になる子達です。

断わる事などできません。

センターから電話を受け、20キロ以上離れたセンターまで引き取りに車を走らせ

ネコを貰い受け、複数のミルクボランティアさんにお願いする・・・

そんな事をバタバタ走り回っていた時・・・ふっと思ったんです。

「こんなモンスター里親の事で悩んでる時間が勿体ない。

そんな時間があったら、1匹でも多くの子を救う時間に使いたい」と。

そう思ったら、気持ちがす~っと軽くなりました。

何か吹っ切れたような気がしました。

これはあくまでも私の想像ですが、この里親は・・・多分

半年飼ったネコはやはり可愛いので返したくなかった。

なのでそのまま飼い続けたい。

でも性別を間違えた事に対する慰謝料?を、どうしても取りたかった。

お金とネコを両方手に入れる方法・・・それが保護主である私にお金を払わせ

最終的に「ネコが逃げた」事にする。

電話で言うだけでは私達が信じないので、受け取り当日に「逃げた」と言って

家の中を見させ、ネコがいない事を信じさせる。(前もって、ネコを隠して)

一番最初に、代表とお詫びに行った時「このまま飼うから、10年間の飼育代を払ってもらえないか」と

言われた言葉が、それを裏付けているんじゃないか・・・と思いました。

ネコを返す!と言ったあとに、そのメスに高額な(62000円)避妊手術をした事も

すべてのつじつまが合うような気がします。


まぁ・・・本当のことは分かりませんが。。。。


正直・・・この最中、もうこれが終わったら少し保護活動から離れようかと漠然と考えていました。

少しネコから距離を置きたいと思いました。

まさにこれから子猫の季節。

1年で一番忙しい時期です。

そんな時に、私が抜けることで、きっとメンバーの負担が増えるでしょうし迷惑も掛かるでしょう。

それに、活動を止めることって、このモンスター里親に負けた事になるんじゃないか・・・と思ったんです。

16万を無駄にしたくない、2頭を救えなかった事を無駄にしたくない。

そう考えたらやっぱりこれからも活動を続けなくては・・・と思い直しました。

色々温かいお言葉ををいただき、本当に本当にありがとうございました。

これからも1頭でも多く、不幸なネコを助ける為に頑張ろうと思います。


最後に・・・ぽんちゃん、花ちゃん・・・無事生きててね。

それだけが願いです。

 

コメント (15)
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