Casa de lápiz:鉛筆庵

鉛筆庵に住む鍵盤奏者が日々の生活の徒然・音楽などを綴ります。

人生スイッチ

2015-08-10 22:18:26 | 映画 さ行
          
2014年/アルゼンチン・スペイン合作/122分
原題:Relatos salvajes
監督:ダミアン・ジフロン
製作:ペドロ・アルモドバル、アグスティン・アルモドバル
脚本:ダミアン・ジフロン
音楽:グスターボ・サンタオラヤ
キャスト:リカルド・ダリン、リタ・コルテセ、ダリオ・グランディネッティ、フリエタ・ジルベルベルグ、レオナルド・スバラーリャ
ストーリー:ひょんなことから窮地に立たされる男女6人の姿を描くコメディー。あることがきっかけで不運に見舞われる、ごく平凡な人々の姿をブラックユーモアを交えて活写する。『瞳の奥の秘密』などのリカルド・ダリンらが出演。まるで悪い冗談のように続く災難と、衝撃のラストに思わずうなる。~シネマトゥデイより
<私たちの日常の中には、切り替えてはいけないスイッチがある。きっかけは、日々の憤りの爆発。 最悪のその先の、予想を超えた〈行きつく先〉を笑え!>~チラシより

用意されていたのは「スイッチ1 :おかえし/Pasternak、スイッチ2:おもてなし/Las ratas、スイッチ3:エンスト/El más fuerte、スイッチ4:ヒーローになるために/Bombita、スイッチ5:愚息/La propuesta、スイッチ6:HAPPY WEDDING/Hasta que la muerte nos separe」という6つの人生スイッチ。それを押すとどうなるかというと・・・と6つのオムニバスが展開する。
あっという間の、というかあれよあれよという間と言うべきか、とにかく一話一話が社会風刺をどっさり効かせ、そこにブラックユーモアをまぶして濃く仕上げた話の連続で、ある意味呆然、ある意味痛快。話の行方に身を委ね、このまま行きつくところまで行くっきゃない、その結末を見るのは怖いような気がするが、目を見開いて最後まで見てしまうっきゃない。
122分に6話なので平均一話20分くらいなのだが、その時間が長いのか短いのかさえわからなくなっているという不思議な気分。
いやあ、面白かった!!
中でも特に私が気に入ったのはスイッチ4:ヒーローになるために/Bombita、スイッチ6:HAPPY WEDDING/Hasta que la muerte nos separe、そして「えぇ~!、そうなっちゃうの!!」と思わず呻き笑ったのはスイッチ3:エンスト/El más fuerte

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