la Casa del Lapiz:鉛筆庵

鉛筆庵に住む鍵盤奏者が日々の生活の徒然・音楽などを綴ります。

ヤオコー川越美術館(三栖右嗣記念館)

2017-03-20 22:55:43 | 美術・建築・器
近くにあるスーパーマーケットで利用頻度が高いのは、埼玉が発祥の「ヤオコー」なのだが、リニューアルのために2月の後半は閉店していた。不便だったので市内に別の店舗がないかとHPで探していて見つけたのが川越にあるという『ヤオコー川越美術館(三栖右嗣記念館)』。
あのスーパーのヤオコーの美術館?!と調べてみたらWikipediaに
「埼玉県に所縁の深い現代リアリズムの洋画家・三栖右嗣の油絵、リトグラフなど151点を収蔵・展示している。ヤオコーの実質的な創業者である川野トモが比企郡ときがわ町にアトリエを構える三栖の作品に出遭い、蒐集してきたものである。」
とあった。
そしてHPはこちら⇒ヤオコー川越美術館(三栖右嗣記念館)
それによると、「ヤオコー川越美術館はコレクションする洋画家:故三栖右嗣氏の作品を展示する美術館として、2つの展示室、エントランス、カフェと休憩を兼ねたラウンジ、の4つの空間で構成されています。」とあり、その建物は伊東豊雄氏によるとあった。
そして、行ってきました!!

建物の向かって左側の上には・・・あれ?富士山みたい~!という白い造形物が見える。
建物の周囲は浅い水が張られた池になっている。手前の木の根元の周りはぐるっと座れるようになっていて、木の葉が茂る季節にはさぞかし心地よい緑陰を提供するのだろうと想像する。
入口を入ると受付で入場券を購入するのだが、ここでヤオコーのポイントカード「ヤオコーカード」を提示すると何と¥100引きの¥200となる。

展示作品は年に2回、春と秋に入れ替えをするそうで、現在の展示は『三栖右嗣 旅の記憶:海外での取材作品から』(9月10日まで)。
スペイン、フランス、イタリア、パキスタンそして日本を旅し題材とした作品が展示され、喫茶も楽しめるラウンジにも作品が並ぶ。そして入口を入ったところにはデッサンが配置され、全部で37点の作品を見ることができた。
初めて見た画家だったのだが、その絵の前に立つと美しさと緻密さと迫力と上手さとに圧倒された。今まさに摘んできたばかりのアマポーラの花束がある、という絵があり、そして描かれた人物のリアルさに、そこに描かれた皺のリアルさに息を飲む一枚がある。また別の一枚には地面に転がる林檎の一つ一つとその向こうにじっと立っているすべての葉を落とした林檎の木、そのまた奥の暗い地平線に冷たい風の音を聞いているような、また全くの無音の世界を同時に思わせるような・・・。
作品にも美術館にも感動したが、こうした社会貢献事業・メセナを身近なヤオコーが行っていることにも心打たれた日となった。
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