昨日はハイドパーク ミュージック フェスティバルで盛り上がった私。(Hay! Hay!)今日は上野:石橋メモリアルホールでの、古楽アンサンブル「アントネッロ」の演奏会『ヴェネツィアとナポリのエコー』を聴きに行った。(14:00開演)
ホールをいっぱいに使っての「エコー」が響く。洞窟に迷い込んでそこでこんなエコーが聞こえてきたらどうしよう、と思わず想像してしまった《暗い洞窟》、エコーの楽しさとふと感じるエコーの陰とを堪能した演奏会だった。アントネッロと賛助出演のエコー隊で盛り上がった2時間を楽しんできた。
プログラムは・・・
パッサカリア/《ニンファの嘆き》(クラウディオ・モンテヴェルディ)/エコーによるフラウティン・ソロの為のカンツォン(ジョヴァンニ・バティスタ・リッチョ)/エコー唱法によるマドリガーレ《暗い洞窟》(ビアージョ・マリーニ/アリア《あなたの瞳は私を殺す》(ルイジ・ロッシ)/ベルガマスカのアリア「船上の宴会」(ファーゾロ)・・・etc.
*プログラムの詳細はアントネッロ公式サイトへ。
ところで、この音楽会で思いがけない出会いがあった。それは、高校時代の同級生との遭遇彼女はアントネッロの演奏をCDで聴いていたのだが、今日演奏会があるのを知り漸くライブで聴く事ができる、と上京したのだということだった。ここで会う、というのが何といっても嬉しいではないですか
少しずつずらして追いかけるように
音を出すのですか?
メモリアルホールはそうでなくてもよく響く
ホールなので、それはそれは効果的だったでしょねえ。
『***Message from Anthonello***
皆様は「やまびこ」を経験したことがありますか?
「ヤッホー!」のかけ声で応答する「やまびこ」。17世紀イタリアではこの「応答(エコー)」を取り入れた作品が大流行しました。
・・・』
是非、左の欄のBookmarkのアントネッロをクリックしてご覧になって見てくださいね