2006年/フランス・ドイツ合作/120分
監督:ブリュノ・ポダリデス、グリンダ・チャーダ、ガス・ヴァン・サント、ジョエル・コーエン 、イーサン・コーエン、ウォルター・サレス、ダニエラ・トマス、クリストファー・ドイル、イザベル・コイシェ、諏訪敦彦、シルヴァン・ショメ、アルフォンソ・キュアロン、オリヴィエ・アサイヤス、オリヴァー・シュミッツ、リチャード・ラグラヴェネーズ、ヴィンチェンゾ・ナタリ、ウェス・クレイヴン、トム・ティクヴァ、フレデリック・オービュルタン、ジェラール・ドパルデュー、アレクサンダー・ペイン
この地球のどこに行っても広がる空、その空のもと様々な人間の姿が、「パリ」という特定された一つの街の中にぎゅっと凝縮され繰り広げられる。でも人が生きて愛してまた死んでいくっていうことは、それがどこであっても同じなんだとしみじみした思いに心が満たされ、深く共鳴していた。18人の監督による18の短編が19人目(?!)の「パリ」の街とともに描き出した景色は、決してばらばらなものではなく、それらが一つの意思となって描かれた・・それぞれその色合い、トーンに違いがあることでより奥行きの深い・・一枚の絵のように感じられる。
期待に違わぬ素っ敵~な作品でした!
どの作品もパリの息づかいが感じられて素敵でしたねー
そうそう、18作品はそれぞれ違うのに、「パリ、ジュテーム」としてまるっと一つのパリになっているんですよね。
最初の「モンマルトル」から始まり、最後の「14区」で締め括る、その構成も良かったでした。
どの作品も好きですけど、自分的には「エッフェル塔」が一番のお気に入りです。
2番目は「バスティーユ」
rubiconeさんの1番はどの作品ですか!?
セーヌ河岸
チュイルリー
16区から遠く離れて
バスティーユ
14区
それと・・ペール・ラシェーズ墓地も好きだなぁ~
でも、18話それぞれが何かしら心に引っかかるものがあって選ぶのに迷ってしまいました。(ただ私も「ショワジー門」だけはちょっと引いてしまいましたが・・たははっ)
ホントにステキな短編集でしたよねぇ。
今フランス映画祭に通っていて、またパリの男と女たちのドラマを見たのですが、そういう普通の長編の100分に相当するような凝縮された5分間が描かれているといっても過言ではないドラマティックな物語の数々でした。
バスティーユ、14区は人気ありますねー。
セーヌ河岸、16区から遠く離れてはそれほどに支持者は多くないけど、私も気に入っています♪
一つ一つの話、そして18話の組み合わせ方も素敵だったですよね