漕手のやんごとなき日常

~立教大学体育会ボート部の日常を漕手目線で~

滝島俊一という男 2年安蒜

2016-12-07 11:09:28 | 日記
こんにちは!2年の安蒜です。季節は変わり朝練で雪が降るほどになりました。そんな中、冬にぴったりな雪だるまのように穏やかでほんわかした男について日記を書きたいと思います!
滝島俊一。彼は僕が新歓して初めて入った後輩です!その頃の事を今になっても2人で話すほど鮮明に覚えています(笑)初めて彼を見たとき、何かくすぶってるような雰囲気でした(笑)今だから言えますが笑しかし、彼の眼はまっすぐで、第一印象で「コイツだ」と思いました!学科も同じであるため話も弾み、そして何より、人並みはずれた熱い心の持ち主でした。
入部後も自分の苦手な練習であっても手を抜かずいくら最後になっても1人で黙々と走っていました。
そんな彼が今の僕を作ってくれています。「僕は辞めません。大丈夫です。」と眼を輝かせながら満足そうに僕に言ってくれた。それがとても嬉しかった。彼はいつも一緒に漕ぎたいと言ってくれます。その様な存在が居るから自分は怪我と向き合い戻ることができました。「人を必要とすることがその人を生かす」かっこよく言うとそんな感じですかね(笑)今では僕が彼に追いつく番になってしまいましたが(笑)
自分はまだまだこれからです。彼を始めとする、僕をまた漕げるようにしてくれた主治医の先生であったりトレーナーの方、家族、友達、先輩、後輩、同期僕に関わってくれた全ての人が僕の力になっています。そんな人たちに感謝の気持ちを持ちながら日々練習しています。引退するとき、漕げなかった9ヶ月間があったからここまでこれたと自信を持って言えるように。絶対無駄にはしません。
彼が入部を決めた直後の僕の宝物のような写真を載せておきます(笑)
長々とありがとうございました!