今年は新年から、時間を見つけては本を読んでます。
前から買ってそのままになっていたシリーズもの中心ですが、それを片付けたら、他の分野の本も読み始めたいと思います。
元々私は、作者が気に入るとずっと続けてその人の作品を読んじゃうんですよね~。
以前にもご紹介したことのある
☆こちら☆、「ハリー・ボッシュ」シリーズの最新刊です。今回の目玉は、ハリー・ボッシュシリーズ、といいながら、以前にも一緒に事件解決に尽力した、元FBI捜査官のテリー・マッケイレブが重要なポイントとして登場(?)、しかも、全くこのシリーズとは別の、単独で書かれた「ザ・ポエット」という推理小説の、その後、、、がこの物語になっている、という、マイクル・コナりーファンにはたまらない1冊(上下巻なので2冊ですが)なのです
全く別の3つのお話が、ここで一つに繋がってしまった!!という、奇想天外でありながら、計算しつくされたサスペンス小説、というわけなんです。
だから、この本を読むには、まず、「ザ・ポエット」は最低読んでおいた方がいいと思われます。というか、ついでに、このシリーズ、およびテリー・マッケイレブが活躍する「我が心臓の痛み」も全部、読んじゃった方がいいですよ!!
何故か私はハリー・ボッシュの大ファンなんで、、、お勧めです
続いてこちらは、畠中恵さんの「しゃばけ」シリーズ第3作目、「ねこのばば」です。こちらも時代小説なんですが、少々風変わりなお話です。
主人公の一太郎は、お江戸の廻船問屋兼薬種問屋、江戸十組の株を持つ大店、長崎屋の若旦那である。年が明ければ18歳になる跡取り息子のこの若旦那、実は滅法身体が弱く、しょっちゅう病気をしては寝込んでいる。でも、不思議なことに、この世のものでない妖(あやかし)の姿が見えるのだ。
そして、その妖の力を借りて、いろんな事件を解決していく、という、ちょっぴりファンタジーでミステリアスな物語なのです。
このお話の、どこが気に入ってるのかというと、身体が弱い若旦那が、自分の弱さを情けなく思い、なんとか起き上がろうと頑張るその姿、そして、そんな若旦那を、何故か妖たちが慕って寄り添ってくる様子が、ほのぼのとしてて、柴田ゆうさんの挿画がまた、一段とほのぼのと暖かく、大好きなんです。
ただ、残念なことに、1・2作目に比べ、3作目は、全体に冴えが足りなかったような?・・・また今後に期待します。
こちらも楽しみにしているシリーズものです。宇江佐真理さんの「髪結い伊三次捕物余話」第5弾「黒く塗れ」です。
深川の芸者、お文と、廻り髪結いで、定廻り同心の小者をしている伊三次が、所帯を持ち、子が生まれるまでを描いた本作は、これまで通り、義理人情や江戸の町に暮らす人々の日常の中で起こる事件を、淡々と、温かい目で見つつ、解決しながら月日が流れていきます。時々、心に染み渡るような、すがすがしさや、感動を覚える本作は、これまた私の大好きなシリーズなのです。
何より、このシリーズには時の流れがあって、恋愛時代から、所帯を持ち、子が生まれ、子育てに奮闘する・・・という具合に、リアルタイムで時が過ぎていくみたいなところが、とってもいいんですよね。これから二人の行く手には何が待ち構えているんだろう?とおせっかいながら、気になって仕方ありません。
こちらはもう、はまりにハマって読み続けている、
「居眠り磐音江戸双紙」シリーズ19巻。やっと読み終わったと思ったら、今月、20・21巻が同時に発売になったようで、またまた買いに走らなくては・・・と思っているところです。
ただし、こちら、恋愛関係が曖昧なうちの方が、私にとっては面白かったです。
いや~、、、やきもちかもしれませんが、あまりに最近、順調すぎる磐音の人生に、ちょっと、面白さが半減したかな~?て感じ。。。
シリーズもここまで続いてくると、登場人物が増えすぎて、お話も大味になってきてるようで、途中までのような、ワクワクするほどの面白さはなくなったかな~???磐音が、アマアマになりすぎ・・・なんですよね。もっとハングリーでシャープな磐音の方が好きだったな~。。。また、今後に期待したいと思います。
そして、今読んでいるのがこちら、「御宿かわせみ」シリーズ。昔、NHKテレビで放送されてたこのシリーズが大好きで、毎週欠かさず見ていた記憶があります。
原作:平岩弓枝 出演:真野響子…るい 小野寺昭…神林東吾 山口崇…畝源三郎 田村高廣…神林通之進 (1980~83年放送) でした。
その後、最近かな?テレビでやってたんですか?最近はほとんどテレビ番組をチェックしていないのでよくは知りませんが。
久しぶりにあの世界に浸ってみたくて、原作を読んでみることにしました。
まだ読み始めたばかりですが、やっぱりいいですね。
最近、こういうのばかり読んでいるのは、自分自身が年を重ねてきて、こういうしっとり、じっくり、ほのぼの、、、みたいなのを好むようになってきた、、、ようするに、歳をとってきた、ということなのでしょうか?
でも、他のジャンルの、最近話題の本とかも、是非読んでみたいとは思っているんですよね。う~ん、、、でも、相変わらずこれを始めるとあっちが手付かず、あっちを一生懸命やりだすとこっちが手付かずになっちゃう・・・
やっぱり、もっともっと、時間が欲しいな~
今、ご近所に救急車が止まりました。ナンだろう???どうしたのかしら?
たいしたことじゃなければいいけれど・・・
野次馬ルーシー、気になります。
ではでは、これからもう少し本を読んで寝ることにします~