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夏だ!旅行だ!温泉…だ?

2009年06月24日 22時20分56秒 | 台湾観光旅行

南国・台湾の夏休みはとっても長い。9月が新学期の台湾では、学校は6月中旬には終業式・卒業式が終わって、あとは9月初旬まで、まるまる2ヶ月以上が夏休み。今年の夏休みは、新型インフルエンザや不況の影響で海外旅行に出かける人が例年より大幅に減少すると見られていて、代わりに注目されているのが国内旅行。九州ほどの大きさの台湾ですが、山あり、海あり、リゾートあり、温泉あり、各地方の文化は多様性に富んでいて、小さい分だけ移動も楽だし、まさに旅行天国!(上の写真は在来線の台湾鉄道・礁溪駅。温泉マークがお出迎え。)

日本の国内旅行は「夏は海、冬は温泉にスキー」が定番ですよね。ところがどっこい、台湾では、夏でも冬でも、温泉は今や超人気の旅行スポット。昔は、湯治以外のレジャー目的で温泉を利用する習慣はあまりなかったそうですが、日本の温泉ブームの影響もあって、今ではあちこちにしゃれた温泉ホテルが続々と登場しています。

台湾の温泉は日本に比べるとずいぶん賑やかな所が少なくありません。近頃では、貸切風呂でゆっくりお湯につかったり、男女別の露天風呂で景色を楽しんだり、というスタイルも浸透していますが、台湾の人たちはもともと、他人と「裸のお付き合い」をする習慣はあまりありません。なので、温泉では水着着用(もちろん帽子も!)の所が多くて、なんだかプールみたいです。温泉地のホテルにはたいてい、打たせ湯やジャグジーなど思いつく限りの設備を駆使した、レジャープールならぬレジャー温泉があって、その規模を競い合っています。これなら、真夏でもプール感覚で楽しめますよね。

台北市郊外の北投温泉や、東部・台東県の知本温泉などは、日本の人にもよく知られた歴史ある温泉街ですが、それ以外にも、台湾各地には数え切れないほどの温泉地があります。例えば、台湾北東部の宜蘭県。宜蘭には、冷泉で有名な「蘇澳」、台湾では珍しい平野部の温泉「礁溪」など、温泉スポットがもりだくさん。以前は、台北からの交通の便が悪くて観光にはちょっと不便でしたが、2006年に台北と宜蘭を結ぶ雪山トンネルが開通してからは、台北から宜蘭まで、頻繁に出ている高速バスで1時間かからないくらいです。台北から一足伸ばすだけで、旅の思い出にぐっと味が出るはず。夏でも冬でも、チャンスがあったらぜひ、魅惑の台湾温泉にチャレンジしてみてください!(華) (下の写真は礁溪駅前の名物、足湯。けっこう熱い!)

※礁溪までのアクセス

・台湾鉄道 台北駅から最速の自強号で1時間半前後(112元)

・高速バス 台北高速バスターミナルから葛瑪蘭客運で1時間前後(104元)



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