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北川景子さんがやってきた!

2010年07月09日 22時04分03秒 | 芸能

(正直言って驚く、日本で人気絶頂の北川景子さんの訪台。台湾のファンは幸せ者だ!)

日本で現在、最も人気のある女優の一人、北川景子さんが7日、台湾に初めてやってきた。新作映画の舞台挨拶と、台北電影節(台北フィルムフェスティバル)でのプレゼンターを務めるためだ。J-POPのトップアーティストがコンサートのために台湾にやってくるのは浜崎あゆみさんやジャニーズ系のグループで前例があるが、人気絶頂の女優さんが台湾に来るのはちょっと記憶に無い。そこで、9日午後に台北市内のホテルで行われた記者会見を丸ごと再録しよう!
予定の時間から遅れること10分あまり、北川さんの登場だ。うわぁ、細い!白い肌がキラキラ輝いてまぶしい!まず台北電影節の大きな幕の前で最初の撮影タイム!文字媒体のカメラマンが必死に撮影。怪しげな日本語で「ケイコチャン、こっち向いて~」などと声がかかる。ウウム、なれなれしい…。しかし、これこそ台湾のメディアのパワーか。
続いて台湾では7月16日に公開される新作『瞬またたき』(台北電影節でも特別上映され、北川さんは舞台挨拶に出席した)の予告編が放映され、いよいよ北川さんのあいさつへ。

(北川さんが座る場所、机にはマイクの山が。ちょっと見たことがないような量でびっくり)

(北川さんは登場すると台北フィルムフェスティバルの幕の前で撮影タイム。かっこいいポーズをさらりと見せる。さすがはモデル出身というところ)

(カメラマンたちは当然、我こそベストショットをと争う。前をさえぎろうものなら「大哥!譲一下!あにい、ちょっとどけよ!」などと怒鳴られる)

北川さん:「大家好!我是北川景子。很高興見到大家!(皆さん、こんにちは!北川景子です。皆さんにお会いできてとてもうれしいです)」
(北川さんは明治大学で第二外国語は中国語を学んだ。中国語のあいさつに拍手が上がり、会場に詰め掛けた台湾の記者たちは大喜び)
北川さん:「台湾には前から来たかったので、こういう機会に来られてとてもうれしいです。おしゃれな女性がたくさんいるようなので、ショッピングするのが楽しみです」

●『瞬またたき』では恋人の死で記憶を失ってしまう主役を演じられましたが、この役柄についてどのように準備をしましたか?
北川さん:「とても難しい役でしたが、撮影前に監督から記憶喪失についての書籍や恋人を失くしたときに人はどうなるかについて書かれた本を渡され、それを元に主人公の気持ちを理解するようにしました」
●これまで演じた役柄でどれが一番好きですか?これからはどんな役を演じてみたいですか?
北川さん:今までの役はどれも好きなので…。最近はコメディから離れているので、またコメディを演じてみたいです。
●日本の女性が整形した場合、北川さんが理想の顔とされていますが、どう感じられますか?映画でブスを演じなければならない場合どうしますか?
北川さん:とてもうれしいですし、特に同性からあこがれられるというのは大変光栄ですが、仕事のときはいつも一時間ぐらいかけてメイクしているので、メイクさんのおかげだと思います(笑)。役柄でノーメイクやブサイクにしなければならなくても挑戦してみたいし、それもまた面白いのではと思います。
●台北電影節ではプレゼンターを務めていただきますが、受賞者にどう言いたいですか?落選者にはどう声をかけたいですか?
北川さん:台湾に来られてうれしいですが、さらに台北フィルムフェスティバルで名誉ある役を務めさせていただけることを非常に光栄に思っています。受賞した方には本当に心からおめでとうと言いたいですし、落選した方にも、私も映画を作る立場としてスタッフや共演者のどのような努力があって作品が出来上がるかを知っているので、心から“お疲れ様”という言葉をかけたいと思います」

(記者の質問に一つずつ真剣に答える北川さん)

●音楽好きな北川さんは以前、ご自身のブログで台湾のシンガー・ソングライター、ワン・リーホンやジェイ・チョウがお気に入りと書かれていましたが、台湾の音楽についてのご感想をお聞かせ下さい。
北川さん:音楽が好きなのでアジアに限らず世界中の音楽を聴いていますが、台湾のポップスは大変進んでいて、世界の中でもトップレベルだという印象があります。特にワン・リーホンさんやジェイ・チョウさんはミュージックビデオもかっこよく、衣装やパフォーマンスも最先端な感じがするので見ていてワクワクします。歌やダンスが上手なのは当然ですが、人柄があふれ出るような音楽がたくさんあるのがすばらしいと思います。
●ドラマで共演した台湾出身の女優、リン・チーリンさんは北川さんが台湾に来る前に何かアドバイスしてくれましたか?
北川さん:台湾はおいしいものがたくさんあること、特に小籠包がおいしいから食べるようにと薦められました。また、とてもいいマッサージがあると場所まで教わったので、実は昨日(8日)行ってリフレッシュしてきたところです。
●台湾にいらしてから毎日ブログを更新していらっしゃいますが、忙しい中でブログの運営に力を注がれる理由をお教えください。
北川さん:女優と言う仕事をしているので役を通じて自分を表現したり、話をしたりする機会はたくさんありますが、普段の素の自分、北川景子として何をしているのか、何を思っているのか、たとえばどこに遊びに行っているのかなどを知ってもらう機会はあまりありません。そんなことを知ってもらえるきっかけになればと思っています。また、私を応援して下さるファンの皆さんとの距離を少しでも縮めたいと思っているのがブログに力を入れている理由です。
●ご自分でブログを更新して、ご自分のことを公開するわけですか?一部ではあまり自分のことを知られたくないという人もいるようですが。
北川さん:ブログではもちろん自分で文章を書いて、写真もなるべく自分自身で撮ったものやありのままの自分をマネージャーが撮ってくれたものを自分でパソコンに入れて自分で更新するスタイルをとっています。ありのままの自分を知ってもらう方が私はうれしいと思っているので、みんなに自分のいろいろな姿をどんどん知ってもらいたいと思います。

(海外での記者会見で少し緊張気味だったようだが、時間が経つにつれてリラックスしたのか楽しそうな表情も見せた。「素の」北川さん?)

●華人の俳優で共演したい人は誰ですか?
北川さん:ジャッキー・チェンさんやチャン・ツーイーさんですね。
●リン・チーリンさんと北川さんはお二人ともモデル出身です。ドラマで共演する中で互いが経験を分かち合うようなことがありましたか?
北川さん:モデル時代の苦労として、スタイルをキープすることの大変さや、洋服をよりきれいに見せることが難しかったことなどの昔話で盛り上がりましたが、お互いに女優と言う仕事に生きがいを感じているので、この仕事の楽しさを話し合いました。
●『瞬またたき』で磯村一路監督とお仕事した感想をお聞かせ下さい。
北川さん:磯村監督は演出する時、あまりあれこれ指示せず役者を信頼してまかせてくれるスタイルだったので演じていてものびのびとした感じで、楽しみながら撮影できました。監督もキャストも仲がよく、撮影の合間に話をしたり、北海道が撮影現場だったので一緒に風景を眺めたりして和気藹々とした雰囲気で撮影が楽しめました。

質疑応答はここまで。この後、ステージ上の机が片付けられて北川さんの二度目の撮影タイム。「ケイコチャ~ン、こっち見て~」などと相変わらずなれなれしいカメラマンたち!少々長引いた撮影タイムだったが、北川さんは要求に応じてニコニコと立ち位置やポーズを変え続けた。
記者たちの質問に一つずつ真剣に答える姿勢からは華やかな外見とはいささかミスマッチとも感じられるきわめて真面目な人柄が伝わってきた。映画『一眼瞬間,再見愛(瞬またたき)』、そして台湾でも今ちょうど放送中のテレビドラマ『零秒出手(ブザービート)』を通じて、北川さんの台湾における知名度と人気はこれからも高まっていくだろうが、ファンたちには北川さんが女優と言う職業に真摯に向き合う姿も知ってもらいたい、そんなふうに感じた記者会見だった。北川さん、また台湾にいらしてくださいね!(U)

※ 北川景子さんのブログ 台湾訪問の様子もつづられています!
   http://star-studio.jp/kitagawa-keiko/
※ 北川さんがプレゼンターを務めた場面の動画です。
   台湾の側に立つ台湾国際放送としてはかなり恥ずかしいですが、北川さんはとってもキュートです!
   http://www.youtube.com/watch?v=pEYIRVKESe8

(記者会見を終えてステージを下りる北川さん。主催者側が提供してくれた写真。その説明には「親しみやすい態度で、記者たちに可愛く感謝する北川さん」と書かれていた)

(記者会見が行われたホテルで「出待ち」していた台湾のファンたち。日本語で「ケイコチャン、ケイコチャン」と興奮気味だった。写真の四人はごく一部)

(10日の台北フィルムフェスティバル授賞式典に出席した北川さん)



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2 コメント

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台湾好きとはうれしい (E)
2010-07-19 02:50:33
北川さんが大学で中国語を勉強していたとは、また台湾のジェイチョウなどがお気に入りとは、驚きました。嬉しいです。
北川さんには日本でもっと台湾好きだと言ってほしいですね。
うれしいですよ~ (U)
2010-07-19 16:18:25
Eさま、コメントありがとうございます!
今では見られない、北川さんの前のブログで2006年にジェイ・チョウとワン・リーホンについて書いていらしたんです。今回の台湾訪問も楽しんでくれたと思いますので(少なくとも北川さんのブログからはそう感じます)、また台湾に遊びに来ていただけることを期待します!

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