昼間はほとんど目立たない地味な店構えながら、夜になるとぴかぴかと遠くからでもよく目立つネオンが輝く店があります。
これは何を売っているお店だか、おわかりでしょうか。
答えは、「檳榔(ビンロウ)」です。
檳榔(学名:Areca catechu)は、「太平洋・アジアおよび東アフリカの一部で見られるヤシ科の植物」(ウィキペディアより)で、その実を噛みタバコのように噛むという習慣が華南地域からインドにかけて広く見られるものです。
檳榔は発がん性があると言われており、タバコと同様好ましくない習慣だと言われていますが、慣れるとやみつきになるらしいです。
檳榔自体はとても一般的なもので、台湾中至る所に売っている店があります。
タバコとは違って、檳榔は基本的に「生もの」なので、その場で作りながら売っています。
そしてなぜか、檳榔の店は、夜になると目立つようになります。
地方に行くと、せくしーなお姉さんが檳榔を売っていることが多いそうですが、台北市ではこの「緑の熊手ネオン」が檳榔店のデフォルトです。
なぜ緑なのか、熊手ネオンなのかは謎。
檳榔ネオンには、緑熊手を基本として、様々なバリエーションが。
これは、色が変わりながら円形にぐるぐる回るタイプ。
こちらは、熊手型の基本は押さえながらも、色にバリエーションをつけたタイプ。
別に怪しいものではないはずだけど、檳榔を買うのは女子にはなかなか敷居が高く(笑)、実物の写真がなくてすみません。
今度入手に成功したら、また載せてみます。(尾)
※2010年3月10日(水)の番組「台湾ミニ百科」では、檳榔についてご紹介しています。
番組を聴くには、上のバナーをクリック→3月10日をクリック→「台湾ミニ百科」左のアイコンをクリックしてください。
覚せい効果が有る様で運転手が赤い顔をして グチュグチュしているのを見かけます。
桃園空港近くの一般道に飾り窓のような売店(ホットパンツ姿のお姉さんが居ます)が多く見られます。
昔は、歩道が「赤いペッ」で汚れていましたが、(地方は分かりませんが)最近は随分と綺麗になりました。
30年位前に噛んだ事が有りますが、青臭くて唾液が赤くなるまで我慢できなく吐き出しました。