上砂理佳のうぐいす日記

広島の個展、ちょうど五輪開催と重なるの~。先日「広島にちなんだ絵」を追加で送りました。小さめだけど苦労しました(笑)★

マラーホフ・トークショー@大阪(その2)

2006-08-30 | バレエにハマって幾星霜

熊川哲也君のトークショーがありますよ。詳細はコチラ。
申し込みはまだ間に合います!(私は行けません!)
しかし「熊川特別出品のFUROSHIKI」って…フミヤ的デザインだろうか(疑念)。

さて、ウラジミール・マラーホフ@大阪。こっからは「トーク」の「ショー」。
事前に配布されたQ&A用紙にお客さんが質問を書き込み、そこから司会者がチョイスして…という、あの「大ちゃん・倉敷トークショー」と全く同じ形式。
選んだ質問が、ちょっと常識的なものばかりで、「マラーホフ・初心者」の人には新鮮かもしれないけど、「マラーホフ・ベテラン」には、物足りなかったかも。私は「結婚相手はバレリーナでなくてもOKですか?」とか「これから踊りたい振付家は?」等書きましたが、見事にボツ。

★オフの日は何をしていますか?
  オフがあったら…食べてるか、寝てるか、友達と会ってるか。とにかく
  リラックス第一!バレエの為の休息です。でも休みは殆ど無いかな。
  …無趣味っぽい。前に“無免許だからもっぱら移動は自転車だよ”と言ってた
   が…。そしてその自転車でコケたとか。

★ライバルはいますか?
  いません(笑いながら)。コンクールに出てた時は競争者がいましたが、
  バレエは勝負事ではないのです。ダンサー同士でライバル関係はありません。
  …普通「いない」って答えるよね(笑)。
   でもバレエフェスでは微妙に火花散ってません?

★あなたのジャンプは着地で音がしません。どのように習得したのですか?
  幼い時、足の裏に装置をつけて…冗談です(笑)。
  何百回も何百回も繰り返し練習したのですよ。
  …有名な「マラーホフの無音の着地」。
   “ドーン”でなく“ふわー”です。あれってやはり技術なのね。

★大阪で気にいったところは?
  まだホテルと劇場の往復しかしてないのです。とても忙しいので。
  …「この後“そごう”でお買物もして頂きましょうね~」と司会者が振るが、
   余り気乗りしてなさそうな…。大丸も高島屋もありまっせ。

★バレエの作品で、好きなもの、嫌いな(苦手な)ものはありますか?
  全ての作品に興味があります。モダンでもクラシックでも。
  苦手なものは何も無い、という気持ちで取り組んでいくのです。
  …現在の「指環」のローゲ役もかなり衝撃的ですが、確かに限界を作らず
   取り組んでいる模様。「ドン・キ」のガマーシュ役は面白かった!

★現在(芸術監督も兼任で)すごく忙しいと思うのですが、どのように対処を?
  僕は忍耐強いのです。とても忍耐強い(マラーホフは山羊座)。
  だから、全ての事柄を前向きにとらえて、ネガティブなことを余り考えない
  ようにしているのです。
  もっともとても忙しいのは事実ですが、バレエが大好きなので。
  …ロシア系・極寒の国の人って、確かに根性がハンパじゃないイメージが。
   そういや、マラーホフの愚痴って余り聞いた事がない。

★何度も来日してらっしゃいますが、日本で好きな場所や事柄は?
  いつも行くレストラン…(お気に入りが東京にあるそう)、買物(服や靴を
  よく買うらしい)、初めてバレエ学校公演で来た時から仲良くしてる友達に
  会うこと…、楽しみは沢山あります。
  そうそう、日本に来たら必ず焼肉を食べますね。
  …なぜ「日本で焼肉」?いつもは魚貝類をよく食べるそうです。

★特別な健康法とか、トレーニング法はありますか?
  ありません。バレエをやっていることが健康法だから!
  …ごもっとも!

★日本の食べ物で好きなものは?
  うに、銀ダラ、ふぐ、くさや …最高ですね!
  …このネタが最高にウケました(笑)。
  「くさや」って。貴公子マラーホフが「くさや」って。
  (くさやってこんなん。

★引退後は何か予定がありますか?
  引退は…まだまだ踊っていたいので今は考えていません。いつか考えなくては
  ならない日が来ることもわかっています。でも今は踊りたい。1日でも長く
  踊っていたい。僕の人生がバレエそのものなのだから。
  …引退・隠居説は全否定。「Ballet is my life!」と力強く。

私が文字で書くとイマイチなんですが、実際はかなり笑いも起っていて、終始和やか~なムードでした。
ウクライナ生まれのマラーホフの英語は、私にも聞き取れるくらいの明快な発音。ゆっくりめで文法も解りやすい。日本だから解りやすいように喋ってくれてるのかな。ジョニーもこんな風に喋ってほすい…(ネイティブの方は早い~)。
英語の解り易さに加え顔の表情が実に豊かで、笑いを誘う。さすがに舞台人です。
終始、笑みを絶やさず、でもしっかり誠実に答える。足を組んで座っていますが、マイクを持つ右手の薬指にはキラリン指輪が。その意味は?(私、情報に疎いもんでお相手は知りませんー)
それにしても、「神のナルシス」に「くさや」を食べさせた人って誰や(笑)。

さてここで「マラーホフと握手!」タイムです。お客さん全員と!
急にハンカチで掌の汗をぬぐう私(汚いな)。
壇上のマラーホフはすっくと立ち上がり、みーんな卒業証書をもらう生徒のように、ゾロゾロと並びます。男性は5~6人でしょうか。女性の年齢層はやや高め。クールな人もいれば失神しかけの人もいます。親子連れ多し。ちっちゃな子供には特に嬉しそうな笑顔で答えるワロージャ。
はらしょー!すぱしーば!
…ああ、織田君にロシア語をもっと習っときゃよかった…もう駄目だ。
英語でいけ。「タダでは帰らへんで」という関西人根性だけが先行する私。

「はろー(思いきり日本語英語)」握手。ワロ-ジャ、目を合わせて笑顔^^
(手を握りしめたまんま←ここ、ポイント)
「あいはどすぃーんゆあぱふぉーまんすあっとおおさかひゅういやーずあごー。
 すりーぴんぐびゅーてぃ…ろみお&じゅりえっと…」
「やー!すりーぴんぐびゅーてぃー?」
「すりーぴんぐびゅーてぃー!うぃずとーきょーばれえ!」
「やー^^○■×◎▽∞×…!(何か言ってくれたが緊張で忘れた)」
「…びゅてぃほー&わんだほー(誤魔化す)!ぷりーずえんじょいおーさか!」
「さんきゅー!(^▽^)/」
おわり。

4年前にもマラーホフとお喋りしてるのに、その当時から何の深みも増す事の出来ない私の英会話。いかん。「ジョニーと英会話」でしくじった経験を、またしても生かせずに終わってしまったではないか。
日本語で話しかけたお客さんの言葉は、必ず隣の通訳の女性が英訳してくれて、マラーホフも懸命に「うんうん」と、うなずいてくれます。その様子が、
優しい!(前からだけど)
可愛い!(前からだけど)
あたたかい!(前から…)
いつまでもいつまでもそばにいたくなる~!(^^)
「お付き合いするならマラーホフ」これね。「火遊び」ではないですね。
「ダンナさん」「パパ」って感じでもないですね。あくまでも「お付き合い」ね。
さすがに彼ももう38歳なんで「息子」ではないね(笑)。

…お付き合いしていただけるか否かは別にして、あの百数十名とぜ~んぶ握手して(決してベルトコンベヤー的にではなく)笑顔満載でいてくれたマラーホフの周囲は、「じわわわ~ん」と、あたたかい空気が満ちてくるかのようでした。
やっぱ年齢を重ねて「大人の滋味」ってもんが滲み出てます(笑)。包容力というか。落ちついた紳士なんだけど、若々しくて甘くてキュート(もう何を言ってるんだか自分でもワケわからん)。
希望者はサインも貰えたみたいだけど、プレゼントされたのが花束一つだけってのもなんとも寂しい。事前に「プレゼントの手渡し出来ます!」って、そごうも書いておいてくれたらいいのに。あ、でもそう思うのは、ここんとこのアイスショーの影響大かな、私(笑)。

会場入口には、洋書の写真集(でかっ!)や、彼のお母上が書かれたらしい新刊本が山積みに。DVDもいっぱい。チャコットのレオタードやバレエグッズ、とにかく何でもいいから購入したら、マラーホフ直筆サイン色紙が貰えます。先輩Oさんがレッグウォーマーを購入して、私にサイン色紙を譲ってくれました(私ったら何も買わない)。でも結構余っていたような…色紙^^;

東西ドイツが統合されて、ドイツに3つあった大きなバレエ団が、「ベルリン国立バレエ団」として巨大な1つの団体になりました。
マラーホフはそこの芸術総監督になったのですが、自分もまだ現役のトップダンサーとして踊っています。むっちゃ大変ですね。体力も頭脳も。休む暇がない。
それなのに、この余裕と落ち着き、可愛らしさはなんなんだろな~。
好きな事を120%やって生きている。そして賞賛されている!という輝きに満ちているというか。勿論、良いことばかりではないだろうけど、「僕は忍耐強いんです」とキッパリ言ったのは初めて聞いたような気がする。柔軟で好奇心旺盛だけど、自分の信念で、曲げない所は絶対曲げないような。彼の指導するバレエの練習は、とてもとても厳しいそうだし。
日本人的「謙虚」とはまた違う、誠実であたたかい人柄を感じさせるマラーホフは、来年も来日して踊ってくれるそうです♪(何だろ?ガラ・コンかな?)
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夢みたいですね~ (かん)
2006-08-30 23:45:25
マラーホフ氏と握手会なんて、あんな美しい人をさわれるなんて、それも生会話付きで、それも劇場とか楽屋とかでなくて心斎橋そごうでなんて(でしたよね)夢みたいですね~。

そして「苦手なものはないという気持ちで取り組む」というおことば!昨今仕事で悩みっぱなしの私は、自分なんてまだまだ甘い、と頭を垂れるばかりです。

夢のマラーホフでしたよ~ (うぐいす)
2006-08-31 00:27:19
かんさん、お仕事大変そうですね。暑さでダレちゃう季節だし…。ウクライナ人のマラーホフにとっては、大阪の暑さはこたえたと思います。でも、とても元気!でした。

「夢の王子様」なんだけど、実際に会ってみたら、やさし~く包み込んでくれる感じで、でも威厳を保つ所はしっかりしてて。モテない筈はないって感じです(笑)。

バレエフェスの演技はやや不調という評が多かったみたいなんですが、決めるべきポイントはビシッと決めてて、やはり「貴公子」の底力を感じさせられました。

お仕事、マイペースで頑張って下さいね♪

楽しいレポ、ありがとうございます。 (haha)
2006-08-31 01:25:11
うぐいすさん、お久しぶりです。

ブログまとめ読みで(すみません)コメント書くタイミングを逸していたのですが、今日はジャストタイミングだったみたいですし、マラーホフの話題に即、反応しちゃいました。

貴重なトークショーのレポート、ありがとうございます。

マラーホフのトークショーって地方では何回か企画されているみたいですが、東京では無いのですよね。

でも、東京は圧倒的に公演回数が多いのですから、不平を言ったらバチが当たりますね。

あの写真はマラーホフが21歳の時の写真ですよね。

私、ジョニーを初めて見た時、この写真のマラーホフに似ていると思ったのですよ。

比較すると、この二人には他にも似ている所があって、興味深いです。

また、時々、お邪魔します。

うぐいす節、楽しみにしています。これからも頑張って下さいね。

ワロージャもこの頃、パーマかけてたような(笑) (うぐいす)
2006-08-31 13:11:42
hahaさん、残暑お見舞い申し上げます

最近、大ちゃんの事ばっか書いてますが、ちゃんとジョニーも応援してますよ(笑)。フィギュア選手はご贔屓筋が多すぎて、アワワ…忙しい~。

そうそう、マラーホフの若い時の写真。ジョニーに似てます!可愛かった♪

余りトークショーの宣伝してなくて、お客さんのほとんどが、前日の「ジゼル」大阪公演を見て来た人でした。私は見に行けなかったけど、素晴しかった模様です(ヴィシニョーワはひと足お先に帰ったのかな?)。

ベルリンはこれからどうなるんでしょうね。ワロージャもいつか故郷に帰るのかな。

あと何回、来日公演を見られるか解らないけれど、見守っていきたいですね。

またいつでも気軽にブログお越しくださいね。

申し訳ない (あすか)
2006-08-31 19:52:55
バレエは全く分からないので

こんな事になってしまいました。



申し訳ないです。。。



私も写真見てジョニーに似てる♪

そして。。。。

ヴィシニョーワ

これがジョニーウィアに見えてしまいました。。。

完全にジョニー病のようです(汗)



無音の着地聞いてる?(読んでる)だけで

美しそう。一度見てみたいな♪



「マラーホフ」!覚えました! (てけてけ)
2006-08-31 21:17:16
うぐいすさんがリンクしてくださった「マラーホフ」さんに飛んでいって会ってきました。(クリックワープだ!!)

いきなり目に飛び込んできた美しいポーズに感動~!めっちゃキレイ!すごい!とテンション上がりまくってしまいました。(そして何気に足は、イナバウアー?)

うぐいすさんのこちらの記事を読んで、マラーホフさんが大好きになってしまった私は軽いのか?それともマラーホフとうぐいすさんがすごすぎるのか?

うん!自信を持って、後者です(イヤ、私も軽いんだけど?!笑)



自分の魂を賭けて熱く生きている人が大好きです。

うぐいすさん、素敵なレポをありがとうございました~



追伸。うぐちゃん&ワロージャの一連のやりとりが楽しいです。2人ともかわいい♪最後の「おわり。」もウケてしまった。かわいすぎです
偉い人なのよ。でもエバってないのよ。 (うぐいす)
2006-08-31 23:58:15
ええと。マラーホフはバレエ界の「ジャイケル・マクソン」級に有名な方です。

でも、清らかな方です(笑)。



あすかさん、「深きジョニーの病」といいますか…。

「スキーウェア」もピピッと反応しますね~。

「ウィ~ア~チャ~ンピオ~ン」も、ぎゃっとしますね~。

マラーホフも若い頃は結構ヤンチャで、いつも髪型変えてました。ジョニーよりちょっと背が高いくらいかな?

細身で身体が柔らかくて、コーエン並みに足が上がります。着地で音がしないので、つとに有名なんですよね。

世界のバレエコンクールで優勝したり、日本での人気も常に№1!という人です♪

王子様役が似合ってるから、やっぱジョニー的かな。



てけちゃん、ペラペーラなあなたから見たらアホみたいですが、お恥ずかしい次第です。

「ハートで無理やり通じさせる英会話」でしたねえ。

私、とことん英語の才能ないねえ(笑)。

↓マラーホフの公式サイトを前にも紹介したんですがhttp://www.malakhov.com/index3.html



動画で雰囲気を感じてください~。

大変なことになってますね~。

でも、身体柔らかいんですよね~。

(ちょっとシルエットがジョニーに似てる)

イナバウアー…そういえば!



次回からは大阪で何かあるときは、一応声をかけますので、一緒にハマってやってください(笑)。
バレエも (こま)
2006-09-01 10:38:09
初めてお名前を耳にしましたが

とっても気品のある方ですね。

バレエの世界でもこういったファンの集いがあるんですね。

熊川哲也さんは一回見てみたいんです。

なかなかテレビで放映してくれない・・・

先日ジゼルの放映のことコメントされてましたが

ジゼル是非見たいです!!

小学生の時いとこのバレエ発表会で見たくらいでプロの舞台はまだ。

うぐいすさんバレエの話も楽しみにしてます!
さいきん (うぐいす)
2006-09-01 12:56:42
こまさん、最近はデパートで「トークショー」華盛りみたいですね。

やはり、集客力を見込んでかなあ~。私もうっかり「そごう」で買物しちゃったし(笑)。

リンク貼った公式HP(直に貼ってはいかんのかも)の、半裸で踊る写真は篠山紀信撮影です。女性誌に発表された当事はかなり話題になりました。



ブックマークに入れさせてもらってるJOLLYさんの日記に、バレエニュースの話題が豊富ですのでまたご覧くださいね。「ジゼル」は、NHK教育の番組検索してみたけど、予定が入ってない~。でも放映あるはず。なかなか悲しい物語ですよね。

熊川君のバレエ団も頑張ってます(過去ブログにも熊ちゃんのことを書いてますが)。でもバレエもチケット高いのよね~ふふふ。あああーー;

マラーホフさん、再び! (てけてけ)
2006-12-19 21:25:15
さきほど、TBS「学校へ行こう!MAX」で、バレエを頑張っている学生を応援する企画があり・・・なんとなんと!マラーホフさん登場!!(うぐいすさん、ご覧になられました?)
「あ!!この人・・うぐいすさんが言ってはった“マラーホフ”さんだ!!」と大興奮☆くいいるように観てしまいました~!すごくよかった!
バレエで世界を目指す女の子(高校生かな?)が、V6の長野くん&三宅くんと一緒にベルリンへ~。そこで、マラーホフに会い、しかも個人レッスンを受ける(しかもその後、全体バーレッスン参加でマラーホフと前後&マラーホフのバレエを劇場鑑賞&楽屋訪問まで!)というものすごい企画で・・

「これって、ものすごいことなんやろなぁ~~~」と私もキラキラが止まりませんでした・笑。

初めて見たマラーホフさんは、うぐいすさんがおっしゃっていた通りの、本当に素敵な人で・・♪
TVを通してにもかかわらず、本当にあったかい人だなぁ~と感じることができました。
いつまでも第一線で活躍していてほしいですネ♪

おまけ1:
V6に「はうおーるどあーゆー?」と聞かれ、日本語で、「としより」と答えてはりました
クサヤ好き発言も出てましたよ!

(めっちゃ長文・・・おまけにうぐいすさんもこの番組見てはったならほとんど意味なしコメントだわ・・失礼いたしました~

おまけ2:
大ちゃん、みなさん、お帰りなさい!

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