上砂理佳のうぐいす日記

銀座中央ギャラリー「10×10版画展」は無事終了。お越しいただいた皆様、ありがとうございました★

ネイサンが…もっていったー★

2016-01-25 | 15-16 コンペとショー
全米男子も面白かったですね~。ユーロも今週だけどさすがに真夜中よ…どうする?
ホックスタイン(どうしても「ホルスタイン君」と覚えてしまう)の点で、「ああ、今日は結構出しますねー」と思ったので、上の3人の点もまあ妥当かな。
リッポンが僅差で優勝しましたが、1点ぐらいですね。アーロンがもし3連の最後を3サルコゥにしていたら…彼が優勝だったか。
私はリッポン応援してたから嬉しいは嬉しいけれど、結局4回転を一度も跳べなかった彼を優勝させるとは、アメリカのジャッジもなかなか大胆やなー、と正直思いました。でもま、ネイサンとアーロンの音楽表現がまだイマイチなので、リッポンの芸術性を高く評価してくれるのは嬉しい。
リッポンも、ジュニア時代からいろいろありましたね。
ここにたどり着いたのは、ある意味「功労賞」かしらん。全てはマイケル・ワイス基金のおかげやで~。ありがとうワイス。

でも、この試合を「かっさらっていった」のは、ネイサンでしたね~
若さあふれる「攻めて攻めて!」を、解説の杉田さんも激賞してました。すごいなー。
私あれ、前半の3本はまだ4回転と解ったけど、後半のイーグルからのは3回転だと思ったわ。それだけ軽く跳んでしまいました。
彼は16歳だけど去年より体が大きくなって、体幹もしっかししてきた感じ。山本草太くんと同世代ということでいい?
ハンヤンが出てきたとき「新人類だ!」って思ったけど、ボーヤン、ネイサン(チェンでは呼びにくいのでネイサンに統一)、草太君たちを見てたら、「新新人類」だわ。
4回転への精神的ハードルが低いというか、「は?4回回って降りましたが。何か?」って軽さが、もう昔とは大違い。すごいですね。

「良いロス・マイナー」が来るかと期待してましたが…ミラクルは起きなかったかー。曲の壮大さと立ち位置に負けてしまったような。
でも復活してくれたのは嬉しいですね。来季からまたガンガン頑張って欲しい。やっぱり最終Gで一番スケーティングの伸びがすごい、と思いました。

昨季から「ボーカル入りの曲OK」となりましたが、このルール変更を一番うまく使いこなしているのは、やっぱり北米勢かと。
全米の選手達、皆さん素敵なポップスを使ってますね。「この曲いいなあ」って、見ているだけで幸せな気持ちになります。
リッポン君のビートルズも良かった♪大輔さんのビートルズメドレーとまた違って。
結局、ジェイソンでなくネイサンが世界選手権代表3枠目に選ばれたようですが…うーん。ジェイソンもさすがに、全米出なかったら仕方ないかなあ。
私の愛するジェイソン・ブラウンとジョシュア・ファリス。
カムバック成るでしょうか そしてアボットの去就は

蛇足ですが。
今回とにかく、キスクラにアルチュニアンコーチがいっぱい出てきましたね。
ヒゲ伸びてますます貫録が…昔っから「美青年の横にはアルチュニアン」でしたが。そのころから「マフィア」と呼ばれていましたが。
大御所・キャロルコーチも、やや斜め被りの帽子がお似合い。おっしゃれー。
なんかこの「マフィアな二人」や、ミッツ・マングローブ的なロヒーンさんを見ているのが楽しい。
「殿堂入り」のセレモニーで、ライサチェクとベルビン&アゴストが表彰されていましたよ。五輪のメダルということでしょうね。チャーリーの姿も見えたのですが、ベルビンのエスコート?毎年、休憩時間にライトを落としてこういうセレモニーやるのが、実に楽しい。
いろんな意味で「やっぱり楽しいね全米選手権」★
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