上砂理佳のうぐいす日記

銀座中央ギャラリー「10×10版画展」は無事終了。お越しいただいた皆様、ありがとうございました★

四大陸ダイジェスト

2005-02-22 | 04-05 コンペとショー
先日、歳時記の事を書きましたが、ジョニーのお誕生日7月2日あたりはね。「半夏生」(はんげしょう)というらしいです。
「半夏生の男」(!)
いーでしょ。ろまんちっくでしょ(笑)。
夏至から11日目あたりで、稲作が半分まで来た…つまり夏が半分まで来た、という意味あいもあるそうです。まあアメリカの風土的に当てはまらないのかも、だけど。いいのよ。こうやってろまんちっくな要素でオフ期を盛り立てるのも、ファンの王道さ。
注)「半夏生」は「七十二候」という季節の区分から来ているそうです。

現実に戻りまして(話題遅いかな)四大陸見ました!
フジの地上波は余り期待してなかったけど、男子のダイジェストもチラとあったりで(大ちゃん!)まあまあの編成かな。国分太一は、もうこうして「フィギュアスケート専属」として居座るのでしょうか。番組最後のクレジットに「日本スケート連盟」と「ジャニーズ事務所」の名前が並んでいるのがミョーに可笑しい。何の番組やねん、これ。
章枝ちゃん、やりましたね。いや、ちょっとウルウル。結局、佐藤コーチの元に戻ったんですね。こう言ってはナンだけど、ワシリエフコーチは章枝ちゃんとの相性はいかがなんだ?と思ってたの。やはりトト&マリの方に集中してそうに思えるのよ(カンケーありませんが、私は現役時代=ワロワ&ワシリエフのペアも覚えてるので、今のコーチとしての姿が非常に感慨深い)。
章枝ちゃんの今年、思い切ったイメチェン、私は推したい。でもう~ん。「ピンクパンサー」というと、どうしてもブライアン・オーサーのオハコのEXがパッと浮かぶ。全身黒で手袋だけがショッキングピンクだったの。これが上手いんだわ。お茶目・おシャレ。やはりこういうナンバーは外人さんには適わないような気がする。
フリーの「カルメン」はパンツルックよりも、オモテは黒・裏地は深紅のスカートで、ジャンプのたびに少しだけピラピラ赤が見えるってのはいかがでしょう?しかし章枝ちゃん、細い~。
ありがちな「押しの強いカルメン」ではなく、繊細な情感が漂う新鮮なカルメン。やはりジャンプが全部入ると印象が違う。苦手な3ループをPGからはずした?ことで気持ち的に余裕が出た?と推測。いや、良かった。
今まで嬉しくても悲しくても泣いてる事の多い章枝ちゃんでしたが、今回はすご~く落ち着いていたように見えました。色々言われてるようですが、私、章枝ちゃん好きよ。この人の「毎年、1㎜ずつ成長する」かのような、ある種不器用そうに見える所が。
恩ちゃんも良かったのよね(あのFSの花の衣装は、レトロモダンな着物のようで面白い)。
最後のほうもうガッツポーズしまくり(笑)。やっぱ恩田さんはコレでないと。新しいオードリーコーチの手腕の程は、未だ私には解らない。でもプログラムは…もう少しシンプル路線のほうが良いんじゃないかな。「ドン・キホーテ」とか「海賊」とか。音楽が盛り上げてくれるタイプのもの。こういう抽象的な曲は、芸術的で繊細な表現が得意な人が向いてると思うんですが。でも新しい事もやんなきゃ、だし。難しいなあ。
中野さんがジャンプ絶不調で残念。でもこの「ビートルス・メドレー」すごく自然に入っていけて好感持ちました。年齢相応の良さを感じるというのか。頑張ってほしい。由希奈ちゃんが居ないのもツライけど、他の選手も女子は実に層が厚い。誰かが浮上すれば誰かが落ちてしまう…ツライです。

男子は…J-SKYを待ちます~エヴァン・ライサチェク、優勝いたしましたがな。リー君は…勝たせてあげたかった~。そう、私はチェンジャンの屈託無い笑顔が「捨て置けない」のです。舞台はアジアだし。しかし詳細を見るとジャンプの出入りが激しい。でも点はなかなか僅差かな。FSだけだと、大ちゃん2位なんですよ。いや嬉しい!
ロビン・カズンズにソックリなライサチェクですが(しつこい)、実は私は今後のジョニーのライバルとして、エヴァンをイチ押ししてるの。
プルシェンコでもなくジュベールでもなく、ライサチェク(!?)え~っ?
…て突っ込まれそうですが、ハッキリ言ってもう、ジョニーの後ろ1mくらいまで迫って来てる、とニラんでるの。
ジョニー、前ばっか見るのもいーけど後ろも見なはれ。そして走りなはれ。
いやいや、エヴァンは「大器」よ。きっと世界チャンピオンになるよ。
…その話はまた後日に。
コメント
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