Blanc-Brunchの“ピリオドの向こうへ...”

心の琴線に触れたモノやコトを徒然なるままに綴っていきます...☆

美術館.....我が心の旅。

2011-04-29 12:31:26 | Art
昨日はずっと行きたかった美術館、日出町(ひじまち)の二階堂美術館を訪れました





春季特別展 『明日を拓く心の故郷』ー里山・水辺・田園の自然と生活ーを観てきました。


このBlogを書くにあたって、気になった作品の画像を探しましたが、見事にヒットせず


一点だけ、かろうじて写っているモノがありました。


それではザッと、心に響いた作品を挙げていきます。


竹内栖鳳『月下秋林』

栖鳳の水墨画、お初です
まろやかな情趣、たまりません。


横山大観『山路の雪』

静謐の世界


川合玉堂『山村積雪』『山家雪』『渡頭積雪』

雪深さ・雪のやわらかさが印象的。


山口蓬春『夏雨秋晴』

繊細な竹林と楓。
たらしこみの技法で、竹林がなんとも叙情的。


橋本雅邦『初夏渓流図』

雅邦らしい筆致じゃ


横山大観『海辺』

空・海の色が美しく、ぼかしがキレイ


下村観山『曳舟』

曳人の息遣いが聞こえてくる。
穏健な画風じゃ。


鏑木清方『ちらちら雪』

清方〜久しぶりに拝見。
深水に春信に見立てられただけあって、美人画がステキ


奥村厚一『五月の頃』

なかなか良いね。
緑基調のリズミカルに並び立つ松がステキ。


横山大観『帰路』

墨画と余白の対比がステキ。


加山又造『黄山煙雨』



画像左の絵。

静謐でありながら動きのある絵でした。


作品リストには(勿論、図録など無い)、『鳥獣戯画』とあったので、


胸躍らせましたが、別作品が展示されていました…


Why...


展示品の入れ替えがあったのかしらん。





観覧中、外から小鳥のさえずりが聞こえてきて、BGMに。


なかなか乙なモノでした。


最近つくづく思います。


日本美術なくして、我が感性潤わず。


日本美術があってこそ、心が呼吸できる。


しかし…


Twitterにも書いたんですが、


好きな画家ベスト3を挙げよと云われたら、


若冲と雪佳、どちらを1位にするか。


頭が禿げる程悩むトコロです



























美術はがき。

2010-08-27 17:28:28 | Art
京都に11年住んでいて、


色んなショップに行きましたが、


一番好きなショップは…


美術はがきギャラリー 京都便利堂」。





全国の有名美術館・博物館の所蔵品絵はがきが、


ざっと1000枚ほど販売されています。


本来ならば、各館のミュージアムショップでしか手に入らない美術はがきが、


ここに行けば、京都に居ながらにして、手に入るのです。


壁面にずらりと並ぶはがき達。


圧巻です





ショップは、築100年以上の元旅籠屋の町家で、


ゆっくり寛げる空間になっていて、


一つひとつの作品をじっくり見ていると、


美術館に居る心地です


ゆったりとした空間の町家に流れるジャズの音色も心地いい


個人的には、夜に訪れるのが好きです。


ショップからこぼれる光を外から眺めていると、


なんとも言えない、キュウンとした気持ちになるのです。


どこか懐かしいような…


一歩中に入ると異世界が広がっている様な…


そして、軒灯がツボです


さて、そんな「京都便利堂」で集めたお気に入りの美術はがきが、


奇跡的にも数点手元に残っていたので、ご紹介致します。


歌川広重「月に兎図」(東京国立博物館蔵)



酒井抱一「絵手鑑(蓮池に蛙図)」(静嘉堂文庫美術館蔵)



酒井抱一「絵手鑑(紅葉に鈴虫図)」(静嘉堂文庫美術館蔵)



酒井抱一、大好き


琳派、大好き


竹内栖鳳「秋興」(京都国立近代美術館蔵)



徳岡神泉「蕪」(京都国立近代美術館蔵)



伊藤若冲「燕子花小禽図」(細見美術館蔵)



若冲、大好き


細見美術館、大好き


小野竹喬「富士」(笠岡市立竹喬美術館蔵)



横山大観「神州第一峰」(石橋美術館蔵)



加山又造「夜櫻」(佐藤美術館蔵)



この他に、残念ながら手元にはありませんが、


一番好きなのは、


川瀬巴水「大阪天王寺」(兵庫県立美術館蔵)



伊藤若冲「乗興舟」(京都国立博物館蔵)

(※画像はイメージです)


とにかく、ステキなはがきに出会えるのです


教科書で見たことのある絵も沢山ありますよ


これから秋の観光シーズン


京都旅行をされる方は、是非足を運んでみてください。


美術はがきの他に、


美術クリアファイル・一筆箋なども豊富に揃っています


はがき、そして美術が大好きなワタシには、たまらないショップです


自分自身のコレクションとして収集するのも愉しいですが、


誰かに送る時、


相手の好みや状況を考えながら選んでいる時間は、


とっても有意義で愉しいですね


京都まで行けないわという方は、


美術はがき以外のグッズでしたら、オンラインショッピングからも購入できます


久々にサイトを覗いてみたら、


若冲グッズも充実していて、萌えてしまいました(笑)


大好きなコロタイプの商品も増えてるし


美術好きの方は、是非こちらのサイトもご覧下さい


あぁ…「美術はがきギャラリー 京都便利堂」にすごく行きたくなってきた


ショップは、富小路三条上ル西側にあります。


皆さんに、是非是非知って頂きたいショップのご紹介でした。


















「ようこそ魔法の美術館 親子で楽しむ光のアート」

2010-08-15 12:41:00 | Art
昨日は久しぶりに美術館に行ってきました。


姪っ子たちと一緒に。


行ったのは、大分市美術館で催されている「ようこそ魔法の美術館 親子で楽しむ光のアート」





この展覧会では見て、触って、参加して、楽しみながらゲーム感覚で、最新の科学技術を駆使した現代アートに出会えます。


親子で楽しめる展示・夏休み・お盆ということもあって、


美術館の駐車場は満車、


ぞくぞくと館内に入っていく人々、


こんなに賑わっている大分市美を見たのは初めてです(笑)


さてさて、展示室に入ると、


そこに広がるのはファンタジックな魔法の世界


面白かった作品をいくつか紹介します。


Plaplax
「Gage for Kage」



白い柱の前を歩くと、クジラやゾウ、魚や鳥などの影が、動物達の声と共に現れます。


松村誠一郎
「Hop Step Junk」



両端の箱に立ち、足踏みしたりジャンプしたりしてリズムを刻むと、


そのリズムが音と映像で再生されます。


宮本和奈
「ミラボン」



黒い毛で覆われたミラーボールをゆっくり回すと、


あたり一面に光の空間が現れます。


重田祐介
「お話の力学」







ストーリー性を持つ映像が映し出されています。


小さな人物達が狩りをしたり、戦ったり、船に乗ったり、りんごを収穫したり…


初期のドラクエを見ているようで、かなり面白かったです


森脇裕之
「Taiyo*graphy」



網の前に立つと、虫の鳴き声のような音が鳴り出します。


森脇裕之
「rayo*graphy」



金色のパネルの前を歩くと、自分の影が赤く光ります。


森脇裕之
「光の波紋」



青白く光るパネルの前で体や手を動かすと、光や音が変化します。


真鍋大度/石橋素
「fade out test」


モニターに映した自分の顔が、奥の壁にレーザー光線によって映し出されます。


個人的には、これがかなりツボでした


今回の展覧会はうーな&るーなも大喜びで、


2巡もして楽しみました


美術館大好きなワタシ。


大分に帰ってきてからは、良い展覧会が全く無い為、


ほとんど美術館には行っていませんでしたが、


やっぱり美術館はワタシにとって心のオアシス


昨日は大好きな日本画の展示ではなかったものの、


美術に渇望していたワタシの心は、かなり潤されました


美術館の空間が好きなんですよね。


そこに身を置くことで、


感性が刺激され、感情はコントロールされ、心が浄化されます。


ワタシが生きていく上で、とっても意味を待つ重要な場所なんです。


それから、ミュージアムショップも大好きな場所


以前に訪れた時は、物足りなさを感じた大分市美のミュージアムショップ。


しかし今回は、かなり充実していました。


オリジナルのモノは少なく、


セレクト物、洋物が多いのですが、


なかなか面白いグッズが揃っていました


そしてこちらは大分市美のイメージキャラクター“Oちゃん”。



グラフィックデザイナー、松永真さんによるデザインです。


ちょっと気に入っています


大分市美術館は小さな森に囲まれた美術館。


館内にはこんなステキな学習スポットも。



森林浴しながら読書をしたり、勉強をしたり、お手紙を書いたり…。


とっても気持ちの良い場所です


美術館には基本ひとり派ですが、


今回のように、子供も楽しめる展示をみんなで見て回るのもいいですね


大分は美術館の数も、良い展覧会の数も少ないけれど、


なるべく足を運んでみようと、改めてそう思った一日でした。


Love Museum...★"

Love Art...★" 








今、一番気になる人。

2010-06-14 16:10:15 | Art
今、一番気になる人…


九谷焼職人・上出惠悟氏。


上出惠悟氏は1981年、九谷焼窯元 上出長右衛門窯・上出雅彦の長男として生まれる。


2006年、東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻卒業。


九谷焼窯元 上出長右衛門窯は1879年(明治12年)、九谷焼の窯元として石川県能美市に創業。


惠悟氏は、この歴史ある窯元の若きエース。



九谷焼の伝統を踏襲しつつ、現代の感覚を取り入れた独自の世界観から私は目が離せない。


彼の作品をいくつか紹介します。


先ずは私の大好きな「髑髏」。




これ、すごくないですか


九谷の髑髏ですよ…


So,cool


そして、「白いバナナ」。



斬新


そして、PUMA×バイオメガの九谷焼バイク。



サドルやハンドルグリップ、ペダルリフレクターが九谷焼の陶器部分になっています。


サドル



グリップ



おいおい、どこまでかっこええねん


それから、「走る急須」。



「犬盃」。



「一閑人盃」。



彼の世界はSo,coooooooooooool


伝統を守るということは、とても大切なことで、それを継承していくことは大事だけれども、


その時代によって、人々が何を美しいかと感じるかは変わっていきます。


彼の様に、伝統+現代感覚を表現できる人が、


真の職人なんじゃないかなぁと思います。


是非一度、彼の作品に会いに石川を訪れてみたいものです。


上出惠悟…So,cool★"

*骨董のお皿*

2010-01-08 20:07:14 | Art
植物のミニ鉢用受け皿にしている、骨董のお皿


京都の「アンティークCOM」さんで購入したモノです。


小さな菊柄がカワイイ小皿


大正時代のモノ


受け皿にしていると、ほとんど柄が見えないんですけどね


時々こうやって眺めています


あぁ〜…京都で骨董屋さん巡りしたいなぁ


大好きな「寺町倶楽部」覗きたいです


甲冑。

2009-12-09 22:07:40 | Art
昨日行ったカレー屋さん「大島屋」に鎮座しておられた甲冑


か、カッコいい


京都に住んでるオーナーのご親戚から、「大島屋」がオープンした24年前に、開店祝いで戴いたモノだとか。


老舗の甲冑屋さんだそうで。


甲冑大好き


織田信長の赤い甲冑、カッコいい


織田信長大好き


特に、映画『GOEMON』の橋之助さん演じた信長はカッコ良すぎます


歌舞伎での橋之助さんの演技は、“まぁまぁ”好き、という程度なのですが、『GOEMON』の橋之助さんは、かなりヤバイです


あっ…興奮してしまいました


大分に甲冑教室なるものがあって、通ってみたいと秘かに思っているワタシなのでした

骨董のお皿。

2009-12-05 11:33:04 | Art
植物の受け皿にしている、骨董のお皿。


京都・高倉三条上ル
アンティークCOM


で購入しました


大正時代のモノです


唐獅子が鞠で戯れている図柄。


周りの草花は、恐らく牡丹と思われます。


唐獅子と牡丹は「唐獅子牡丹」と一語で言われる程、定着した花鳥の組み合わせ。


その由来は、百獣の王である獅子と百花の王である牡丹。


つまり猛獣と草花の王を並べたことによって生まれた図柄らしいです。


お皿の牡丹の花部分には、丸い盛り上がりが施されていて、ちょっと変わってますね


唐獅子好きなのと、お皿の色が気に入って購入しました。


アンティークCOMさんは、お手頃価格の骨董も数多く、オススメですよ


お気に入りの器☆

2009-11-13 17:29:15 | Art
ワタシの一番お気に入りの器☆


京都BALの「Madu」で購入したモノ。


もう8年くらい前かな。。


残念ながら「Madu」さんは、数年前に退店されています。


これは一目惚れだったなぁ


高くて手が出ず、足繁くお店に通っては、会いに行きましたね〜(笑)


我が家に来てからも、ずっと飾られていて、実用されるコトはありませんでした。


そう、今も。


箱入り娘よ


たま〜に、たま〜にお目見えします。


飯茶碗として売られていましたが、ワタシ的には抹茶碗として使いたいと思っていて


今企んでいるのは、伊右衛門「秋の茶会」を、コレに入れていただこうかと


しかもお外で、ちょっと野点気分でね


今から愉しみ〜(*^_^*)


そういえば、京都の「伊右衛門サロン」また行きたいなぁ

小鹿田焼×BEAMS

2009-11-13 14:20:25 | Art
昨日、地元テレビ局のニュースでやっていました


小鹿田焼が、原宿のBEAMSで販売されている
というニュース。


小鹿田(おんた)焼とは、大分県日田市で作られる焼き物ですが、画像の通り、ちょっと変わった風合いでしょ


県外の方によくオススメする焼き物です。


ワタシはシンプルな中にもデザイン性がある器が好きです


白磁、青磁。


他にも日本では、柳宗理のモノ。


海外では、イッタラ・フィンランドのモノが好きかな


でも、小鹿田焼の様な民囈にも惹かれますね
(「げい」の字がちょっと違いますが)


小鹿田焼は、柳宗悦やバーナード・リーチも日田で作陶した、知る人ぞ知る焼き物。


それが、BEAMSのバイヤーの目に留まり、販売に至ったという事ですが、商品によっては、入荷待ちが出る程の人気だとか。


“小鹿田焼”“民囈”というコトではなく、「いいモノだから買って行く」という方が多いそうです。


本当にいいモノは、肩書きなんて要らないんですね


母もワタシも大好きな小鹿田焼が、大好きなBEAMSで売られているというニュース。


ちょっと嬉しビックリニュースでした


因みに、大分にBEAMSはありません

☆藤田嗣治☆

2009-11-09 19:38:45 | Art
地元百貨店の画廊で
『パリと世界を魅了した天才画家 レオナール・フジタ版画展』
が催されていたので、先週月曜、仕事終わりに観に行きました


藤田嗣治は、大好きとまではいかないけど、好きです


特に、裸婦を描いた時なんかの、あの乳白色はたまらないモノがありますね


美術館での展覧会とは違って、狭いスペースでの展示販売なので、これと言った大作も勿論無く、あまりイイ作品は出ていませんでした


藤田と云えば、猫


猫を描いた作品が、前半に何点かありました。


後半は、油彩のモノが出ていて、画像の『管理人』は、ちょっと印象に残りました。


画像を横に直すと、小さくなって見えにくいので、ちょっとご面倒ですが、を横にするか、顔を90度曲げるかしてご覧下さいね(笑)


びっくりする程、文化・芸術レベルが低い大分…。


藤田の展示があると知り、ルンルンで観に行ったんです


正しく云うと、かなりルンルンで


けれども、待っていたのはしがない現実。


パッとした作品もなく、藤田展なのに、何故か長谷川潔の作品が飾ってあったりと、ガックリ肩を落として帰りました。


まぁね…全く繋がりがないワケではないけど…。


やはり、ワタシは大分に暮らせない…などと思ったのでした(;^_^A


そうそう、思い出した。


大分に帰ってきて間もない頃、この百貨店の美術売場に鈴木其一のレプリカ画があったのですが、「きいち」とルビがふられていてガッカリしました


中井貴一かい


そんな大分ですが、イイ所もあるんですよ(笑)
って、全然フォローになってないか(;^_^A


なんかどうもね…生まれ育った場所じゃないし、イマイチ愛着がないだけで…。。


時々、こうやって毒を吐いてしまうワケです(笑)


さて、同じ画廊で来週から、『棟方志功作品展』があります。


懲りてないって云われそうですが、観に行こうかなぁと思っています


いけないいけない、こんな愛のない言葉を吐いてたら、MJに怒られちゃうよ