とりあえず行けるとこまで〜Ryoji Harada〜

2016年4月5日よりバンコクin、兄のいるセネガルのダカールを目印に、飽きるまで。
只の旅の記録。

【ハンピ】おハンピクッキング

2016-10-19 13:35:12 | 日記

ハンピでの生活も3日目となった。

「遺跡に行く」という行為にはあまり興味が湧かないが、「歩いていたら遺跡があった」というのであれば話は別で、ハンピではその「歩いていたら遺跡があった」現象が良く起こる土地で、それに対して僕は「うおぁ!遺跡じゃないですか!」とあからさまにテンションが上がることがしばしばある。











何にもすることがない、この八方塞がりな時こそ自分の本領が発揮されると思い込んでいる僕は、
昨日はひたすら屋上にヨガマットを引いて仰向けになって空を見ていた。

鷹やカラスが好き勝手に飛んでいる。
カラスは目的地がある飛び方をしているように見えて、一方鷹にはとても目的地があるとは思えない飛び方をしているように見えた。



ある地点でどの鷹もグワッと空高く舞い上がっていることに気がついた。
「きっとあそこに上昇気流があるんだな」そんなことを考えたりしていた。
鷹が飛ぶには一定の法則があるように思えたので勝手に「次は上、そして右、少し降りてまた上…」という風に鷹の進路を予想して遊んでいたら日が暮れていた。

つまり、その、すごく楽しかったです。

泊まっている宿には現在僕1人しかおらず、
宿のオヤジに「日本食作ってくれ。そして作り方を教えてくれ」という謎のミッションを課せられた。

これは完全に余談なのだが、
僕の弟は料理が上手い。やたら上手い。
家で一緒にウイニングイレブンなんかをやっていると突然「今日なに食べたい?」とか言い出して、「え、あ、じゃあ美味しいやつ」とか言うと僕が名前も知らないような料理を出してきたりしていた。

そして兄も上手い、家ではめったに作らなかったくせに、稀に「今日は俺が作ります」とか言ってやたら上手い飯を作る。そんな兄は今ではセネガルで日本料理屋を開こうとしている。間も無くオープンらしいのでセネガルに行く際は是非!(宣伝)

ちなみに姉もすごく上手い、2年前、僕が足のすねを激しく骨折した時、数ヶ月寝たきりだった僕に料理を作ってくれたのはいつも姉であった。あの頃の僕は甥っ子(当時0歳)と「どちらが先に立てるようになるかの競争」をしたり、教育番組の「いないいないばあ」を静かに観ていれば美味い飯にありつけた。

《いらないおまけ》骨折した僕。


かと言って親が料理を作らなかったといえばそんな事はなく、基本的に実家の食卓は母親の手による料理が並ぶことが1番多かった。

なにが言いたいかって、基本的に面倒くさがりな上に一人暮らしの経験も無い僕は、家族の誰かにお願いすれば料理を作ってもらえたので、自身の料理の知識や技術はからっきしなんである。

つまり、その時の僕は「オヤジ、よりによってそれを俺にお願いするのか?」という気持ちでいっぱいだった。

本当に簡単なものしか作れないことを承諾してもらい、引き受けることにした。

ハンピは村なので、市場に行っても野菜とフルーツしかない。
しかも売っている野菜は、
じゃがいも、キャッサバ、キャベツ、トマト、ナス、玉ねぎ、パクチー、青唐辛子だけで、キャッサバだけは使いこなせそうになかったので、とりあえずそれ以外を全部買うことにした。



キッチンを見たら、
塩、砂糖、醤油、コンソメと、本だしがあった。

Facebookで何がいい案がないか助けを求めたところ、肉じゃが、麻婆茄子、ポテトサラダ、餃子、塩キャベツなどの案を頂いた。

とりあえず肉無いけれど肉じゃがに近いものを作ってみようということで、クックパッドを調べていたら、見つかる前に弟がLINEで作り方を教えてくれた。

キャベツ ざく切り
トマト くし切り
ナス 輪切り
青唐辛子 鷹の爪のように細切り
玉ねぎざく切り
じゃがいも カレーのじゃがいものように

A 醤油:水(あれば酒とみりん)
3:2
材料が浸るくらい

あと何でもいいから、ダシ取れるもの
生姜があれば生姜も。

油を敷いて、じゃがいも5分→玉ねぎ2分→ナス3分→キャベツ2分(ここまで強火で炒めて)→トマトを加えて弱火にして、Aを加えて蓋をしてグツグツ

見た目が肉じゃがみたいになればオーケー。

カットしたパクチーを上に乗せ、刻んだ鷹の爪をパラパラしたら完成。


…なるほど。とりあえずやってみよう。



ひとまず野菜を言われた通り(?)に切り。
Aの醤油と水を3:2にしたやつを、作る。



本だしの古いやつがあった、見た目がそれなりにマズそうだったので一通り悩んだが、においはうまそうだったので砂糖と一緒に入れてみた。



次、鍋に油を引いてじゃがいもを5分炒める



いいぞ、りょうじ、それでいいんだぞ。
と言い聞かす。

次、玉ねぎを追加してさらに2分



やればできるじゃないかりょうじ!←誰も褒めてくれないので自分で褒める

次、茄子を追加してさらに3分



その調子だぞ、りょうじ。

次、キャベツ投入して2分



コレは…野菜炒めというやつではないのか?
ようへい(弟の名前)大丈夫か?
俺は肉じゃが的なものを作りたいんだぞ!

と、思ったが後戻りもできないので、次。
トマトを入れ、弱火にしてAのタレを入れる。



….びっちゃびちゃだな。
もうなるようになれ!はい次!

フタをしてグツグツ…

フタをしてグツグツを?
何分すればいいの?書いてないけど何分すればいいんだ!?

焦った、急いでLINEを送った。






返事がない…

もういい!
こんなんもう美味しそうなら出来上がりだ!

ということで、美味しそうな匂いがしたのでボールにあげて、パクチーを振りまいてみた。





なんか黒いな…
パクチーの色がギリギリ平和を守ってる感じするな。大丈夫かな。

まぁ煮物だしな大丈夫でしょう、食べてみよう。


……
………

美味しい…!



ついでに作った塩もみキャベツも美味しい!

そして宿のオヤジにも食べさせてやろう、

「ヘイ!マース!(オヤジの名前)」



「マース!?」



「マースぅーー!!?」



「おーい…」



いない…

作れって言ったのアイツなのにな。

まぁ、いいか楽しかったしまた作れば。

今日もハンピは平和です。



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