とりあえず行けるとこまで〜Ryoji Harada〜

2016年4月5日よりバンコクin、兄のいるセネガルのダカールを目印に、飽きるまで。
只の旅の記録。

【プリー】ダメなら場所変えるんやで…

2016-09-30 22:12:32 | 日記
前回記事で自分の中の「ワーオ!」を探せ!
的な発言をしたにも関わらずその後大したワーオ!探しをしていなかった僕ですが。

とりあえず何か昨日と違うことをしよう、ということで、改めてバスキングに行ってきた。

目的地は同じナイトマーケットなのだが、前回は歩いて1時間くらいかかったので今回は途中まで宿の人達が乗るオートに便乗させていただいた。

さぁ、どこで歌うか…

と思ったら、なんだかナイトマーケットの様子がおかしい。



この間はバンバン開いていた露店が全然開いていない。

お陰で人もまばらである。
なぜだ!


…と嘆いても仕方ないので、ひとまず少し空いている屋台の一角で準備をする。

小さな人だかりができるものの、
集まるのは大体物乞いのオヤジたちだった。

ここでは僕も職業はほぼ同じなので、
彼らの前で演奏を始める。

………が、全然入らない。

お金が全然入らんよ!

と、いうわけで本日の結果…
1時間で11ルピー(17円くらい)


なんてこった…………

「まぁこんな日もあるよな」
と、片付けをしていると、1人のインド人兄貴に声をかけられる。

「ここじゃダメだろ」的なことをオリア語で言われる。

……なに?今あなたなんて言った?
他にいいところがあると?

「どこがいい?」ベンガル語で聞いてみる。

「あのラール(赤)ビルディングのあたりとか人が多い」


兄貴………!!

「ありがとう!俺!行く!」

ということで場所を変えてみることにした。

そういえば僕のバスキングの師、シンタロウ先輩も「ダメなら場所を変えるんやで」的なことを言っていた気がする。

ヨガの先生の話も聞かなければ、師匠の話も聞かない。原田です。よろしくお願いします!

その赤いビルまで行ってみると、確かに比較的身なりの良さげな人々が多く集まっていた。
Y字路の隅が空いていたのでそこでやってみる。





火葬場(プリーにはヒンドゥー教の中でも比較的敷居の高い火葬場があり、生身の人間が火葬される様を目の当たりにできる、個人的には1番の観光スポット)のそばなので、いろんな意味を込めてあまざらしの「祈り」という曲をやってみた。

なぜだかその曲に僕の感情が乗りまくり、
一曲で喉がガラガラになるという大惨事を引き起こした。

その為、あとは歌い慣れている曲を地声でインド人達に披露する羽目になった。

そのあと、リキシャのオヤジたちに絡まれて断念するまで歌い続けたが、確かに結構入る。

若い兄ちゃん達が「終わらない歌」で踊る。
僕も弾きながら踊る。

なにこれ、楽しい!

「今日のワーオ!はコレだ、いいぞ!オレ!」

特別なことをしなくても、自分のできることの中にきっとワーオ!は転がっているんである。

宿の門限があるので、20分位しかできなかったが、11ルピーにプラス90ルピーで、101ルピーがギターケースの中に入った。



また来たくなるくらいには、気持ちのいい夜だった。

片付けをして帰る。
しかし、また1時間も歩くのは面倒だな、と思ってバイクをヒッチハイクしてみた。

5台目くらいで24歳の兄ちゃんが止まってくれて、自分の家を通り越して宿のそばまで送ってくれた。



コレもまた、「ワーオ!」である。

旅行者にとってはまあまあ悪名高いインドである。確かにいい奴ばかりの国ではないかもしれない。日本と比べると赤の他人の距離感の近さにストレスを感じることもあるかもしれない。

それでも僕がこの国で出会った限りではいい奴の方が圧倒的に多くって、
この距離感でなければお願いできないことも気持ち良く聞いてくれて。

思い通りに事が運べることもあまりなく、思ってたのと違うことが起こる方が多いような国なんだけれど、だからなのか、ぜんっぜん期待していなかった喜びに出会えることに時々出会えたりする。

そんなに綺麗な場所じゃないかもしれないけれどやっぱり僕はここが好きなんだな。

そんなことを思った。

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