空の爽やか散歩道

古今東西
昔今日記

出てようが、出てまいが。

2012-02-21 20:41:38 | 仕事
おいらの仕事に学歴はあまり関係ない気がする。
基本的に、技量と、自分のセンスの問題。後は、気合と神頼み!
高学歴で世間を出ようが出まいが、カンケーなし!
というのも……。

おいらがドイツにいる頃、勤めていた日本の会社の
同僚達から聞いた話。

4月に大学院卒者が新人として入社してきた。
そやつは、自分の配属された部署での仕事忙しく時間が無いと
いう事で、自分のパシリのように総務部の人に銀行のカードを渡し
お金を下ろしてきてもらっていた。 けっ、偉そうに!

これが大問題になり、常務会の会議で取り上げられ、結果
総務にはそんなサービスは無い!昼休みに、自分で行け!
と、やつは専務直々に言われた。 やっぱりね。

でも、キャンパスライフが長いこのアホ男、当時25歳は懲りずに
1年後に入社してきた総務部新人の女の子、当時18歳と
付き合い、総務部でイチャイチャ。休憩所で昼飯食う時も
18歳が「アーンして。」20代後半が「ハイ!アーン!おいしー。」
とイチャイチャ。 おのれら、アホか。

それを見せられていた、皆の衆、我慢にも限度が来ていた。
案の定、また、常務会にかけられ、専務直々にやつは言われた。
総務部出入り禁。  そりゃそうだ。

そんな、アホ男も、海外の展示会要員になり、初の展示会へ。
展示会期間が終了し、後片付け。展示会要員の人達は、作業服を
着て、片付けをしていた。アホ男以外。
この男、後片付けの意味もわかっていないのか、私服で登場。
展示会部長が激怒しホコリまみれになる仕事をやつに言い渡した
とのこと。着ていた白いシャツは、予想通り、黒に変色。
展示会後、会社で直属の部長に、こう言ったそうだ。
「誰も自分の仕事を手伝ってくれなかった。」 
お前が手伝ってないねん!

その展示会後に、材料の講演会があったそうで。んでもって
やつの専攻がバケ学というだけで、講演者になった。
問題は、やつの専攻がバケ学で、英語学では無いということ。
代理店の日本人のおっちゃんが、気を利かせて、通訳を彼の為に
派遣させようとした。が、やつは断った。

当日、やつは大量の資料をおっちゃんに渡し、こう言った。
「今日は、外人だけじゃなく、日本人も多いので日本語で
 講演します。」
おっちゃん唖然。ついでに、通訳もおっちゃんがした。
そりゃ、あんた、アカン子やん!

そ.し.て.会社創立記念日。著名人さん達が、講演をした。
しかし、講演者の名前の中に、あのアカン子の名前があった。
さすが、著名人方。講演が上手かったそうで。
ここで終わりゃ良かったのに。
遂に、アカン子の登場!お題はチームワーク。
皆様方曰く、めっちゃ退屈でしたよ。あの話だって。
やつは、この危機を脱出しなければと言わんがばかりに
3本の紐を皆に渡し、こう言った。
「紐は1本だと簡単に切れますが、これが3本になると
 切れません!」
ん?どっかで聞いたフレーズ。3本の矢。
おまえ、なに、パクッとんねん。

そんな、彼も会社を辞めたそうです。
その時の捨て台詞が「この会社は俺の為にある会社じゃない!」
だってさ。

お前はどこのうちの誰の子や!

最新の画像もっと見る