花の栽培手帳

長年植物との出会いの中で得た栽培のポイントや、話題を書いています。

~ カンパニュラ(ブルーボール) ~

2007-01-20 15:48:27 | Weblog
~ カンパニュラ (ブルーボール) ~

● カンパニュラ ブルーボール ホワイトボールについて書いてみました。

[ブルーボール]

★ (特徴) カーパチカ系で桔梗の仲間です。前回紹介を致しましたダークブルーとは同じ仲間です。
ブルーボールはダークブルーとは違って花が八重になって沢山の花びらがついています。花の大きさは指の頭ぐらいですが、その花びらはバラの花のように沢山の花びらが重なって咲いていますからとても華やかな感じです。
鮮やかなブルーと華やかな八重の花びらの調和が落ち着いた貴賓を感じさせます。
株はダークブルーよりも少し大き目ですから、15~18cmの植木鉢に植えるのが良いでしょう。
葉もダークブウーと同じように美しいです。

少し気をつけねばならない事は、花は八重ですからどうしても株の上部に重みが出て来ます。株と根張りの調和が良くないと株がぐらつき易いですから気をつけてください。
この問題は栽培の方法で解決を致します。

◆ (注意) 花の咲き始めには、肥料の関係なのか、温度が影響をしているのか、八重にならずに咲いて来る花も時々有りますが、徐々に八重の花が咲いて来ますからしばらくお待ちください。

★ (八重咲き) 一般には花びらは一重ですが、このように多くの花びらが重なって咲いて来る品種は「おしべ」が花びらに変化をしたものです。
八重咲きの植物には「おしべ」がなかったり、とても少なかったりしますから、実を着けることは有りません。
このブルーボールも繁殖には、株分けか、挿し芽を行います。

[ホワイトボール]

★ (特徴) ブルーボールと同じ品種の色違いです。白色の八重咲きは緑の葉とマッチして落ち着いた美しさを感じさせます。
苗の育苗が難しいのか、ぶるーぼーるに比べて供給量も少ないので残念ですが、この品種は生産数が少なくて手に入れるのが難しいかもわかりません。
もし手に入れる事が出来ましたら大切に育ててください。

※ 次回は、今までのカンパニュラ以外の仲間を書いてみたいと思っています。


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