まずはご報告です。
冬コミは受かってたみたいです。
みたい、なのは書類がまだ届かないからです。
ネットで確認はとれましたが、書類が届くまでは油断ならないのでした。
書類が届きましたらスペースナンバー等アップします。
続いて妄想とか。
今使っているソフトと非常に相性が悪く、気づかぬうちに何やらいじってしまったみたいで、もそもそ書き綴った文章がサイトの方にアップできません。色々ためしてみましたが、明日も仕事ですのでこれ以上就寝時間を遅らせるわけにはいかず、とりあえず先にこちらに貼りつけますが…なんか悔しい…。
ハロウィンっぽい妄想にしようと試みて、ハロウィンっぽかったのは前半部分だけでした。
それでは、どうぞ。
「おねーちゃん!」
聞き覚えのある声に優子が振り向けば、京子が走ってきた勢いのまま優子に飛びついてきた。
「もう、危ないでしょ!」
「えへへ。」
注意すれば大して悪びれもせず笑ってごまかす。その頭には学校で作ったと思しき紙製の珍妙な帽子がちょこんと乗っているから、これを見せたくて突進してきたことは容易に想像できた。
とんがり帽子は魔女だけど、切り抜かれた不気味な笑顔は多分お化けかぼちゃのもの。
どちらを作るか迷って、両方の特徴を組み合わせて作ってしまうあたりが京子らしい。はしゃぐ京子の話を苦笑しながら聞いていると、ひとしきり話終えたところでようやく研一に気づく。
「…こんにちは。」
何かを観察するかのような視線に耐え切れず、研一は笑みを引きつった笑みを浮かべて挨拶してみる。付き合い始めたことはまだ家族には内緒にしていると優子は言っていたけれど、妙にませていて勘のいい京子のことだから、薄々気づいてはいるようだ。次にどんな行動にでるのか身構えていると、京子はおもむろに口を開いた。
「Trick or Treat?」
ハロウィンとしては正当だけれど予想外な問いかけに、どう返せばいいのか研一は焦る。こんな事態は想定していないから、当然ハロウィン用のお菓子なんて持っていない。
「はい、お菓子がないならいたずらね。」
考える猶予をほとんど与えないところをみると、こうすることは最初から決定事項だったのだろう。京子は背伸びをして研一の両のほっぺたをつまむとぎゅっと左右に引き伸ばす。
「京子!!」
驚いた優子が思わず怒鳴りつければ、けらけら笑いながら先に帰ってるね、と言い残して京子は家の方角へ走っていってしまった。
「ごめんなさい、大丈夫?」
勢いにすっかり気圧されてしまった研一が茫然と走り去る姿を見送っていると、先程まで力任せに引っ張られていた両頬に優子がそっと手を伸ばしてくる。晩秋の夕暮れに晒された手は普段なら心配するくらい冷たいけれど、少し腫れてしまった頬には皮肉にも心地よく感じられる冷たさだ。
研一が適度な冷たさと柔らかさを堪能していると不意に目が合い、優子は慌てて視線を逸らす。昔から京子やデンスケにそうしてきたように今も咄嗟に手を伸ばしてしまったけれど、よく考えればこのシチュエーションはとっても恥ずかしい。だからと言ってさっさと手を引っ込めるのは不自然な気がして、どうやってこの状況を解消すればいいのか焦った頭で必死に考える。その結果。
「い…いたいのいたいの、とんでけー!」
口から飛び出したのは昔よく使った魔法の呪文で、手を離すことに成功はしたけれど、いたたまれない気持ちは倍増する。もっといい方法はなかったのかしらと優子が軽い自己嫌悪に陥っていると、不意に優しく頭を撫でられた。
「ありがとう。おかげで少し楽になりました。」
「どういたしまして。」
優しい言葉が嬉しくて、照れ隠しの意味をこめておどけたように応えれば、にっこりと優しい笑みが返ってくるのがまた嬉しい。
「…帰りましょ。」
促せばそっと手が差し伸べられるから、こちらもそっと腕を絡ませる。
何気ない些細な日常のやり取り。それだけでとても幸せな気持ちになれるから不思議だ。もっとこの穏やかな時間に浸っていたいけれど、日の陰り具合を見ればそうも言っていられない。また明日も明後日も、ずっとこの穏やかな時間が続けばいい。空に姿を現した一番星にそう願いをかけて、二人はゆっくりと帰途を急ぐのだった。
冬コミは受かってたみたいです。
みたい、なのは書類がまだ届かないからです。
ネットで確認はとれましたが、書類が届くまでは油断ならないのでした。
書類が届きましたらスペースナンバー等アップします。
続いて妄想とか。
今使っているソフトと非常に相性が悪く、気づかぬうちに何やらいじってしまったみたいで、もそもそ書き綴った文章がサイトの方にアップできません。色々ためしてみましたが、明日も仕事ですのでこれ以上就寝時間を遅らせるわけにはいかず、とりあえず先にこちらに貼りつけますが…なんか悔しい…。
ハロウィンっぽい妄想にしようと試みて、ハロウィンっぽかったのは前半部分だけでした。
それでは、どうぞ。
「おねーちゃん!」
聞き覚えのある声に優子が振り向けば、京子が走ってきた勢いのまま優子に飛びついてきた。
「もう、危ないでしょ!」
「えへへ。」
注意すれば大して悪びれもせず笑ってごまかす。その頭には学校で作ったと思しき紙製の珍妙な帽子がちょこんと乗っているから、これを見せたくて突進してきたことは容易に想像できた。
とんがり帽子は魔女だけど、切り抜かれた不気味な笑顔は多分お化けかぼちゃのもの。
どちらを作るか迷って、両方の特徴を組み合わせて作ってしまうあたりが京子らしい。はしゃぐ京子の話を苦笑しながら聞いていると、ひとしきり話終えたところでようやく研一に気づく。
「…こんにちは。」
何かを観察するかのような視線に耐え切れず、研一は笑みを引きつった笑みを浮かべて挨拶してみる。付き合い始めたことはまだ家族には内緒にしていると優子は言っていたけれど、妙にませていて勘のいい京子のことだから、薄々気づいてはいるようだ。次にどんな行動にでるのか身構えていると、京子はおもむろに口を開いた。
「Trick or Treat?」
ハロウィンとしては正当だけれど予想外な問いかけに、どう返せばいいのか研一は焦る。こんな事態は想定していないから、当然ハロウィン用のお菓子なんて持っていない。
「はい、お菓子がないならいたずらね。」
考える猶予をほとんど与えないところをみると、こうすることは最初から決定事項だったのだろう。京子は背伸びをして研一の両のほっぺたをつまむとぎゅっと左右に引き伸ばす。
「京子!!」
驚いた優子が思わず怒鳴りつければ、けらけら笑いながら先に帰ってるね、と言い残して京子は家の方角へ走っていってしまった。
「ごめんなさい、大丈夫?」
勢いにすっかり気圧されてしまった研一が茫然と走り去る姿を見送っていると、先程まで力任せに引っ張られていた両頬に優子がそっと手を伸ばしてくる。晩秋の夕暮れに晒された手は普段なら心配するくらい冷たいけれど、少し腫れてしまった頬には皮肉にも心地よく感じられる冷たさだ。
研一が適度な冷たさと柔らかさを堪能していると不意に目が合い、優子は慌てて視線を逸らす。昔から京子やデンスケにそうしてきたように今も咄嗟に手を伸ばしてしまったけれど、よく考えればこのシチュエーションはとっても恥ずかしい。だからと言ってさっさと手を引っ込めるのは不自然な気がして、どうやってこの状況を解消すればいいのか焦った頭で必死に考える。その結果。
「い…いたいのいたいの、とんでけー!」
口から飛び出したのは昔よく使った魔法の呪文で、手を離すことに成功はしたけれど、いたたまれない気持ちは倍増する。もっといい方法はなかったのかしらと優子が軽い自己嫌悪に陥っていると、不意に優しく頭を撫でられた。
「ありがとう。おかげで少し楽になりました。」
「どういたしまして。」
優しい言葉が嬉しくて、照れ隠しの意味をこめておどけたように応えれば、にっこりと優しい笑みが返ってくるのがまた嬉しい。
「…帰りましょ。」
促せばそっと手が差し伸べられるから、こちらもそっと腕を絡ませる。
何気ない些細な日常のやり取り。それだけでとても幸せな気持ちになれるから不思議だ。もっとこの穏やかな時間に浸っていたいけれど、日の陰り具合を見ればそうも言っていられない。また明日も明後日も、ずっとこの穏やかな時間が続けばいい。空に姿を現した一番星にそう願いをかけて、二人はゆっくりと帰途を急ぐのだった。








