K-World (Kの世界)

アルツハイマー型認知症の妻K、
発病後15年目になります。
現在は介護療養型病院に入院中。
(夫Route463)

日本質的心理学会第14会大会in東京

2017-09-09 21:04:46 | ケア日記

標題の大会が、2017年9月9日~10日、
首都大学東京荒川キャンパスに於て
開催されいる。

ここでは大会企画のシンポジウムが
多数開催されている。

その中の一つ、「からだやことばで
(表現されること)・(表現されな
いこと)と、それらの受けとめや解
釈について考える」というテーマの
シンポジウムの話題提供講師として、
招かれる機会をいただいた。

以下は、そのときのスピーチの一部
である。
----------
アルツハイマー型認知症で言葉を失
った妻とのコミュニケーション

病院のベッドには、言葉を失い、私
のことも認識できなくなった妻が寝
ています。

私がまず最初にやることは、妻の顔
と同じ高さに私の顔を近づけて、声
をかけることです。

その理由は、妻は私の声を絶対に覚
えてくれていると思うからです。

「お母さん、こんにちは、きょうも
来たよ、R463さんだよ、お母さ
んが一番好きな人だよ、分かる?
あっこっち向いてくれた!」

こんな具合に時には昔話も交えたり
して、話かけてみるのです。

ほとんどの場合、何の反応もないの
ですが、私の声に何かを感じたのか、
こちらに目線を向けて、唇がわずか
に動いて、「う~、ぐ~」とか、不
思議な音を発することがあります。

これは、明らかに残された能力を駆
使して、言葉に変わる「うめき声」
で、私に何かを伝えようとしたので
はないかと思います。

声かけの他には、スキンシップを大
切にしています。

手を握ってやると、力を入れて握り
返してくることがあります。

ほほをなぜたり、体に触ったり、と
きには、おっぱいに触ることもあり
ます。

こうしたことで、元気だった頃を思
い出してくれたらいいなと思い、や
っています。

これからも、病室に来て、妻と同じ
空気を吸って、夫婦の時間を大切に
したいと思っています。

以下略
----------

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2 コメント

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すばらしかったです! (とんぬら)
2017-09-12 13:35:58
Route463さん

 このたびは、学会のシンポジストとしてご参画くださり、ありがとうございました。
 Route463さんの話題提供については、シンポジウム後も、大変反響がありました。
 口々に、「ユーモアがあり、ステキな方。奥様のことをとても愛していらっしゃるね!」と言っていました。

 お疲れになったことと思います。
 これに懲りず、これからも、どうぞよろしくお願いします。
 Kさんも、ありがとうございました!!
ご苦労様でした (Route463)
2017-09-12 22:25:33
とんぬらさん

イボネヌン ショテヘ ジュショソ
 カムサハムニダ(この度は招待くだ
さいましてありがとうございます)

あの大教室に立ち見が出るほどの
盛況、緊張いたしましたが、何とか
お役に立ててよかったです。

とんぬらさんも、お疲れ様でした。

Route463

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