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意味と政治

2011-04-15 21:21:17 | 日記
クルーグマン&ウェルズ『マクロ経済学』のはしがきはオーウェルの引用から始まります。
こんな感じ。



ーーー何よりも必要なのは、意味に言葉を選ばせることだ。その逆ではない。
    ジョージ・オーウェル「政治と英語」、1946年




原文はどうなっているのかなと思って調べたら、ネットでこのエッセイそのものを読めることがわかりました。

Politics and the English Language
written by George Orwell

http://wikilivres.info/wiki/Politics_and_the_English_Language

"What is above all needed is to let the meaning choose the word, and not the other way about."




最初は笑いながら読んでいたのですが、最後のほうは、このところのデマやへんてこ記事のことを思い出さずにはいられませんでした。
"The great enemy of clear language is insincerity."
とかもう胸にぐっさりです。

(ソーカルのfashionable nonsenseっていうタイトルも実はオーウェルなのかもしれないですね。かなり妄想ですが。)