夜泣き屋_ブログ店

僕がいなくなったときに、ウチのチビたちが楽しめるような、「ウチのチビたちのためだけの千夜物語」を目指します

40過ぎても、無邪気なヨシキ

2012-07-29 08:43:30 | Weblog



私は、専門学校の頃に作った野球チームのメンバーと、まだ一緒に遊んでいます。

もう、四半世紀【25年】になります。長いし、仲いいでしょ。
(笑)

こないだ試合が終わったあと、駐車場に帰ってくると、自販機に「メローイエロー」がありました。

エースのシンが、しきりに懐かしがっておりましたので、私も便乗して飲むことにしました。


野球のメンバーのヨシキが


「知っとる?このmello yelloって、メローとイエローが入っとるとよ。プホホホホ。」

ヽ(´Д`)ノ
もーね。
40過ぎのおっさんが言うようなことじゃないけどね。
小学生のレベルにも達してないけどね。

「【メローイエロー】には、メローとイエローが入っとる。」

って屈託なく笑うヨシキを見とるとね、まぁ、かわいく《も》感じるけどね。

まだ、20代のマッツーに

「でも、先輩、これ、【シトラス系】って書いてますよ。」

って、ツッコまれて、

ヨシキはね。
(゜∇゜ ;)エッ!?
「メローじゃなくて、メロンが入っとるってこと?

メロンイエローってこと?」

ってね。どうでもいいことで、だんだん申し訳なくなってきたのですが、


確かに、ね。

俺もね、

シトラス系が何のことかはよくわからんけどね。

メロンじゃないってことは分かる。


ヨシキ、・・・こういうノリやけん、飲み会のたんびに、俺に説教されるんよ。

まぁ、なんか弟みたいでかわいいけん、許すけど。

※ シトラス系
 わかりやすく言うと、柑橘系らしいです。
 なら、
「ミカンっぽい味がします。たしかにイエロー【着色料 「黄色4号」】は、入ってますけども。」

って、書いといてよ。

∑( ̄Д ̄;)ノノ
「黄色は、入ってるのね。」

すげ。


「そぉーーーんなに喜んでくれるの?」・・・っていう話。

2012-07-28 01:19:19 | Weblog
「そぉーーんなに喜んでくれるの?」・・・って話。


今日、別の仕事の途中で、プールに呼ばれました。

プールでは、夏休みのプール開放が行われており、30人くらいの子が、泳いでました。


「ろ過器のポンプが止まった。」

と、言います。


書類仕事よりもいいので、喜んで行きました。

ポンプを動かして、去ろうとすると、2年生の女の子が、

『R先生!R先生!』

って、かわいい声で、呼んでくれました。


早速、プールサイドに腰掛けて、

「何しよると?」

って、尋ねると、

『練習!』

って、元気に答えます。

「何の練習?」

って、さらに聞くと。

もー、わかっとろーもん。とでも言いたげに。

『泳げるように練習しよると。』


っていう返事が帰ってきました。



普段の仕事で、ささくれて、乾いて、ひび割れている心に、

この2年生の女の子の言葉が、しみていきます。




・・・癒されるなぁ。


あまりの嬉しさに、私もちょっとスイッチが入りました。


「あら、そう。泳げるように、練習しよると?

じゃぁ、今日、何ができるようになったか、見せてよ。」


その2年生の女の子は、

『いいよ!背泳ぎ!』


って言って、仰向けにプカっと浮いて、足をバチャバチャさせて、2mほど、進みました。


「ま!マジ!!すげーーー背泳ぎやん!

マジすげーーーー!」


って、多少おおげさに喜ぶと、となりにいた男の子が、

『僕も、こんなんできるよ!』

って、バシャーーンって、潜ってみせました。


「すげーーー!底んとこまで行っとるやん!」


って、これまた、おおげさに喜んでみせると、その横の男の子が、

『僕も、こんなのできるよ!』

って、その場でクルリと宙返りしてみせました。


これまた、ほめると、

そのとなりの男の子は、半分だけ後ろまわりに宙返りをして、そのままひねるように横に回り出しました。


気がつけば、私の周りに、いろんな技をして見せる子が集まって、バッシャバシャバッシャバシャ、とワーワー言いながら、所せましと、自分のできる技を次から次に見せてくれました。


私は、一人一人ほめながら、目の前で、バッシャバシャやってるこの子たちに、


「こんな風景、どこかで、見たことあるなぁ。」

って、思い出そうとしていました。



そう!

鏡山の山頂で!

池に向かって、麩を投げると、目の前がこんな感じになります。




待てよ、


っていうことは、このちっちゃい子たちにとって、

【自分のできることを見てもらって、褒めてもらうこと】は、

【鏡山の池の鯉にとっての「麩を投げてもらうこと」と同じくらいうれしいこと】


・・・なんだな。

鯉にとっての麩と同じくらいに嬉しいこと

・・・なら、これは相当嬉しいよな。


それにして、癒されるなぁ。。。


うれしなぁ〜。


俺にとっては、この状態は、【麩】以上やな。


って思いながら、みんなにバイバイして、その場を去りました。


私に声をかけてくれる、こんな子の期待に応えられるように、へこんでないでがんばろう!って思いました。









久しぶりに、ホッコリしたこと

2012-07-24 21:03:23 | Weblog



最近、職場で【達成感】とか、【充実感】を味わうことがほとんどありません。

なんか、そういう仕事なのだと思います。

「がんばれ」と言ってくださる先輩の期待にも、

「なんとかしてくれる」と、思ってるはずの後輩たちの願いにも、

これっぽっちも応えている気がしません。



あ、そういえば・・・



この7月に職場から離れることになった事務の方から、

「階段の踊り場に置いてある観葉植物は、

私が、職場にいなくなったら、

どうせお世話をする人がいなくなるから、

枯れてしまうのだろうけど、

忘れなかったら、

Rさん、お水をあげてくださいね。」


って、言われてたんだっけ。


見に行ったら、踊り場の観葉植物は、8つ。


・・・うち元気なのは、4つ。

1つは微妙。

3つは、シオシオのパー

(つまり、干からびて、枯れる寸前。。。。の、古い言い回し。)

なかでも、これは、完全にだめだろう・・・、って思えるのが、2つ。



抱えていって、正面玄関前の雑草の上に並べて、水をあげました。
(ブロックや、アスファルトの上に置かなかったのは、直射日光で、焼けるのをふせぐためです。)



「あの、2つは、枯れるのだろうな。


11月に帰って来た時、悲しむだろうな、事務の人。


って、自分自身が、残念な気持ちになっていたら、


その二日後。


シオシオのパー

だったはずの3つが、

ぎゅーん!!

ってなってたので、びっくり。


ああ、久しぶりにいい仕事したな、

って思いました。



茶色い葉っぱが、増えちゃったけど、せっかく復活してくれた命なので、大切にしたいと思います。






淀川登山隊に入隊を許されました。

2012-07-21 22:37:01 | Weblog
淀川登山隊に入隊を許されました。

淀川登山隊の活動は、ケンが言うには、「ミーティング中心」らしく、登山の超初心者の私にも優しい【登山隊】のようです。

しかし、淀川登山隊のメンバーの装備は半端なものではなく、近所のお年寄りが、カーディガン1枚余計に持って行く程度の地元の山にも、いろんな装備をまとい、ガッシャガッシャ言わせながら登るらしいです。


そして、山頂で【鍋】して帰ってきたりするそうです。淀川登山隊の楽しさ、はんぱなし!




至福の飲み会

2012-07-16 00:53:58 | Weblog
今日、教え子の結婚式の2次会に行きました。


やんわりと、【ダメだし】をいただきました。

「やる気がないなんて言うなよ。」


って。



ありがたいことだと、心のそこから思いました。


おいしいお酒でベッロベロに酔っぱらいつつ。

【至福のダメだし】もいただきつつ。

こんな幸せな飲み会にありつけるのが、

【教師冥利】と言うのだろうな。。。って思いました。


こんなおじさんに付き合ってくれたみんな。

ありがとう。

おじさん、ベッロベロです。

(笑)


昼ごはんトラップ

2012-07-15 00:07:27 | 子育て
コータ(高2)が、

「昼飯、何食った?」

って、尋ねるので、

「レトルトのカレー」

って答えました。


「俺、何食おうっかな。。あ、ハル姉が買ってきた【イタリアのレトルトのラザニア】があった!あれ食べよ。」

って、コータは、イタリア製のそれをチンしたらしい。

そしたら、レンジの中で、小さな爆発事故が起こったらしい。




レンジの中の始末をして、レトルトのふたをめくると、

ラザニアではなく、モツ煮込みうどんのような、やたらと汁っ気の多い、なんかちょっとへんな匂いのするのが出てきたらしい。

一口食べたら、




・・・どうもおかしな具合だったらしい。




「これ、大丈夫と思う?」

って、聞くので。


「心配なら、賞味期限見たら?」

って、アドバイスしたら、



「どれが、賞味期限か、ようわからんけど・・・・28 11 2011って書いてあるよ。」


って言う。


「これって、大丈夫ってこと?」


って、聞かれたので、

「そうやね~、イタリアとは時差があるけん、大丈夫っちゃね?」


って、答えたら。


「いやいやいやいや、今年、2012年やろ。年単位では、時差はないし、もーあぶね~あぶね~。」

って、あわてて捨ててました。



ちッ、気付いたか。
(笑)





走れ、俺

2012-07-14 15:24:46 | Weblog
昨日は、後輩の研究授業のある日だった。

この後輩、私がこのサークルに引き入れたにもかかわらず、今回の授業研について、私は一つも関われていない。

「悪いなぁ~。」

って、すごい気になってしょうがなかったが、毎日必ず【何か】が起こっていて、とにかく時間が自分でコントロールできない。


授業日のスケジュールをなんとかごまかして、10分だけでも見に行ってやろう、って思っていたのに、

授業日にいたっては、大雨まで降ったので、その対応で完全にアウト。

見にも行けなかった。。。

夜の【お疲れさん飲み会】だけは行ってやろうと思っていたら、若手の家庭訪問に同行することになってしまい、それが終わらないと職場を離れられない。


もー、ほとんどアウトやん。


家庭訪問をし、若手とその反省会をして、学校を飛び出した。

来たバスにそのまま飛び乗って。地下鉄に駆け込んで、歩道で大学生のチャリを追い抜くくらい走って。

飲み会の場についたら、その後輩は、サークルにすっかりなじんだ感じで、ゲラゲラ笑いながら、ビールを飲んでいた。

ホッとした。

中学に参観に行きました。

2012-07-07 17:54:39 | 子育て
中学校の参観に行った。1年から3年までのすべてのクラスに教え子がおり、どのクラスの前を通っても、どよめきが起こった。授業をしてる先生にとっては、迷惑な参観者だったかもしれないが、なんだか、すごくうれしかった。

学校を一つジャックしたような気分だった。

だけど、こんなことは、もうないだろう。
...
そんなうれしい気持ちで一つ一つクラスを回っていると、他の先生から話しかけられる。

「先生、もうピョンには会いましたか?」
「先生、ピョンが、探していましたよ。」

「先生、ピョンが、かなり大きな声で探していましたよ。」

【私を大きな声で探している】

・・・という、状況を、なんかこれまた、うれしいような、はずかしいような気持ちで、受け止めていると、ピョンの教室の前にきた。

私と目が合ったピョンは、【人間って、こんなに強く微笑めるものなのか】っていうくらい力の入った微笑みで迎えてくれた。

・・・いわゆるニカァ~って、笑ってくれたんだね。

ピョンは、いいところを見せようとしたのか、数学の質問に答えようとした。

「2/5X (二分の五エックス)って言うときの、エックスの係数は?」

「はい、それは、2か5どっちかか、それか、2かける5のような数です。」

答えは、すべってたけど、君の心意気は、俺は、がっつり組んだぜ!

また、会いにいくけんね。

悲喜劇

2012-07-03 00:16:52 | 子育て
土曜日は、すごい飲み会でした。

夜中2時くらいまで、スナックで飲みました。

帽子を後ろ前にかぶった若者が、へったくそなラップを叫んでいました。


このちょっと【お下品なスナック】では、おじさんたちが、スナックで働いているお姉さんたちに、いつ抱き着いてやろうかと、虎視眈々と狙っているような、【ギラギラしたオジサンたち】の場所でした。


カラオケのシステムも独特で、歌うと、画面に女の人が映りますが、その大部分は、ピンクのブロックで、かくされています。

高得点で歌うと、ブロックが消えて、いろんなものが見え、酔っぱらいのおじさんたちが、【サル山にバナナが投げ込まれたかのように】

ムッキーーーーーウヒウヒウヒ

と、狂喜乱舞するというシステムです。




私は、静かに愛想笑いをしながら飲んでましたが、どうしても歌うように言われ、

「練習してもいいですか?」

って、尋ねて、オーケーいただいたので、ある歌を歌うことにしました。



実は、娘は、遠くの大学に行ってます。この日、せっかく帰ってきてたのに、私が仕事の付き合いの飲み会で一緒に晩ご飯が食べれなかったのです。


「そんなにかわいい娘なら、嫁にはやれんだろう。」

なんて、よく笑われるのですが、嫁にはすぐにやります。


理由は、カミサンもカミサンのお母さんも、30歳を超えた頃、子宮筋腫にかかってしまっています。

カミサンは、たまたま、シュンタの検診で見つかったので、早く治せました。

ハルには、子宮筋腫のワクチンの接種をさせていますが、それで万全とは思っていません。



30歳までに3人なら、23歳の結婚でもまだ遅いくらいのもんです。



そんなわけで、心の準備をするとともに、最近は、斉藤和義のウェディングソングをYoutubeで聞きながら、真夜中に小さい声で歌って、涙するのをひそかな楽しみにしています。そして、心の準備をしているのです。


じゃぁ!それを歌ってみよう!!


って、リクエスト入れて歌ってみました。




最初だけちょっと聴いてくれましたが、マジメな歌だとわかると、また、キャーキャー言いながら、酔っぱらいどもが騒ぎ始めました。


でも、それは、私の歌が、完全なBGMになった状態ということで、私は、「私の歌を誰も聴いてない状態」は、嫌いでは、ありません。むしろ、好きです。


で、自分の世界にどっぷりつかって、気持ちよく歌いました。




そして、やや、涙目になりながら、画面を見上げると・・・


まさかの100点!!!

消えていくピンクのブロック。


最後の1個のブロックが消えた瞬間に、これまでにないくらい騒ぎ出したサルたち。



画面の中で、すべてが見えたモデルさん。


マジメに歌った私。


大喜びのサルおやじ。


もーーーーーーーーどーーしてくれんのよ、この気持ち。


ヽ(´Д`)ノ