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酒税

2009年09月20日 | お酒とグルメ
今日は酒税のお話です。

日本では民主党に政権が変わり、いろいろと政策が変わりそうですが、酒税もその一つ。日本の酒税は複雑です(1)。特徴的なのは、諸外国に比べてビールの酒税がダントツに高いことです(2)。ジョッキ一杯につき100円税金を払っている計算になります。高いですね。イギリスに来てから、日本に比べてビール(エール)が安いことを実感しました。日本ではビールの消費が多いので、この税率を高くしておかないと、税収入が確保できないというのは、とても理解できるのですが、他のお酒に比べて極端すぎないか…。しかも麦芽比率で税率が違うなんてことになっているので、この抜け道を利用したメーカーの涙ぐましい開発の結果、マズい「発泡酒」が出回るようになりました。(私は発泡酒は嫌いなので(だって美味しくないから)、高くてもビール飲みます。)民主党がやろうとしているのは、「ビールも発泡酒も同じ税率にしよう」というものです。この政策に関しては、基本的には賛成です。そのほか、焼酎の需要が伸びる中、酒税全体の見直しが指摘されているようですね。

イギリスでも、昨今、お酒の乱飲が問題となり、「お酒の最低価格を設けるべきだ」といった議論がされています。

(1)日本の種税率
http://www.nta.go.jp/shiraberu/senmonjoho/sake/qa/01/02.htm

(2)各国の酒税の比較
http://www.brewers.or.jp/100ka/tax/zei4.htm


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