悪性リンパ腫サバイバル

リンパ腫生活3年目に突入。
暮らしのあれこれや感じることを記録。

CHASE療法1日目

2006年05月22日 | Weblog
5月22日(月) 7day 43.35kg

朝、採血。
といっても胸のチューブから採るのでなんの負担もない。CVはいいぞ~

本日から朝食前に体重を測ること、トイレの蓄尿ビンに尿をためること。

朝からアロシトールとタケプロンを飲む。
「継続してのんでるプレドニゾロンはどうするのかしら?」とナースに聞いたら医師に確認しますとのことなので、食後飲まないでいた。
医師は「今日から使うステロイドが大量なので飲んでも飲まなくてもいい」とのことだったそうなので「だったら飲まなくていいですよね」と言って中止にした。

本日から行う化学療法について研修医のA医師が詳しく説明してくれた。

「CHASE療法」といわれるレジメン。
・シクロホスファミド(商品名エンドキサン) 1日目
・キロサイド(シタラビン) 2・3日目
・エトポシド(ラステット) 1・2・3日目
・デキサメサゾン(デカドロン) 1・2・3日目

■シクロホスファミド(エンドキサン)は出血性膀胱炎に注意。排尿の時の痛みや残尿感や尿が赤くなったりしたらすぐに知らせてください。
■キロサイド(シタラビン)は角膜縁に注意。ステロイドの点眼液を1日3回朝昼夕と点眼することで防ぐことができます。忘れず点眼してください。
■エトポシド(ラステット)はずっとお使いだからだいじょうぶですね。
■デキサメサゾン(デカドロン)はむくみに注意。こちらでも体重を管理して増えているようなら利尿剤を使わせていただきます。

とのことで、とてもわかりやすい説明だった。

「先生、質問。シクロホスファミドはアルキル化剤ですよね、キロサイドとエトポシドはなんですか?」
先生、本とノートを出して「キロサイドは代謝拮抗剤、エトポシドはアルカロイドです」
「CHASEのHはなんでしょうね?」
「う~~ん」
「CHOPはたしか成分名をどうにかしてるんですよね、でもCHASEとかESHAPのHAって何なんでしょう?」
「次までに調べてお返事させていただいてよろしいでしょうか?」
「はい、よろしくお願いします」

いぢめじゃないですよ。勉強。

胸から出てるチューブの1つに補液の点滴が入って、別のチューブからデカドロン、吐き気止めのカイトリル、エンドキサン(3時間)、ラステット(2時間)が入った。
特に気分悪くはなく、3時を過ぎたあたりから「ちょっと気持ち悪いかなぁ?」と怪しくなってきたのでナースコールして吐き気止めを追加してもらった。

A先生が来て「朝の採決の結果で白血球が2200だったのでマスクをしてください」とのこと。
えっもう下がった?というわけではなく、ラステットをずっと服用してたのでその影響だろうとのこと。
でも2200で化学療法して大丈夫なのかな~?

看護実習生に「T大の薬学部のコミュニケーション論の授業でゲスト講師をした」という話をしてあったのをききつけて?実習担当の先生が「うちでも話をしてください」と言いにきてくださった。
「元気になったらぜひ」とお返事したが、言いながら”私ホントに元気になれるんだろうか?”という気持ちが大きかった。

それをわかったうえで、私に希望を持たせようと言ってくれてるんじゃないかなあと思いつつ、もしそんなことができたらステキ!元気になって、若い看護師のタマゴちゃんたちに『私を支えてくれた素敵な看護師さん』なんてテーマで看護師さんとの心の交流のエピソードを伝えられたらステキだな~~、なんて考えてたら、気分が少し上向きになった。


白血球数 2200
赤血球数 393万
血色素濃度 12.0
網状赤血球 15(‰)
血小板数 13.3万
好中球数 1718





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