魯人の戯れ

詩嚢と謔笑 その他もろもろ
いろいろと混ぜ合わせて出来上がったブログ

きつねこ

2017-01-03 20:59:04 | 詩嚢
ぽつねんと枯野に佇む狐
稲穂の季節はもうすでに終わっているから旅に出よう
トコトコ トコトコ 彷徨いながら人間に見つからないよう同胞探す
それが今の僕等なのさ

ポツンとひとり 佇む猫は
それをじっと見つめていました
羨むでもなく蔑むでもなくただただそれを自分の目に焼き付けて
いつかは実行しようと

窓の外はカラカラと乾いていてなんだか歩きにくそうだ
それでも奴等がそこで悠々としているのは強いからなのか

ぽつねんと小さな森に佇む狐
枯野はもう見飽きてしまった 
あそこでは同胞さえも見つけることが出来なくてただただ戸惑うだけだった
だから僕はここに来たんだ

ポツンとひとり 佇む猫は
そこでずっとじっとしていました 狐のことが好きだから 
そう言ってしまえばそうかもしれませんがただただ暖かくて気持ちがよかったから
それだけのことだったのです

空っ風がぴゅーぴゅーと吹いてきても僕等は大丈夫です
雨が降り出したら狐が嫁に行って橋渡しをしてくれるから

ぽつねんとそこに佇む狐と猫は
いつもずっと一緒に居ていつかはきっと 


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